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Taz-Mania



(「Taz-Mania」オープニング)

  Taz-Mania は、ワーナー・ブラザース配給のテレビアニメシリーズで、「ルーニー・テューンズ」第2作目のスピンオフ。

 米国では1991年から1995年まで、1シーズン全65話がFoxで放送された。(日本未放送)

 30分枠番組で、1話あたりの作品数と時間配分は回によって異なる。


番組内容

ストーリー

 黄色の空にヤシの木が生い茂る熱帯の小島“タズマニアン島”(Tazmanian Island)にて、タズとその仲間達が様々な騒動を繰り広げるドタバタアニメ。

 ルーニー・テューンズの名物キャラ:タズマニアン・デビルのスピンオフ。

キャラクター

1. タズ一家
 タズとその家族。大きな洞窟(内装は一般家庭風)の中で仲良く暮らしている。

タズマニアン・デビル (通称 タズ )/Tasmanian Devil(声:ジム・カミングス)
 本番組のメインキャラクターで、竜巻回転と大食いの特技を持つ猛獣。クラシック短編ではバッグス・バニーを狙う大人のケモノとして登場したが、本作では半文明社会に暮らす野生児という設定。森の動物達から恐れられる一方、家族やレギュラーキャラとは普通の人間関係を築いてもいる。普段は意味不明の鳴き声と片言の台詞でしか喋らないが、時に画面の外の視聴者に向かって流暢な口調で語りかけることもある。
 苦手なものは水(「Taz hate water.」が定番の台詞)。好物は卵。趣味はボトルキャップ及びコミックブックの蒐集と、ビデオゲーム。18才(?)。

Hugh the Tasmanian Devil (声:モーリス・ラマーシュ)
 タズの父。冴えない風貌で庶民臭い、落ち着き払った性格の持ち主。モデルはマルチエンターテイナーのビング・クロスビーだといい、そのためか画面に登場するとトークショー風に拍手と歓声が(画面の外から)湧くことがある。好物はオレンジジュース。
 弟の Drew (タズの叔父、モデルはボブ・ホープ)とドライブに出ると必ず何らかの陰謀に巻き込まれる。

Jean the Tasmanian Devil (声:ミリアム・フリン)
 タズの母。明るい性格で家事が得意。Hugh同様、細かいことには拘らない性格。

Molly the Tasmanian Devil (声:ケリー・マーティン)
 タズの妹。タズとはよく衝突するが、本当は仲が良い。アイドルグループNew Chipsのファン。12歳(?)。

Jake the Tasmanian Devil (声:デビ・デリーベリー)
 タズの弟。まだ幼いが元気一杯。タズもJakeの前では良い兄でいようとする。4才(?)。

Dog the Turtle
 ペットの亀。タズに拾われる前は犬の村に住んでいたので、まるで子犬のように振舞う。

2. タズマニア島の住民
 個性派揃いの脇役たち。本作のタズはどちらかというと巻き込まれ型。

Daniel and Timothy Platypus (声:モーリス・ラマーシュ&ロブ・ポールセン)
 タズの友人で発明好きなカモノハシの兄弟。眼鏡をかけている方がTimothy。涼しい顔で危険な発明品を操るお騒がせ者。

Didgeri Dingo (声:ロブ・ポールセン)
 トレジャーハンターのディンゴ。利己的な性格で人(タズ)を操るのが得意。タズとは幼馴染らしいが、彼を危ない目に遭わせることに躊躇はない。

Bull and Axl (声:ジョン・アスティン&ロブ・ポールセン)
 探検家のワニたち。しっかり者で背が低いのがBull、粗忽者で背が高いのがAxl。多様な罠でタズを狙うが、いつも失敗に終わっている。

Bushwhacker Bob (声:ジム・カミングス)
 離島にホテル「Tasmania」を構える中年男性。強欲で人使いが荒い。タズをホテルの見世物として雇い入れたのち、ボーイとして働かせる。

Mum (声:ロザリン・ランドー)
 Bobの母親。息子と違って常識人。威張り屋のBobも彼女にだけは頭が上がらない。

Mr Thickly (声:ダン・カステラネタ)
 ホテル「Tasmania」で働くワラビー。ホテルの外でも活躍し、たまに傍迷惑な思い付きを実行してはタズを巻き込む。

Constance Koala (声:ロザリン・ランドー)
 ホテル「Tasmania」でメイドを務めるコアラ。おっとりした性格だが巨体で力も強い。タズのガールフレンド?

Francis X. Bushlad (声:ロブ・ポールセン)
 タズマニアン島に暮らす原住民の子供。白肌で茶髪(部族の面々はアメリカの政治家風)。成人の儀の課題にタズの生け捕りを選んだほどの自信家だが、目的を達成する兆しはない。
 バッグス・バニー短編の「Easter Yeggs」に登場した子供と顔が同じ。

Wendal T. Wolf (声:ジム・カミングス)
 哀れっぽい姿の小柄な狼。友人を作りたがり、タズに付き纏うが、当のタズからは快く思われていない。

Buddy Boar (声:ジム・カミングス)
 ヤッピー風のピンクの猪。タズのお兄さん的存在。赤い携帯電話を持っている。

The Bushrats (声:?)
 ジャングルに住むネズミたち。ピンクやグリーンのといったカラフルな肌に腰ミノを纏う。部族の間だけで通じる独自の言語で喋るため、台詞の意味は字幕で表示される。

Kiwi
 ヒヨコのような見た目の貴重な鳥。ロード・ランナー並に俊足で喋らない。
 登場話は大抵ロード・ランナー作品かトゥイーティー作品のパロディになる。

Willie Wombat (声:)
 フレンドリーな性格のウォンバット。“穴の中に住む落ち着き払った獲物”という点ではバッグス・バニーと同じ性質のキャラクターだが、負け知らずという個性も一致していたのは初登場時だけ(後に行くにつれ扱いが悪くなる)。
 彼が出演する三部作ではバッグス&タズ作品を初めとするクラシック短編のパロディネタが盛り込まれる。



エピソード

  1. The Dog the Turtle Story
  2. Like Father, Like Son / Frights of Passage
  3. War & Pieces / Airbourne Airhead
  4. It's No Picnic / Kee-Wee ala King
  5. A Devil of a Job
  6. Battling Bushrats / Devil in the Deep Blue Sea
  7. Woeful Wolf
  8. Devil with the Violet Dress On / Kidnapped Koala
  9. In the Mist / Toothache Taz
  10. Here Kitty, Kitty, Kitty / Enter the Devil
  11. Bewitched Bob
  12. Instant Replay / Taz and the Pterodactyl
  13. Pup Goes the Wendal / I'm Okay, You're Taz
  14. Comic Madness / Blunders Never Cease
  15. Mall Wrecked / A Dingo's Guide to Magic
  16. Road to Taz-Mania
  17. Boys Just Wanna Have Fun / Unhappy Together
  18. The Amazing Shrinking Taz and Co.
  19. Oh, Brother / Taz Babies
  20. Taz-Manian Theatre / The Bushrats Must Be Crazy
  21. Jake's Big Date / Taz Live
  22. The Outer Taz-Manian Zone / Here Kitty, Kitty Part II
  23. Taz-Mania's Funniest Home Videos / Bottle Cap Blues
  24. Heartbreak Taz / Just Be 'Cuz
  25. Sidekicked / Gone With the Windbag
  26. The Return of the Road to Taz-Mania Strikes Back
  27. Taz Like Dingo
  28. The Pied Piper of Taz-Mania / The Treasure of the Burnt Sienna
  29. Not a Shadow of a Doubt / Nursemaid Taz
  30. Home Dispair / Take All of Me
  31. Bird-Brained Beast / Ready, Willing, Unable
  32. We'll Always Have Taz-Mania / Moments You've Missed
  33. Food for Thought / Gone to Pieces
  34. A Midsummer Night's Scream / Astro Taz
  35. Driving Mr. Taz / Mean Bear / Taz Museum
  36. Ticket Taker Taz / Taz Squared
  37. Taz-Manian Lullaby / Deer Taz / A Taz-Manian Moment
  38. Hypno-Tazed / Mum's n' Taz
  39. Kee-Wee Cornered / But Is It Taz?
  40. Wacky Wombat / Molly's Folly
  41. Mutton for Nothing / Dr. Wendal and Mr. Taz
  42. The Man from M.A.R.S / Friends for Strife
  43. Merit Badgered
  44. Antenna Dilemma / Autograph Pound
  45. A Young Taz's Fancy / A Flea for You
  46. No Time for Christmas
  47. Taz-Mania Confidential / The Platypi Psonic Psensation Psimulator
  48. The Not So Gladiators / One Ring Taz
  49. The Thing That Ate The Outback / Because It's There
  50. Of Bushrats and Hugh
  51. Never Cry Taz / Bully for Bull
  52. Retakes Not Included / Pledge Dredge
  53. Bushlad's Lament / The Taz-Mania Comedy Institute
  54. The Taz Story Primer / Ask Taz
  55. Willie Wombat's Deja Boo Boo / To Catch a Taz
  56. It's a Taz's Life / Gee, Bull!
  57. Taz in Kee-Wee Land / Struck for Bucks / A Philosophical Taz Moment
  58. Yet Another Road to Taz-Mania
  59. Bad Luck Bottlecap / A Story With a Moral
  60. Devil Indemnity
  61. Taz and the Emu Egg / Willie Wombat's Last Stand / K-Taz Commercial
  62. Feed a Cold / Sidekick for a Day
  63. Platypi on Film / One Saturday in Taz-Mania
  64. Doubting Dingo / Sub Commander Taz
  65. The Origin of the Beginning of the Incredible Taz-Man / Francis Takes a Stand


備考

スタッフ

クリエイター
 Art Vitello

ディレクター  
 Keith Baxter
 Gary Hartle
 Leonard Robinson
 Doug McCarthy

エグゼクティブプロデューサー
 ジーン・マッカーディー
 トム・ルーガー

プロデューサー
 Art Vitello

ルーニー・テューンズとの関連

1. ゲストキャラ

フォグホーン・レグホーン (#25-B)
 ホテル「Taz-Mania」の宿泊客として登場。重要客のF.H.レグホーンと誤解され、手厚い歓待を受けた。専属のボーイに指定されたタズは何度も笛で呼び出され扱き使われることになる。

サム・シープドッグ (#41-A)
 短編そのままの役回りで登場。ただし本作で相手にしたのはラルフ(※劇中の呼び名は「That Coyote」)ではなくタズ。オフ時のサムの印象がやや若々しい(よく笑いよく喋る)点を除いて、物語自体はサム&ラルフシリーズの忠実なパロディになっている。

マービン・ザ・マーシャン (#42-A)
 火星からバカンスにやってきた宇宙人として登場。ラジオのジョークニュース(『宇宙戦争』のパロディ)を真に受けたタズから侵略者と誤解され、様々な妨害を受ける羽目になる。珍しくヘルメットを脱ぐ場面があった。

バッグス・バニー ダフィー・ダック (#5:カメオ)
 ジープの運転手として底なし沼から登場。ダフィーの台詞によると、またバッグスがアルバカーキー(台詞ではアルバコイキー)で道を間違えたという。

ロード・ランナー (#12-A:カメオ)
 路上に脈絡なく登場。「ミッミッ」と鳴いて疾走していたところをタズに捕まり、あわや食べられそうになる。
 なお、この話自体「ロード・ランナーの冒険」のある種のパロディになっている。

ワイリー・コヨーテ (#35-C:カメオ)
 カートゥーンに纏わる品々を集めたミュージアムに登場。
 登場までの流れは まず「命がけのクイズ・ショー」に使われたという岩が紹介された後、「To Beep or Not to Beep」(1963年)に出てきた岩と、その下のワイリー・コヨーテが画面に映されるというもの。

2. ゲストキャラ(言及・二次的出演)

3. その他
  • アクメ社の商品や系列企業が頻繁に登場する。
  • タズの登場場面で「デビル参上」の冒頭ネタ(森中の動物達が逃げ惑う)がよく使われる。
  • 同時期の『アニマニアックス』ほどではないが、本作にも番組=芝居(キャラクター=演者)という大前提があり、この設定が表に出る時はBGMが「The Merry-Go-Round Broke Down」(ルーニー・テューンズのテーマ)に切り替わる。
  • タズが『タイニー・トゥーン』のコミックブックを読んでいる(#14-B)。
  • タズが「Looney Tunes」と書かれたランチボックスを持参する(#4-B)。
  • 怖い話で息子達を怖がらせるヒューの影が「オペラ座の狩人」冒頭のエルマー風になる(#17-A)。
  • #19-Aに登場するゴリラとチンパンジーの兄弟は、シルベスターシルベスターJr.、またはスパイク&チェスターのような掛け合いをする。
  • フランシスの友人としてエッグヘッドJr.を擬人化したような少年:Eggaが登場する(#24-B)。
  • シリーズで唯一タズの音感設定を取り扱う#37-Aは、ダフィーをフランシスに置き換えた「ダック対デビル」のパロディ篇になっている。

収録状況

VHS
 1993年刊(米国)。全-巻で一部作品のみ収録。

DVD
 2010年刊(ヨーロッパ)。全1巻で#1~4を収録。

その他

前後のスピンオフ
 前: タイニー・トゥーン アドベンチャーズ(1990年~1992年)
 後: シルベスター&トゥイーティー ミステリー(1995年~2000年)






最終更新


キャラクター(2012/02/14)

作品(2012/05/05)

その他