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ルーニー・テューンズ: バック・イン・アクション

Looney Tunes: Back in Action



 -監督: Joe Dante
 -脚本: Larry Doyle
 -製作: Allison Abbate, Christopher DeFaria, Bernie Goldmann, Joel Simon, Paula Weinstein

 -翻訳: ジョーゲンセン由美子(吹替)、アンゼたかし(字幕)






概要

ルーニー・テューンズ: バック・イン・アクション 」はルーニー・テューンズを題材にした実写と3Dアニメの合成映画。

客層を特定しづらい内容のためか客足は芳しくなく、米国での興行上の成果は期待外れに終わった。また、その影響から日本での売り込みも寂しい扱いだった。

監督のジョー・ダンテが本作を「アンチ・スペース・ジャム」の企画名で呼んでいたという逸話からも窺えるように、本作は「スペース・ジャム」で見られた世界観や登場人物の個性の破壊が極力避けられ、正統派の長編「ルーニー・テューンズ」に仕上がっている。


あらすじ(WHV公式サイトより引用)

ワーナー・ブラザースが誇るスター、バッグス・バニーの引き立て役を演じることに不満なダフィー・ダックは「自分を主役に!」と社長たちに直談判。しかし、副社長ケイト(ジェナ・エルフマン)によって契約をきられることに。納得のいかないダフィーはスタジオで大暴れ。彼を捕まえようとしたガードマン、D.J.(ブレンダン・フレイザー)までが巻き添えを食らってクビになってしまう。ダフィーはD.J.をからかいながら彼の家に押しかける。そこで彼らを待ち受けていたのは大事件!D.J.の父親であるスパイ映画の人気スター、ダミアン・ドレイク(ティモシー・ダルトン)が誘拐されたのだ。ダミアンは役柄だけでなく実は本物のスパイ。謎の秘宝”ブルー・モンキー・ダイヤモンド”のありかを知っていたため、秘宝を狙う悪徳企業アクメ社の経営者ミスター・チェアマンに監禁されていたのだ。父救出のためにラスベガスに行ったD.J.とダフィーはカジノでダスティー(ヘザー・ロックリア)と接触。秘宝探しの鍵となるトランプを手に入れる。一方ダフィー探しを命じられたケイトはバッグスとともにラスベガスへ行き、D.J.&ダフィーと再会。しかしチェアマンの命令を受けたヨセミテ・サムに追われド派手なカー・チェイスを展開。追撃を逃れた4人は砂漠の真中で”エリア52”という極秘施設に遭遇。そこで地球外生物を世話するマザー(ジョーン・キューザック)に案内されるうちに例のトランプにモナリザの絵が隠されていることが明らかに。4人はパリに飛び、D.J.がトランプをモナリザの絵にかざすとアフリカの地図が現れ、”ブルー・モンキー・ダイヤモンド”の隠し場所が。しかしエルマー・ファッドが襲来。ケイトはチェアマンの部下に捕らえられ、エッフェル塔へ連れ去られる。果たして4人の運命やいかに?



主要キャラクター


ルーニー・テューンズの主役級スターで、ワーナー・ブラザースを代表するウサギ。
相方のダフィーの天性のツキの無さを高く評価しているが、本人からは嫉妬されている。

自惚れ屋で騒がしい黒ガモ。本作では初期のお調子者的な側面も見られる。
バッグスの引き立て役の現状に不満をぶちまけた結果、とうとうワーナーに解雇されてしまう。

  • D.J.ドレイク (演: ブレンダン・フレイザー / 吹き替え: 森川智之)
スタントマン志望の、ワーナー・ブラザースに勤務する警備員。
ダフィーが起こした騒動の巻き添えを喰らって職を追われたのち、ダフィーに付き纏われる。
映像通信で父親がスパイで 現在危機にあることを知り、ラスベガスに向かった。
映画『ハムナプトラ』でブレンダン・フレイザーのスタントを担当したという設定。

  • ケイト・ホートン (演: ジェナ・エルフマン / 吹き替え: 高島雅羅)
ワーナー・ブラザース コメディ部の部長で、年間9億5000万ドルを稼ぐ敏腕社員。
映画の営業的手腕は並外れているが 笑いの本質についてはよく理解していない。
首にしたダフィーを連れ戻すためD.J.を追い、ブルー・モンキーを巡る騒動に巻き込まれる。
名前はキャサリン・ホートン・ヘップバーンに由来する。

  • ミスター・チェアマン (演: スティーブ・マーティン / 吹き替え: 中村秀利)
超巨大企業、アクメ社の会長。おかしな口調で喋る変人。
ジャングルの秘宝“ブルー・モンキー”を使って人間を猿に変え、アクメ社の利益を増やそうと企む。

  • ミスター・スミス (演: ビル・ゴールドバーグ)
チェアマンの忠実な手下の頑健な大男。本編中、声は一度も聞かれない。
演者のビル・ゴールドバーグは元プロレスラー。

  • ダミアン・ドレイク (演: ティモシー・ダルトン / 吹き替え: 小川真司)
D.J.の父親で、数々の映画でスーパ・スパイを演じるワーナーのハリウッド・スター。
実は役柄の中だけでなく本物のスパイだったが、アクメ社の陰謀阻止に失敗して捕まってしまう。
演者のティモシー・ダルトンは、1987年と89年に映画『007』シリーズの主人公でスパイのジェームス・ボンド役を演じていたことからの起用。

  • ダスティ・テイルズ (演: ヘザー・ロックリア / 吹き替え: 伊倉一恵)
影で殺し屋を請け負っている歌手。ドレイクの主演映画の主題歌も担当している。
ラスベガスにやってきたD.J.に、ブルー・モンキーの手掛かりとしてダイヤのクイーンを渡す。


  • マザー (演: ジョーン・キューザック / 吹き替え: 土井美加)
異星人の収容・研究施設のエリア52の科学者。ドレイクとは旧知の仲で、D.J.のことも知っていた。
暗号めいた言葉でブルー・モンキーの秘密を語り、D.J.には特殊機能付きの携帯電話を渡した。
キャラクターのモデルはTVドラマ『The Avengers』に登場する“マザー”。


サブキャラクター(ルーニー・テューンズから)










  • パリの観光客(スリー・ベアーズ) 
    • ヘンリー・ベア (声: 郷里大輔)
    • ジュニア・ベア(声: 梅津秀行)
    • ママ・ベア(声: ?)




詳細内容


  • より詳細・正確な解説は、『 超円盤ゴミblog 』(ふこをさん)2006年8月24日分の記事を参照のこと。

チャプター1. カモは要らん
ワーナーに待遇改善を訴えたダフィーは、ケイトの発案でクビにされる。

  • オープニングアニメ(撮影予定の脚本という設定)で描かれたバッグス、ダフィー、エルマーによる知能戦は、「標的は誰だ」などチャック・ジョーンズによる一連のハンターシリーズの定番ネタを模倣している。なお、マタドールを身につけたバッグスの姿は「オーレ!!は闘牛ウサギ」でのもの。

  • ダフィー・ダックが派手なアクションでワーナーの重役陣(双子の社長と、眼鏡をかけた男性社員達)に自身を売り込むギャグは、「ダフィーはロビンフッド」でのポーキーへの自己アピールを思わせる。


  • バッグス・バニーはニンジンを齧りながら「どったの、センセー?」と発言する、短編作品でお馴染みのスタイルで登場。

  • 別パターンのオープニングとして、ダフィーがワーナー・ブラザースに自身の主演映画(バットマン風の超人に扮したダフィーが、大きな機械に乗って都市部で暴れるエルマー・ファッドを倒すアニメーション)を売り込む内容のものもあったが、実際には使用されなかった。


チャプター2. ダフィーを追え
ダフィーはスタジオで悪あがきを続け、その騒動に関わった警備員のD.J.も首になる。

  • D.J.のスタントシーンはテレビドラマ『Branded』のオープニングから。

  • D.J.が受けたスタントマン採用試験の審査員の1人として、オレンジ色のランニングシャツを着たクラッシャーが登場する。

  • ダフィーの「真実には耐えられまい!」という台詞は、映画『A Few Good Men』(1992年)におけるジャック・ニコルソンの物真似。

  • スタジオ内の様々なコスチュームを着ている集団は、映画『Nikki』(2000年)から。

  • アニメキャラクターは二次元のイラストの中に入れるという設定は、チャプター15のルーブル美術館でも活かされている。なお、イラストの中に入るというギャグは、本家「ルーニー・テューンズ」ではロード・ランナーやコヨーテが披露している。


チャプター3. 招かれざる客
D.J.は父と共同の家に帰るが、ダフィーも着いてきていた。
バッグスはワーナーの食堂でケイトと今後の作品の方向性について話し合う。

  • バッグスとケイトが訪れたワーナーの社食の背景には、近年の表現規制に関して愚痴をこぼしあうポーキー・ピッグ(吃音症)とスピーディー・ゴンザレス(メキシカン)、羊を食べようとするラルフ・ウルフと 彼を止めるサム・シープドッグ、そしてバッグスが女装すると「Hello Ma Baby」を歌いだすミシガン・J・フロッグが登場する。

  • 社食の入口近い席では、ハンナ・バーベラ プロダクションによるアニメシリーズ『スクービー・ドゥー(旧邦題 弱虫クルッパー)』の主人公でアニメキャラクターのシャギーが、実写映画『スクービー・ドゥー』(2002年)でシャギー役を演じた俳優のマシュー・リラードに不満を述べるさまが描かれる。

  • 女性共演者の起用を提案するケイトとバッグスの遣り取りは、「スペース・ジャム」への当て擦りの1つ。なお、会話が行われた食堂にはローラ・バニーのポスター(映画『雨に唄えば(1995年)』、『A Star Is Born(1954年)』、『ブロードウェイのパークレイ夫妻(1949年)』のパロディ)や、ヒューゴとグレムリン(「Falling Hare」)の色紙、チャック・ジョーンズの写真も飾られていた。

  • バッグスが取り出した5つのオスカー像がウサギ型なのは、「What's Cookin' Doc?」からの引用。

  • バッグスがオスカー像とともに取り出したのは、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに実在する、自身の名前が彫られたタイル(勿論レプリカ)。

  • ドレイク家の隣人として、トゥイーティー(D.J.との会話あり)とシルベスター(他のトゥイーティーとの共演作と同様、口数は少ない)の飼い主のグラニーが登場。この3人はのちにアフリカで再登場する。


チャプター4. 救出作戦
映像メッセージで、D.J.は父親が本物のスパイで 現在危機的状況にあることを知る。
D.J.は父親の指示通りラスベガスに車で向かうが、ダフィーも付いてくる。


チャプター5. アクメ社の陰謀
ワーナーがダフィーの重要さを知ったため、ケイトは彼を連れ戻しにドレイク家に向かう。
“ブルー・モンキー”を狙いドレイクを襲ったアクメ社は、ダフィーらの存在を消そうとする。

  • アクメ社が9才児をスニーカー工場で働かせているという設定は、ナイキのスニーカー工場における児童労働の実態を皮肉ったもの。

  • 映像が次々切り替わるアクメ社のモニター画面に、「I Love to Singa」(1936年)からオウル・ジョルソン(梟の少年)の登場場面が数秒流れる。


チャプター6. ラスベガスへ
バッグスとケイトはダフィーらを追ってドレイク家のスパイ・カーでラスベガスに向かう。

  • バッグスが着たスーツは「Long-Haired Hare」(1949年)からの引用。


チャプター7. ダスティ・ショー
D.J.とダフィーはラスベガスのカジノで、メッセージ通り歌手のダスティ・テイルズと会う。
アクメ社から金を掴まされたカジノ経営者のヨセミテ・サムはD.J.らの命を狙う。

  • ダスティ・テイルズショーの司会兼ディーラーとして、フォグホーン・レグホーンが登場する。

  • “ヨセミテ・サムのいかさまカジノ”の経営者として、ヨセミテ・サムが登場する。部下はナスティ・カナスタ(「保安官ドリッパロング・ダフィー」他)とコットンテイル・スミス(バッグス主演作「Super Rabbit」)。


チャプター8. 大暴れ
テイルズから渡されたトランプカードを巡り、D.J.とサムらのカード争奪戦が起きる。

  • ポーカーをしていた客として、バーンヤード・ドッグスパイク&チェスター、チャーリー・ドッグ、ロシアの犬(バッグス主演作「Hare Ribbin'」)、ハム&エクス(ポーキー初登場作「I Haven't Got a Hat」)が登場する。なお、ポーカーをする犬たちの構図は実在の絵画に基づいている。


チャプター9. 本領発揮
争奪戦は店外に移り、カードを持ったD.J.らは偶然ケイトとバッグスの車に乗り込む。
一般道路で始まったカーチェイスの結果、スパイ・カーは“マザー”を目指して宙に飛ぶ。

  • 「キダム」はシラク・ドゥ・ソレイユによる巡回公演劇。リベラッチ・ミュージアムはピアニストのリベラッチを扱った博物館。

  • サムらが奪ったゼッケン24の改造シボレーの運転主役は、自動車レーサーのジェフ・ゴードン。

  • 揺れる車内でサムらが頭を左右にぶつけるギャグは、映画『ロジャー・ラビット』のパロディ。


チャプター10. ガス欠
スパイ・カーが墜落し、D.J.らは砂漠で一夜を明かす。

  • 車中でバッグスがダフィーをヒーローと言ってからかうのは、没になったオープニング(ダフィーがワーナーに売り込んだ映画の脚本内に、バッグスが同様の台詞を述べるくだりがある)に基づく。


チャプター11. 砂漠の嵐作戦
砂漠工作員のコヨーテはアクメ社にD.J.らを始末するよう命じられるが失敗する。

  • 電話の発信音を聞いたワイリーー・コヨーテがロード・ランナーを追う動きを止めた際、画面が一時停止になりコヨーテの学名が字幕表示されるギャグがある。

  • 道に迷った時のバッグスの「やっぱりアルバコイキーで左に曲がっておけば良かった。」というセリフは、他の数々の短編でもバッグスが使用している定番ネタ。


チャプター12. エリア52
砂漠を彷徨っていたD.J.らは偶然エリア52に通じる入り口を発見する。
そこにいた“マザー”は、ブルーモンキーに関して暗号めいた手がかりを与える。


  • 宝石“ブルー・モンキー”は映画『ピンクの豹』(1963年)を始めとするピンク・パンサー シリーズに登場する宝石“ピンク・パンサー”のパロディ。

  • テーブルの上で人間型の宇宙人が研究されているのは、1995年に英国で発表されて話題になった“宇宙人解剖フィルム”のパロディ。

  • 「やつらが来る」と喋る白黒の人間は、映画 『ボディ・スナッチャー恐怖の街』(1957年)のマイルスベネル博士。


チャプター13. ブルー・モンキーの秘密
マザーのビデオで、アクメ社のブルーモンキーを使った陰謀が明らかになる。
D.J.はマザーから特殊機能付きの携帯電話とジェットパックがついたズボンを受け取る。

  • マザーは話した“巨大アリ”は、映画『放射能X』(1953年)への言及。

  • ロボットのロビーは映画『禁断の惑星』(1956年)に登場するキャラクター。

  • 液状化したダフィーを元に戻す場面の原案では、ダフィーが映画『蝿男の恐怖』(1958年)のようにハエと合成されるギャグが描かれる予定だった。

  • ブルー・モンキーの紹介ビデオは映画『The Eye Creatures』(1965年)の空飛ぶ円盤の紹介フィルムを模している。

  • 武器の収納庫は映画『マトリックス』(1999年)から。


チャプター14: 不法エイリアン
マービンが施設内のエイリアン達を解放し、エリア52が壊滅する。

  • マービンはアクメ社からの映像通信を、テレビのように目に映していた。

  • エイリアンらは過去のホラー映画やSF映画に登場したキャラクターを流用している。
    • ギョロ目で青いエイリアン …… 映画 『 宇宙水爆戦 This Island Earth 』(1952年)からメタルナ・ミュータント
    • 潜水帽を被ったゴリラ …… 映画 『 Robot Monster 』(1953年)からロボットモンスター
    • 這う脳 …… 映画 『 顔のない悪魔 Fiend Without a Face 』(1958年)から
    • 「始末セヨ」と喋る機械型エイリアン …… 映画 『 Dr.フーin怪人ダレクの惑星 Dr. Who and the Daleks 』(1965年)からダーレク

  • 上記のモンスターに混ざり アニメのゴッサマーも登場する予定だったが、編集段階でカットされた。

  • 本来はここでダフィーとマービンの争い(バッグスは未介入)が描かれる予定だったが、編集段階でカットされた。


チャプター15: 絵画で追いかけっこ
D.J.らはパリのルーブル美術館でブルーモンキーの隠し場所の地図を撮影する。
バッグスとダフィはアクメ社の工作員のエルマーとカードを巡って絵画の中で争う。

  • エルマーに対するバッグスの「ちょっと先生、35本も(吹替版では“何本も”)共演した仲じゃない」という台詞は、バッグスとエルマーの共演作品への言及。

  • 3人が侵入した絵画は以下。どれも実際のルーヴル美術館には存在しない。
    • 『記憶の固執』(サルバドール・ダリ)
    • 『叫び』(ムンク)
    • 『ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ』(アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック)
    • 『グランド・ジャット島の日曜日の午後』(ジョルジュ・スーラ)

  • パリの憲兵としてペペ・ル・ピューが登場する。台詞は一言のチョイ役だが、エンディングを見る限り当初はもっと出番が多かったらしい(エンディングではペネロッピーの姿も確認可能)。


チャプター16. エッフェル・ジャンプ
アクメ社のスミスは携帯を持ったケイトを誘拐し、D.J.は彼を追う。




チャプター17. 凶暴な工作員
入手した携帯が何の役にも立たなかったアクメ社は、タズマニアン・デビルを送り出す。


  • アクメ社の重役室で登場した不気味な科学者のモデルはピータ・ローレ。氏を模したキャラクターは「ルーニー・テューンズ」の様々な作品に登場する。


チャプター18. サルの聖域
ブルーモンキーを探してアフリカのジャングルを進んでいたD.Jらは、グラニーたちと遭遇する。
一行はグラニーの象に乗り、ブルーモンキーの神殿まで送り届けてもらう。

  • D.J.一行がジャングルを進むシーンでは、当初バッグスが「宇宙戦士!ヨセミテ・サム」のように耳を使って飛ぶギャグもあったが編集段階で変更された。

  • トゥイーティーのルーツと思われる、南国的な様々な色の小鳥たちが登場。

  • アフリカの民族衣装を着たトゥイーティーの「自由を勝ち取れ!」という台詞は、映画『遠い夜明け』(1987年)から。

  • モンキー・ビレッジに仕掛けられた罠の数々は、映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年)からの引用。


チャプター19. ひと皮むけば…
グラニー、シルベスタ、トゥイーティーは、チェアマン、スミス、タズの変装だった。
一行は分解銃でアクメ社に転送され、D.J.は父のためブルーモンキーをチェアマンに渡す。

  • D.J.に対するダミアン・ドレイクの「心の目で見ろ」という台詞は、映画『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(1980年)から。

  • チェアマンの第三の変装姿として、マイケル・ジョーダンが登場。映像は「スペース・ジャム」の使いまわし。


  • タズマニアン・シーデビルが意外な形で登場する。

  • 別パターンのエンディングとして、このジャングルでD.J.がブルー・モンキーを使用して全てを解決する内容のものも撮影されたが、完成版には使用されなかった。なお、この未使用版のエンディングには ブルー・モンキーの力でバッグスが正式にデビューする前のデザイン(1939年「Hare-um Scare-um」の白ウサギ)や原始ウサギ(「マッド・バッグス」)に変えられるギャグも描かれている。


チャプター20. 犬が欲しかった
ダフィーとバッグスはブルーモンキーを衛星に仕掛けに行ったマービンを追う。
ケイトとD.J.は巨大番犬ロボと戦い、線路に縛られたドレイクを救出しようとする。

  • マービンの乗る宇宙船は「ルーニー・テューンズ」でもお馴染みの“火星 虫けら号”。

  • ダフィーに奪われた宇宙船の整備士として、インスタント火星人がカメオ出演する。

  • バッグスの台詞、ライトセーバーでの戦い、マービンの台詞(原語版、次チャプター)は映画『スター・ウォーズ』から。


チャプター21. ヒーロー誕生
ダフィーはダック・ドジャースとなり、マービンに立ち向かう。

  • ダック・ドジャースは「ダフィー・ウォーズ」でダフィーが演じた役柄。

  • ダフィーが宇宙船を一度アクメ社の看板にぶつけるギャグは、映画『フラッシュ・ゴードン』(1980年)から。


チャプター22. おしまい
万事解決。

  • 列車の爆発シーンは映画『逃亡者/The Fugitive』(1993年)、若しくはアニメ映画『Anastasia』(1997年)のパロディ。


  • ダフィーは本作の上映後 実際に下記作品で主役を張っているため、これらの作品に本作のラストが関与していると深読みすると興味深い。
    • TVシリーズ「ダック・ドジャース」シーズン2, 3(2004, 2005)
    • OVA「Bah, Humduck! A Looney Tunes Christmas」(2006)




備考

1. 関連作品
  • 本作の上映に合わせてルーニー・テューンズの劇場用短編が5本制作されたが、映画の興行上の失敗を受けて実際には放映されなかった。これらの作品のうち多くが映画の要素を部分的に取り入れているのが特徴。
    • Museum Scream(シルベスター&トゥイーティー)…舞台は博物館
    • Hare and Loathing in Las Vegas(バッグス&サム)…舞台はラスベガス
    • Attack of the Drones(ダフィー&ポーキー&マービン)…ダック・ドジャース
    • Cock-A-Doodle Duel(フォグホーン・レグホーン)…歌声対決
    • My Generation G-G-Gap(ポーキー・ピッグ)…ホームコメディ

  • なお、上記タイトルと同じスタイルで制作された「コヨーテ様は魔法使い」は、ウォール・マートの店内で放送された。


2. その他
  • 企画の立ち上げ当初は、「 Spy Jam 」のタイトルでジャッキー・チェーンとルーニー・キャラクターが共演するという内容も案に上がっていた。

  • オープニングとエンディングはそれぞれ別のパターン(ダフィーが自分の主演映画の脚本を売り込む導入と、アフリカでD.J.がブルー・モンキーを使用する結末)も用意されたが、実際には使われなかった。また、ケイトとD.J.のロマンスシーンやエリア52でのモンスター襲撃シーンは、完成版のフィルムでは大幅にカットされている。




収録状況


1. VHS(字幕/吹き替え)

2. DVD
  • 映像特典
    • ルーニー・テューンズの裏側(約9分) - スタッフ・出演者インタビュー
    • バン!グシャ!ドカーン!(約7分) - 撮影風景
    • 未公開シーン集(約11分)
    • 短編:コヨーテ様は魔法使い
    • オリジナル劇場予告編
    • ルーニー・テューンズ予告編集 - 本国版DVD(Looney Tunes Golden Collection)の宣伝

  • 「マイ・コンピュータ」(コンピュータ)からの再生で、より多くの未公開場面(原語)が視聴可能。









最終更新


キャラクター(2012/02/14)

作品(2012/05/05)

その他