システム保守管理に関する協定

 

概要:

  2009/10/19の涼州藩国沖での戦闘によって発生した電磁波による通信障害により、FVBの長距離輸送システムなどにも機能停止等の障害が発生した。現在、藩国内の電子機器については通常通り稼働しているが、発見困難な障害の発生あるいは破壊工作が仕掛けられた可能性は、システム専門家が存在しないFVBでは確認不可能である。

  そのため、FVBは宇宙港・長距離輸送システムをはじめたとした藩国内の全輸送・通信・情報処理システムについてシステム点検を越前藩国に依頼するものとし、技術者の派遣について以下のように取り決める。

 

  1. 越前藩国はFVBに情報技術者を派遣し、システムチェックを実施する。
  2. 派遣される情報技術者(以下「技術者」)の選抜と身元確認については越前藩国でおこなう。
  3. 作業期間中の技術者の報酬・滞在費用その他すべてはFVBが負担する。
  4. 作業期間については3週間以内とするが、システム規模を確認後に期間の変更が必要であれば、あらためて協議の上調整する。
  5. 技術者にはFVB側の職員・技術者(以下「FVB技術者」が付き助手を務める。これにより技術者の作業の便を図ると共にFVB技術者に経験を積む場を与える。
  6. バグや障害が見つかった場合、可能な限りその場で修復し、不可能な場合はFVB藩国政府と協議し、対応を決定する。
  7. 作業内容については日報を越前藩国の独自技術であるEAIシステムにて、週報を書面にて作成し、報告するものとする。
  8. FVB技術者は作業に必要な情報を技術者から求められた場合、機密レベルに関係なくすべて迅速に提供するものとする。
  9. 技術者が、この作業で知り得たFVB側システム情報については職務上の守秘義務があり、FVBの許可無く第三者へ提供することはできない。ただし、越前藩国内での利用について妨げるものではない。

                                   摂政:曲直瀬りま(起草)

                                   アキラ・フィーリ・シグレ艦氏族(補佐)

                                          

最終更新:2009年11月10日 22:13