FVBより、国内外へむけての布告となります。

現在、我が国では嚮導駆逐艦、こんごう級宇宙巡洋戦艦と大規模な新型艦開発計画を推進しています。
しかし、FVB全ての軍備は、人々の安寧を脅かす敵性組織や理性を持たない破壊者から自国を、そして帝國を守るためのものにすぎません。
現在進行中の軍備増強計画もその例外ではなく、他国へ侵攻する為の力ではなく、あくまで人々を守るためのものでしかありません。

現在、宇宙の彼方から未知の勢力が迫りつつあり、帝國へメッセージが送られたとの情報が提示されています。
これに対し、我々FVBは不幸なすれ違いから決裂し、戦いに終始してきた過去を忘れてはいません。正義も意味もない、不毛な戦いを招かぬよう、衝動的に戦端を開くことなく、慎重に交渉に臨むこと、まず対話による交渉路線を支持します。
もし、不幸にも相手が戦いを求めるのであれば、相手が和平を拒絶し戦い以外に選択肢がないのであれば、そのときこそFVB宇宙艦隊は帝國の剣として、盾として、正義を守るために戦うことを誓います。
しかし、相手が平和を望み、対等の立場で話し合いたいと望んでいるのであれば、これを率先して攻撃すると言うことは帝國の正義に反するものです。
敵の強さは関係ありません。我々は、そこに正義があるときのみ戦うのです。

国民の皆様には、どうかご理解のほどをお願い致します。

 

 承認:藩王・さくらつかさ

 監修:曲直瀬りま(摂政)、オカミチ

 起草・文責:アキラ・フィーリ・シグレ艦氏族

 

 

最終更新:2010年04月11日 23:05