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ルーニー・テューンズ

Looney Tunes、Merrie Melodies


  ルーニー・テューンズ (Looney Tunes)と メリー・メロディーズ (Merrie Melodies)は、ワーナー・ブラザース製作のアニメーションシリーズ。両シリーズは1本当たり6~7分のショートフィルム(一般映画のフィルム架け替えや巻き戻しの間を繋ぐ目的で制作された短編映画)として配給され、1930年から1969年までアメリカ合衆国の各地で上映された。


歴史

 ワーナーのアニメーション(カートゥーン)映画製作は1930年より、レオン・シュレジンガー(Leon Schlesinger)所有の独立スタジオの下で開始された。シュレジンガーのパシフィック・アート・アンド・タイトル社はワーナーの映画のタイトルやサイレント映画の字幕などを製作していたが、ヒュー・ハーマン(Hugh Harman)とルドルフ・アイジング(Rudolf Ising)というディズニー出身の有能なアニメーターを社外から招き、カートゥーン製作に乗り出した。彼らはジャズを使って過激なギャグ(この後のヘイズ・コード適用後は不可能になった)を交え、黒人少年ボスコを主役にした『ルーニー・テューンズ』(Looney Tunes)、および『メリー・メロディーズ』(Merrie Melodies)などのヒットシリーズを作り上げた。1933年にハーマンとアイジングが製作環境や契約でもめてシュレジンガーのもとを去った後はジャック・キング(Jack King)やフリッツ・フリーレング(Friz Freleng)らが白人少年バディを主役にカートゥーン映画を作り続けた。やがて漫画家志望の青年テックス・アヴェリー(Tex Avery)が加わりターマイト・テラス(Termite Terrace)という小さなスタジオをシュレジンガーから任されると、ターマイト・テラスは数々の過激なアニメーションを製作し、バッグス・バニーやダフィー・ダック、トゥイーティーなどなど現在知られる人気キャラクターが次々と生み出された。シュレジンガーのアニメーション会社は1944年にワーナー本体に買収され、以後バッグス・バニーやダフィー・ダックはワーナーのイメージキャラクターとなるにいたっている。(Wikipedia「ワーナー・ブラザーズ」より引用)


主なキャラクター

 全てのキャラクターはワーナー・ブラザース所属のアニメ俳優と設定されており、多くの作品は台本に基づくキャラクターの芝居(とアドリブ)から成り立っている。

 各人の詳細は登場キャラクターの項を参照のこと。

バッグス・バニー Bugs Bunny
 人を食った態度のクールな野ウサギ。好物のニンジンを齧りながらの「 What's up, Doc? (どったの、センセー?)」という決め台詞でお馴染み。なぜだか騒動に巻き込まれやすいが、ハンターやギャング、猛銃に火星人など、一癖も二癖もある外敵を相手に連勝を続けている。主な得意技はキス、変装(特に女装)、オーバーな演技を加えた死んだふり。普段は穴の脇にポストを立てた地下深くの住居で、人間さながらの平穏な生活を送っている。休暇を作ると地面に潜って遠く離れた休養地までバカンスに出かけるが、方向音痴でいつも目的国を間違えてしまうのが欠点。
 1941年、テックス・アヴェリーの『 The Wild Hare 』でデビュー。登場当初は愚鈍な敵役をからかい自惚れた毒舌を浴びせる「動」のキャラクターだったが、外敵のバリエーションが増えるに従い、謙虚な振る舞いで巧妙に身をかわす「静」の芸風を兼ね備えるようになった。

エルマー・ファッド Elmer Fudd
 ベビーフェイスが特徴的な、丸頭のハンター。純粋な子供がそのまま大きくなったような人物で、「いかえウハギ」ことバッグスを相手に子供じみた残忍性を見せたかと思うと、バッグスの策略にはまり心から反省して涙を流すなど、一貫性の無い愚鈍さを見せる。適度に小心で短気な性質は凡庸性が高く、ハンター役以外での出番も多い。
 1940年、チャック・ジョーンズの『 Elmer's Candid Camera 』でデビュー。原型となったのはテックス・アヴェリーのエッグヘッドというキャラだが、エルマーの性格に面影は残っていない。


ダフィー・ダック Daffy Duck
 騒々しい口調で喋りたくる傍迷惑な黒ガモ。虚実入り混じった一方的な口撃はペテン師はだしで、場合によっては温厚なポーキーをも激怒させるほど。諦めを知らない強欲さや他人の犠牲を厭わない臆病さを除いて誇れる物は何一つないが、自己顕示欲とスターとしての自負(自惚れ)は誰よりも強い。人気者のバッグスには一方的な敵愾心を燃やしているが、人気を取っても知恵比べをしても到底適う相手では無い。
 1938年、テックス・アヴェリーの『 Porky's Duck Hunt 』でデビュー。登場当初はクレイジーな笑い声で騒ぎまくるトリックスターとして活躍し、すぐにポーキーを追い抜くほどの出世ぶりを見せた。しかしバッグスと対比され、皮肉屋でトチりやすい一面が拡大されるにつれ、空回りしてばかりの敗者役が板に付いてしまった。
 スピンオフシリーズの主演作に『ダック・ドジャース』(2003-2005年)がある。

ポーキー・ピッグ Porky Pig
 温厚でお人良しな吃音症のブタ。ダフィーやその他のキャラクターのせいで、望みもしないのにハチャメチャな環境に置かれる不運な人物。普段は大人しいだけに怒ると凄味がある。初期は多くの作品のエンドカードに登場し「 こ、こ、これでおしまい! (Th-Th-Th-That's all follks!)」と告げた。
 1938年、フリッツ・フレレングの『I Haven't Got a Hat』でデビュー。多くの監督の手で個性が拡大され、ルーニー初のメジャーキャラとなった。ダフィーやバッグスが生まれてからは彼らの人気の影に隠れてしまったが、“ドモリ”以外の個性を自在に変えることで最後まで生き延びた。
 スピンオフシリーズの準主演作に『ダック・ドジャース』がある。


シルベスター Sylvester Cat
 性懲りもなく生きた獲物に手を出す、本能に忠実な成猫。時には重兵器や計画書をも使ってトゥイーティー、またはスピーディーらを狙うが、自分より賢い小動物が相手の悪巧みは必ず失敗に終わる。労を惜しまない挑戦心は狩猟以外に向けられることなく、普段は眠る(家猫の場合)かゴミを漁る(野良猫の場合)などの怠惰な生活を送る。苦手な物は犬(特にブルドッグ)、人間(特にグラニー)、巨大ネズミ(=カンガルーの子供)、そして幽霊。特にポーキーの飼い猫として登場した時は言葉を喋れない臆病な子猫として、殺人ネズミや木星人の影にブルブル震えながらポーキーを庇うことになる。
 1945年、フリッツ・フレレングの『 Life with Feathers 』でデビュー。初期は監督により個性が分裂気味だったが、最初の案に収束する形で落ち付いた。単独の活躍より共演相手を定めたシリーズ物をこなすことが多い。
 スピンオフシリーズの主演作に『シルベスター&トゥイーティー ミステリー』(1995-2002年)がある。

トゥイーティー Tweety Pie
 舌たらずな口調が愛くるしい、長い睫毛の黄色いカナリヤ。自身が「 ネコたん (Puddy Tat)」と呼ぶシルベスターに幾度となく狙われているが、そのたび危険を回避する賢さと、反激のためには手段を選ばない防衛本能を持っている。性別はオス。
 1948年、ボブ・クランペットの『 A Tale Of Two Kitties 』でデビュー。クランペット作品では野生のハトのヒナとして登場していたが、フレレング作品でシルベスターと組んでからはカナリヤへと変わった。

スピーディー・ゴンザレス Speedy Gonzales
 メキシカンスタイルに身を包んだ、俊足の東洋系ネズミ。メキシコネズミ界のヒーロー的存在で、仲間のピンチを聞くと「アリーバ×2、アンドレ×2、イーハー×2」の掛け声とともに即座に現場へと駆けつける。対戦相手は食料を守る“番猫”のシルベスターから、ソンブレロをかぶった野良猫やカラス、感情的な悪役と化した末期ダフィーなど様々だが、ロード・ランナーに負けず劣らずの奇跡の両足は終始余裕を崩さないまま事態を解決に導く。
 1953年、ロバート・マッキンソンの『 Cat-Tails for Two 』でデビュー。初めは出っ歯の東洋人風スタイルだったが、2年後フレレングが愛らしいデザインに変えレギュラー化させる。ワーナー・ブラザースのアニメスタジオが閉じた60年代からは飛躍的に出番が増えた。1999年にはメキシコネズミ(スピーディーの仲間たち)が怠惰な酒飲みなのは民族差別との指摘で米テレビ放送自粛の憂き目にも遭ったが、ラテン系市民らの支持も受けたため2002年にカムバックした。


ワイリー・コヨーテ Wile E. Coyote
 南西部の荒野に暮らす空腹のコヨーテ。多様な学名で知られる。ロード・ランナーの捕獲を夢見る寡黙な作略家で、満ち溢れるアイディアと通販で購入したアクメ社製品で、毎回様々な作戦を実行する。計画は常に失敗に終わるが、度重なる自滅に挫けないコヨーテの姿は視聴者の同情を誘う。バッグス・バニーを獲物に定めた時は、自分の賢さを鼻に掛ける饒舌なインテリとして登場。
 1951年、チャック・ジョーンズの『コヨーテ怒りのダッシュ/Fast And Furry-Ous』でデビュー。監督が交代した末期の作品を除き、シリーズは安定したマンネリズムで高水準を保った。類似キャラクターとして赤鼻の狼;ラルフ・ウルフがいるが、ラルフとコヨーテは別のキャラクターである。

ロード・ランナー Road Runner
 南西部のハイウェイを超音速で駆け抜ける陸鳥。多様な学名で知られる。「 ミッミッ (Beep, Beep!)」というクラクションのような声で鳴き、時に楽しげに舌を出して見せてはコヨーテを発奮させる。ロード・ランナーの前では重力の法則も通用せず、どのような困難でもたちどころに乗り越えてしまう。稀に言葉を書いたプラカードで意見を提示する。
 1951年、チャック・ジョーンズの『コヨーテ怒りのダッシュ/Fast And Furry-Ous』でデビュー。鳴き声の音源には作画スタッフによるクラクションの口真似が繰り返し使われた。


フォグホーン・レグホーン Foghorn Leghorn
 威勢の良さと口数の多さでは右に出る者のいない、図体の大きな喧しい雄鶏。田舎にいそうな名物おじさんを抽象化したようなキャラクターで、お節介で子供好きな性分だが、当の子供(ヘンリー・ホーク)には煙たがられている。悪戯好きな子供じみた一面もあり、バーンヤード・ドッグとは日々仕様もない攻防を繰り返している。口癖は「おい、そりゃお前」。
 1946年、ロバート・マッキンソンの『 Walky Talky Hawky 』でデビュー。片田舎を舞台にした登場シリーズは特に中西部でヒットしたという。

バーンヤード・ドッグ Barnyard Dawg
 農場の犬小屋に繋がれている番犬。フォグホーンとは悪戯合戦を繰り広げる仲だが、共通の敵には共同戦線を張るなど、本心からいがみ合っているわけではない様子。どちらかといえば分別はある方だが、エスカレートするとそうでもなくなる。
 1946年、ロバート・マッキンソンの『 Walky Talky Hawky 』でデビュー。 シリーズ中1度も呼ばれなかった正式名称は“George P. Dog”。ただしフォグホーンが登場しない作品では複数の別名で呼ばれたこともある。

ヘンリー・ホーク Henery Hawk
 しかめっ面で鶏狩りにやってくる、身の程知らずな鷹の少年。“鶏食いの鷹”(チキンホーク)を自称しフォグホーンを狙うが、そこは子供で、フォグホーンのホラを信じ込む他愛のない性格。何かと自分に構いたがる両親やフォグホーンには辟易している。  
 1942年、チャック・ジョーンズの『 The Squawkin' Hawk 』でデビュー。ロバート・マッキンソンに個性を見出され、4年後、フォグホーンのデビュー作において共演相手の座を掴む。


ペペ・ル・ピュー Pepe Le Pew
 ナルシストでロマンチストな好色スカンク。パリ在住で疑似フランス語を喋る。尾の先からは常に悪臭を振りまいているにも関わらず、メスを見るたび口説くと同時に交際を始めようとする。そのうえ、主にターゲットになるメスは背に白ペンキが付いた黒猫(ペネロッピー)で、不運な彼女は拒絶を本心から理解できないペペの追跡から逃げ回ることになる。
 1945年、チャック・ジョーンズの『 Odor-able Kitty 』でデビュー。プレイボーイな反面、女性からのアタックには弱いという設定は、チャック・ジョーンズが考える一般男性像が反映されている。


サム・シープドッグ Sam Sheepdog
 タイムレコーダー式の牧場に勤めるシープドッグ。両目を覆う赤い前髪が特徴。同僚で狼のラルフから羊を守るのが仕事で、ずんぐりむっくりで大らかそうな外見とは裏腹に、狼の撃退には強力な暴力を厭わない。就業時間外は友達思いなのんびり屋として穏やかに振る舞う。
 1953年、チャック・ジョーンズの『狼は諦めない/Don't Give Up the Sheep』でデビュー。デザイン上の都合からか、近年の作品ではラルフを差し置いて客演した物も多い。

ラルフ・ウルフ Ralph Wolf
 タイムレコーダー式の牧場に勤める狼。サンタのトナカイを思わせる赤鼻が特徴。サムの目をかいくぐって放牧中の羊を盗むのが仕事だが、アクメ社製品や発明品を使った健闘も虚しく、見つかって制裁を受けてばかりいる。就業時間外は気取り屋のインテリとして振る舞う。
 1953年、チャック・ジョーンズの『狼は諦めない/Don't Give Up the Sheep』でデビュー。最初は単なる空腹の狼だったが、第2作目からサムの同僚として描かれる。コヨーテとはデザインも行動パターンも瓜二つだが、その関係性については言及されていない。


クロード・キャット Claude Cat
 黄色で赤髪の陰険なネコ。飼い主に媚びたり、幼い犬猫を苛めたりと、ロクなことをしない。反面、打たれ弱く神経質な一面もあり、仔犬(フリスキー)の鳴き声を聞くと逆さまに飛び上がったり、ヒュービーとバートの話を真に受けノイローゼになったりする。 
 1949年、チャック・ジョーンズ監督の『 Mouse Wreckers 』でデビュー。ヒュービー&バートとの共演時は2匹に翻弄される悪役ながら気の毒な役回りで描かれるが、その他の作品では口数の少ない狡猾な憎まれ役として登場する。

ヒュービー&バート Hubie and Bartie
 住み良い居場所を探して放浪するネズミコンビ。賢くて言葉に訛りがあるのがヒュービーで、ヘマを踏んではヒュービーにビンタされるのがパート。冷静なヒュービーが対猫用の心理作戦を立て、度胸は無いが悪ノリしやすいバートがそれに協力するというのが主なパターン。
 1943年、チャック・ジョーンズの『 The Aristo-cat 』でデビュー。2匹は灰色と茶色の毛皮だったが、作品により配色が変わったため、外観上の判別手段はバートの出っ歯に託された。一度はアカデミーにもノミネートされたが50年代の初めに姿を消した。


マーク・アンソニー Mark Antony
 乱暴だが根は優しいブルドッグ。あるとき出会った子猫(プッシーフット)の可愛さに魅了され、以後、犬でありながらプッシーフットの父親兼ボディーガード的な役割をこなす。
 1952年、チャック・ジョーンズの『子ネコに首ったけ/Feed the Kitty』でデビュー。毛皮は茶色だが、設定がリセットされた(再び2匹の出会いから始まった)第4作目のみ毛皮が灰色に塗られた。

プッシーフット Pussyfoot
 まだ何も知らない無邪気な子猫。アンソニー最愛の猫にして最大のトラブルメーカー。眠くなるとアンソニーの背中に上がり、彼の毛皮を爪で整えてから眠る。性別は一応オスらしい。
 1952年、チャック・ジョーンズの『子ネコに首ったけ/Feed the Kiiit』でデビュー。近年、ルーニー・テューンズのレトロ調デザインシートを使用した印刷物等で注目傾向にあるが、説明文はなぜか“気取り屋で頭のいい子猫”。



ヨセミテ・サム Yosemite Sam
 赤色の髭と眉が顔中を覆う、黒覆面に素顔を隠した無法者。癇癪を起こすたび二丁拳銃を乱射する激情気質の持ち主で、荒々しい口調で汚い言葉を吐きつける。ガンマンから宇宙戦士まで幅広い役柄をこなすが、バッグスを相手に空騒ぎを繰り返す役回りは何を演じても変わらない。強者に媚び諂う狡賢な役回りを演じたこともあった。
 1945年、フリッツ・フレレングの『 Hare Trigger 』でデビュー。当時やや暴走気味だったバッグスを正義側に位置付けるため、対比的な“悪役”として創造された。フレレング本人は否定していたものの、モデルはフリッツ・フレレング自身と推定される。


マービン・ザ・マーシャン Marvin the Martian
 中世ローマ兵士風の鎧に身を包んだ、子供のように小さな火星人。物静かかつ研究肌な進んだ科学力の持ち主だが、やや冷酷に見える独特の価値観を持つ。だだ広い火星の地から天体観測で行うのが日課で、しばしば木製観測に邪魔な地球を消そうと企んではバッグスに邪魔されてしまう。手下としてK-9(火星の犬)やインスタント火星人(“種”に水を加えると発生する鳥型エイリアン)がいる。
 1948年、チャック・ジョーンズの『 Haredevil Hare 』でデビュー。当時はそれほど当たらなかったキャラだが、テレビ時代から人気を博すようになる。2009年夏にはマービン主演のクリスマス映画(実写+CG)の制作が発表された。 


タズマニアン・デビル Tasmanian Devil
 獰猛でクレイジーな肉食獣。竜巻のように旋風し、障害は牙で砕いて進む。絶えず腹ペコで食べる物となれば見境が無いが、とりわけ好きなのは生きたウサギ。ただし知能はそう高くないため、文字通り餌で釣るバッグスの策略には引っ掛かってばかりいる。
 1954年、ロバート・マッキンソンの『デビル参上/Devill May Hare』でデビュー。直後、制作責任者に封印されかけたが、ジャック・ワーナーとファン達の要望で難を逃れた。登場の遅さから作品は少ないものの、米国ではバッグス、トゥイーティーに並ぶ人気キャラとされる。
 スピンオフシリーズの主演作に『Taz-Mania』(1991-1993年)がある。


ロッキー&マグジー Rocky and Mugsy
 冷静な親分と間抜けな子分からなる二人組のギャング。帽子を目深に被った小柄なロッキーは東洋系の大物で、多くの忠実な部下を従えるマフィア界のボス。一方、ロッキーの子分で大柄なマグジーはヘマを踏んでばかりの粗忽者で、本当に悪人か疑わしくなるほど子供っぽく振る舞う。
 1950年、フリッツ・フレレングの『産みにくいアヒルの子/Golden Yeggs』でロッキーがデビュー。4年後マグジーが加わり、以後コンビ扱いになる。


ゴッサマー Gossamer  
 赤色の毛皮から三白眼がのぞく、スニーカーを履いた毛むくじゃらのモンスター。ルドルフの名でも知られる。囚われの怪物としてマッドサイエンティストの下に登場し、研究所に入り込んだバッグスを狙う。見た目に似合わず人間的なところもあり、バッグスのお世辞に惑わされたり、自ら手の込んだ作戦を立てることもある。
 1946年、チャック・ジョーンズの『 Hair-Raising Hare 』でデビュー。現役時代は脇役に過ぎなかったが、後にデザインの秀逸さから市場人気を得る。


ミシガン・J・フロッグ Michigan J. Frog
 ボードビル芸人のスタイルで歌って踊り、オペラまでこなす芸達者な蛙。しかしその能力は拾い主の前でしか発揮されず、誰かに見せようとするとタイミング悪く普通の蛙に戻る。金の卵どころか厄病神に近いが、本人に悪意があるのかは謎。
 1955年、チャック・ジョーンズの『魅惑の蛙/One Froggy Evening 』でデビュー。クラシック短編への出演はこれ一度きりだが、後に衛星チャンネル“The WB”のマスコットキャラに起用されるなどカルト人気を誇る。名前は後年ファンからの愛称を元に付けられたもの。




(現)日本語版 短編作品リスト

 ジョーゲンセン由美子・新村一成らによる、1996年以降の翻訳作品の一覧。これらは現在、日本語版ルーニー・テューンズ/メリー・メロディーズの決定版として扱われており、カートゥーン ネットワークの「バッグス・バニー ショー」や、ワーナー・ホームビデオの映像ソフトで視ることができる。


1941

1943

1946

1948

1949

1950

1951

1952

1953

1954

1955

1956

1957

1958

1959

1960

1961

1962

1963

1964

1965

1979

1980

1991

1995

1996

1997

2003


(現)日本語版 中編・長編作品リスト


1979

1995

2000

2004



備考

 工事中


1. 評価を受けた作品

A. アカデミー賞 受賞作品
  • Tweetie Pie (1947)
    • フリッツ・フレレング/トゥイーティー&シルベスター(初共演作)
  • For Scent-imental Reasons (1949)
  • チーズはいただき/Speedy Gonzales (1955)
    • フリッツ・フレレング/スピーディー・ゴンザレス
  • 鳥中毒撲滅協会/Birds Anonymous (1957)
    • フリッツ・フレレング/トゥイーティー&シルベスター
  • 歌う剣を取り戻せ/Knighty Knight Bugs (1958)
    • フリッツ・フレレング/バッグス・バニー


B. アカデミー賞 ノミネート作品
  • It's Got Me Again! (1931-1932)
    • ヒュー・ハーマン&ルドルフ・アイジング
  • Detouring America (1939)
    • テックス・エイヴリー
  • A Wild Hare (1940)
    • テックス・エイヴリー/バッグス・バニー(デビュー作)
  • Hiawatha's Rabbit Hunt (1941)
    • フリッツ・フレレング/バッグス・バニー
  • Rhapsody in Rivets (1941)
    • フリッツ・フレレング
  • Pigs in a Polka (1942)
    • フリッツ・フレレング
  • Greetings Bait (1943)
    • フリッツ・フレレング
  • Swooner Crooner (1944)
    • フランク・タシュリン/ポーキー・ピッグ
  • Life with Feathers (1945)
    • フリッツ・フレレング/シルベスター(デビュー作)
  • Walky Talky Hawky (1946)
    • ロバート・マッキンソン/フォグホーン・レグホーン(デビュー作)
  • Mouse Wreckers (1948)
  • From A To Z-z-z-z(1953)
  • ネコの海岸物語/Sandy Claws (1954)
    • フリッツ・フレレング/トゥイーティー&シルベスター
  • Tabasco Road (1957)
    • ロバート・マッキンソン/スピーディー・ゴンザレス
  • Mexicali Shmoes (1959)
    • フリッツ・フレレング/スピーディー・ゴンザレス
  • Mouse and Garden (1960)
    • フリッツ・フレレング/シルベスター
  • ドレミなへべれけ/High Note (1960)
    • チャック・ジョーンズ
  • Beep Prepared (1961)
    • チャック・ジョーンズ/ワイリー・コヨーテ&ロード・ランナー
  • Nelly's Folly (1961)
    • チャック・ジョーンズ
  • Now Hear This (1963)
    • チャック・ジョーンズ


C. アメリカ国立フィルム登録簿 登録作品
  • オペラ座の狩人/What's Opera, Doc? (1957)
    • 1992年選定/チャック・ジョーンズ/バッグス・バニー
  • カモにされたカモ/Duck Amuck (1953)
    • 1999年選定/チャック・ジョーンズ/ダフィー・ダック
  • Porky in Wackyland (1938)
    • 2000年選定/ボブ・クランペット/ポーキー・ピッグ
  • 魅惑の蛙/One Froggy Evening (1955)
    • 2003年選定/チャック・ジョーンズ/ミシガン・J・フロッグ


D. The 50 Greatest Cartoons 選定作品

  • 「The 50 Greatest Cartoons」とは、優れた古典カートゥーンについて ジュリー・ベックがアニメ関係者1000人から意見を募り、そのうち最も多く名前が挙げられた50作品を記したリストのこと。1994年にジュリー・ベックによる、リストと同題の著書内で発表された。





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最終更新


キャラクター(2012/02/14)

作品(2012/05/05)

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