ポポロクロイス物語II

【ぽぽろくろいすものがたりつー】

ジャンル RPG
対応機種 プレイステーション
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
開発元 ジーアーティスツ、シュガーアンドロケッツ
発売日 2000年1月27日
定価 6,800円
配信 ゲームアーカイブス:2007年12月26日/600円
ポポロクロイス物語シリーズリンク

概説

ポポロクロイス物語の(正式な)続編。
本作との間に発売された「ポポローグ」は、外伝という扱いを受けている。
驚きのディスク3枚組による大容量が特徴。イベント時にキャラクターの音声が流れるようになった。

あらすじ

前作の事件から無事に母親:サニアを救い12歳になったピエトロ。
彼はポポロクロイス王国に代々伝わる王家の試練に挑む。無事試練が終了する中、謎の男が現れ「王の宝・堕落した美しき者」について説いた。

謎の男の存在と台詞を片隅に置きつつ、15歳になったピエトロや成長したナルシアや白騎士。
身も心も風格がついた中…様々な苦難や挫折、そして試練に挑むこととなる…。

特徴

  • 前作以上に魅力的な温かみのあるキャラ・世界観。
  • キャッチフレーズ:「二人の愛に、涙がポポロ」に偽りないストーリー。
    • 詳しくは自分で見て欲しいが二コニコ動画では「ハンカチ?いや、バスタオルの用意だ」と言われている。
    • ストーリーも家族愛・種族の壁・仲間との絆・恋愛・「本当の美とは?」をあまり説教臭くなくかつ魅力的に演出している。
    • ほのぼの一貫でなく結構キツイ展開も多く、ラスボスはかなり外道。(ゲーム中の強さは置いといて)
  • 前作以上に操作・システムは単純かつ直感的で、誰でも手軽に楽しめる。
    また戦闘中もやたらに美麗なグラフィックの技やしゃべりまくるキャラのお陰で退屈せずに楽しめる。
  • 前作同様街の人などの台詞が豊富でゲームの進行によって変わり、中にはちょっとしたドラマが展開されるなど単に情報収集にとどまらない存在となっている。
  • 同様に物を調べた際のコメントが豊富に用意されており、中盤ピエトロが不在の場合はしっかりナルシアのコメントが用意されている。
  • 仲間は今回最終的に7人+1匹の中から好きなメンバーを組むことが出来る。但し、ピエトロは強制参加。
  • 本作をクリアすると、主要イベント・アニメーションが見れるアルバムモードが閲覧できる。

批判点

  • 「ゲームを本来しない人にも楽しめる難易度」のため難易度は非常に低い。
    一時間同じ場所で戦えば簡単に適正レベル以上になる。ちなみにクリアはLV45あれば問題ない。
    • バランスブレイカー級の強さを誇るガボ・ジルバに対し、ガミガミ魔王は能力が全体的に低いため、格差をキャラ愛で補わないといけない。
    • また、敵は終始、特技連発だけで撃破可能。通常攻撃はスタート直後しか使うことがない。
    • ボスに至ってもHPがただ多いだけで歯応えのない敵が多く、ダメージを受けたらすぐ回復を心がけ、それ以外はただ特技を連発するだけで勝てるほど。あろうことかラスボスまでそれだけで撃破可能。
  • ごく一部のボスが異常に強い。戦法や運が悪いと瞬殺される。ラスボスより強いといわれるボスが多い。
    • 有名なのが、「ガープ」で、味方に変身する技がある。それでピエトロに変身されれば終了といわれるほど。
      大技を撃たれた場合、一撃で味方がやられる。範囲攻撃なので、場合によってはその攻撃一回だけで全滅する。装備次第で回避可能だが・・・。
    • 「ブルンバブン」は、ある装備で水属性吸収をしなければ全体攻撃技で瞬殺される。その装備を入手すると圧倒的に楽となる極端なバランス。装備なしでは勝てないといわれる。
    • ほかにもラスボスより強いといわれるボスに、「ウッキーカイザー」。ある技を出されれば、よくても瀕死、運が悪いと一撃でやられる。
      前述のボスは装備があれば回避可能だったが、こちらはそういう対策もなく、運が悪ければ連続2回受けることも。
  • 前作体験者からすれば、「ガミガミ魔王」の扱いが悪いことに批判が集中している。
    • 共に大冒険をした間柄であるにもかかわらず、白騎士は最後までガミガミ魔王に対して何の反応もせず、会話すら全く無い。
      また、ナルシアはある場面で「○○や○○の居る、この世界が好き」と数名列挙するのだが、その中にガミガミ魔王の名前は無い。
    • 終盤における全キャラ共通の再び仲間に加えるイベントを除けば出番が二章後半~三章前半と短く、最後はジャングル奥地の村に置き去りにされる所で出番が終了である。
    • 前作で充分活躍しており、登場人物の増えた今作ではコメディーリリーフの役回りに徹しているとも言える。
  • エンカウント率がただでさえ高いのに移動速度が非常に速いため、プレイヤーの感覚では少し歩いたらまた戦闘という風に感じる。
    • ピエトロの魔法マジカルロードでエンカウント率を一定歩数激減させることができるため、それを使えば問題ない。
    • ただし中盤にピエトロが離脱する期間があるため、そこは忍耐で乗り切ろう。
    • 戦闘自体は、開始から終了まで非常にスピーディに進むため、ある程度相殺されている。
  • 防具の属性防御効果がほとんど隠し効果扱いでアイテム説明欄でも説明されない為、攻略本か情報サイトなどでも見ない限り、まず分からない。
    • 「I」では「ほのおのおふだ」「こおりのうでわ」といった分かり易い名前な上に説明欄でも「○の属性を30%軽減する」など明記されていた。
  • 逃げると所持金の一割が丸々無くなるという、少々厳しいバランス。
  • 長所であるアルバムモードだが、取り逃したものがあると見れなくなってしまう。しかもセーブデータをそれ専用に上書きして使うため、元のセーブデータをプレイできなくなる
  • パーティ編成システムの都合上、ラスダン突入~ラスボス撃破までピエトロ以外のキャラがイベントにほとんど出てこない。台詞もほぼない。突入時のムービーも、ピエトロ以外のキャラは画面に映りすらしない。
    • ナルシアのみ撃破後のムービーには出てくる。

総合

  • シリーズ最高傑作の呼び声が高く、「老若男女問わず」が相応しい評価であった。
  • 難易度の低さもストーリーを楽しむためと評価されており概ね好評である。

その後の展開

  • 現在ではPSP・PS3のゲームアーカイブスで600円で購入可能。
  • ちなみに今回の「ガミガミ魔王」の冷遇っぷりは後の「ポポロクロイス~月の掟の冒険~」で解決されている。
    ピノン(ピエトロとナルシアの息子)を終始バックアップする超ナイスミドルなおじ様になっている。