The Scarlet Pumpernickel
監督: Charles M. Jones
脚本: Michael Maltese
発表: 1950年3月4日
L/M: Looney Tunes
脚本: Michael Maltese
発表: 1950年3月4日
L/M: Looney Tunes
あらすじ
ハリウッド、ワーナー・ブラザース スタジオにて。会社重役の
J.L.
に大声で待遇改善を訴えているのは、ドタバタコメディに嫌気がさした
ダフィー・ダック
。ダフィーはシリアスな役どころを求めて延々とわめき続け、J.L.に口を挟ませる間もなく、自分の背丈ほどある持ち込み原稿を読み始める--。(以下、台本の内容)
昔々(「いい出だしだ」by.ダフィー・ダック)、ある国に
スカーレット・パンパニケル
(ダフィー・ダック)という赤覆面の追い剥ぎがいた。騎馬隊の追跡も易々とかわすパンパニケルに手をやいた
侍従長
(ポーキー・ピッグ)は、自分の娘
メリッサ嬢
を
太閤
(シルベスター)に差し出すことで、パンパニケルを誘き出そうと考える。そして迎えた太閤とメリッサ嬢の結婚式前夜。沢山の見張りの目が張り巡らされた城下町の宿屋に、ある一人の紳士が現れ……。
収録状況
1. DVD
- ルーニー・テューンズコレクション【ダフィー&ポーキー】
- 《特典》音声解説(マイケル・バリアー)、ミュージック・トラック
2. 1コインDVD
- ルーニー・テューンズコレクション【まねっこしよう!編】
3. DVD(パブリックドメイン)
- ルーニー・テューンズ DVD BOX (宝島社) ※字幕
- ルーニー・テューンズ Vol.2 (株式会社トーン) ※独自吹替え版
登場キャラクター
- ダフィー・ダック(ワーナー・ブラザースの俳優)
- J.L.(ワーナー・ブラザースの幹部)
備考
1. 作品内容
- ワーナー・スタジオにおけるダフィーとJ.L.の会話場面と、ダフィーの持ち込み原稿「スカーレット・パンパニケル」の再現場面の2場面からなる入れ子構造作品。「パンパニケル」パートにはクラシック短編としては最大級のルーニー・キャラクターが登場しており(※トゥイーティーやフォグホーンなど他監督の専属キャラや、またバッグス・バニーは未登場)、ダフィーが主演作品に求める格の高さが窺い知れる。
- クレプレフとははワンタンのような食べ物で、安息日のパーティなどで食される。
- 1994年、「The 50 Greatest Cartoons」(ジュリー・ベック主宰のアニメ関係者による傑作アニメ投票)第34位獲得。
2. パロディ
- タイトルとキャラクターは1905年に出版されたイギリス小説『紅はこべ/The Scarlet Pimpernel』のパロディ(パンパニケルとはライ麦入りの黒パンのことなので、スカーレット・パンパニケルとは即ち「紅色のライ麦入りの黒パン」)。また、パンパニケルの衣装には1919年発表のアメリカ小説『怪傑ゾロ/The Mark of Zorro』の影響も見て取れる。
- パンパニケルとしてのダフィーの振る舞いは、1938年の映画『ロビンフッドの冒険/The Adventures Of Robin Hood』におけるエロール・フリンを意識したもの。
3. キャラクター
- ダフィーのペンネーム「ダフィー・デュマス・ダック(Daffy Dumas Duck)」は、『三銃士』などで有名なフランスの小説家アレクサンドル・デュマ(大デュマ)に因んだものと思われる。
- ダフィーの相手をするワーナー・ブラザース重役「J.L.」(姿は未登場)の名は、ワーナー・ブラザースの創設者の1人でもある、ジャック・L・ワーナーの頭文字と同じ。
- 本作はシルベスターが「人間」の役回りで登場した唯一の作品に当たる(チャック・ジョーンズ作品で言葉を喋ったのも本作が初めて)。
- ママ・ベア(本作が最終出演作品になった)とヘンリー・ホーク(ロバート・マッキンソン作品で有名だが、元々はチャック・ジョーンズが創造したキャラクター)は台詞なし。また、脇役で台詞が一言しかないエルマー・ファッドについては、いつものアーサー・Q・ブライアンではなく他キャラクターと同じメル・ブランクが声をあてている。
- メリッサ・ダックはその後スピンオフ作品『ベビー・ルーニー・テューンズ』の幼児キャラクターにも抜擢された。
4. 台詞
【1】高所からの着地に失敗して一言
パンパニケル :どうして?エロールはこけないのに…(That's funny. That never happens to Errol Flynn.)
☆ 映画『ロビンフッドの冒険』には、エロール・フリン演じるロビンフッドが蔦から格好良く着地する場面がある。
【1】高所からの着地に失敗して一言
パンパニケル :どうして?エロールはこけないのに…(That's funny. That never happens to Errol Flynn.)
☆ 映画『ロビンフッドの冒険』には、エロール・フリン演じるロビンフッドが蔦から格好良く着地する場面がある。
【2】遂に対面した2人のフェンシング対決場面
パンパニケル :En garde!
太閤 :Riposte!
パンパニケル :カ・フェ・オレ!
太閤 :シャン・ゼ・リゼ!
☆ 「En garde!」と「Riposte!」まではフェンシングの掛け声(フランス語)。残りはフランス名物。
パンパニケル :En garde!
太閤 :Riposte!
パンパニケル :カ・フェ・オレ!
太閤 :シャン・ゼ・リゼ!
☆ 「En garde!」と「Riposte!」まではフェンシングの掛け声(フランス語)。残りはフランス名物。
5. 関連作品
- ダック・ドジャース
- #20-A. 怪傑ゼロ 参上!/The Mark of Xero
このwikiの更新情報RSS