1992年 WGP

500cc class 第8戦 オランダGP(アッセン) 予選

[初] Part30(486)
M.ドゥーハン(Michael "Mick" Doohan)
残り6戦中2戦を勝利できれば、初のタイトル獲得となるM.ドゥーハンが、ハイサイドから転倒、時速180kmでバイクに引きずられながらコース外へ。
停止後、ドゥーハンは脚の骨折でバイクに挟まれたまま抜け出せず、救出された彼は右脚の脛骨と腓骨の骨折と診断された。骨折自体は手術を必要としないものだったが、自然治癒による復帰は時間(約8週間)を要するものであった。
タイトル目前の彼は、約4週間で復帰可能となる脚の手術を選択。
ところが、手術により合併症を発症してしまい、脚が壊死状態となり再手術を必要とし、24時間以内に症状が改善されなければ、脚を切断するという宣告をされていた。
再手術は成功し困難なリハビリーの結果、残り2戦に参戦可能となったが、結果的に僅か4ポイント差でW.レイニーにタイトル争いに敗れてしまった。

しかし、93年のサンマリノGPで復帰後の初優勝、オフシーズンの再手術を経て、94年には念願の500ccタイトルを獲得している(1998年まで5連覇)。


最終更新:2007年03月13日 20:15
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