【しん・さんごくむそうつー】
| ジャンル | タクティカルアクション |
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| 対応機種 | プレイステーション2 | |
| メディア | DVD-ROM 1枚 | |
| 発売元 | コーエー | |
| 開発元 | コーエー(オメガフォース) | |
| 発売日 | 2001年9月20日 | |
| 定価 | 7,140円 | |
| プレイ人数 | 1~2人 | |
| セーブデータ | 200KB以上の空きが必要 | |
| レーティング |
CERO:12歳以上対象 ※コーエー定番シリーズ版で付与されたレーティングを記載 |
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| コンテンツアイコン | セクシャル・暴力 | |
| 廉価版 |
MEGA HITS!:2003年3月6日発売/4,179円 コーエー定番シリーズ:2005年8月11日発売/2,079円 |
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| 備考 | 下記猛将伝の要素をカバーしたアレンジ移植としてXbox版もあり | |
| 無双シリーズリンク | ||
【しん・さんごくむそうつー もうしょうでん】
三國無双シリーズの3作目(PSの対戦型格闘ゲーム"三國無双"より始まるシリーズ。海外でのタイトルも"Dynasty Warriors 3")。真・三國無双シリーズの2作目。
今ではすっかりお馴染みとなった「無双(系)アクションゲーム」の普及の契機となった名作である。前作『真・三國無双』は発売当初知名度は低かったが、口コミで徐々に人気が広まってコアゲーマーの間では"マイナーな良作"の仲間入りを果たしていた。
2作目である今作からシステムなどが大幅に改善され、本格的にユーザーの注目が集まるようになり、今作は更なる口コミ効果によって約1年をかけて国内だけで販売本数100万本を達成した。今後、無双シリーズがコーエーの柱になっていくことを決定づけた。
この売上の好成績から、今後批判の対象ともなっていく廉価拡張版『猛将伝』が登場したのも今作からである (*1) 。
今作に限れば、登場直後「新風ゲー」的な扱いをされていたからか、はたまたそもそもコーエー的にも今作にはここまでの売り上げを見込んでおらず、基本的に「善意の所業」で発売されたからか、猛将伝に今のような厳しい批判がなされることは余りなかった。
元々のタイトル(無印2)の完成度が当時としては十分高い方で、そこに純粋にファンの望む要素を追加した事があまり批判を生まずに受け入れられた理由であろう。
ゲーム性の根幹は前作をほぼ継承しており、様々な改善点が目立ったのが本作である。
主なゲームモードとなる「無双モード」は、魏、呉、蜀いずれかの勢力に属する無双武将(プレイアブルキャラクター)から1人を選び、その武将のストーリーを追う。
1武将に用意されたステージ数は7で、プレイヤーはそれらのステージに於いて戦況を見極めながら戦って自軍の勝利を目指し、最終的には7ステージクリア(=その武将が所属している勢力の三国統一)が目標となる。
それぞれのステージでは数百人規模の軍同士の戦いが繰り広げられる。
武将によって繰り出す技や性能は異なるが、基本的な操作方法や技の出し方は全ての武将で統一されており、その操作方法も簡略化されているので、アクションゲームが苦手な者でも簡単に操作できる。
オプションでゲームの難易度を低くすれば、大体のステージでボタンを連打していればひとまずは勝つことも可能な程になる。
しかしコンボなどはただ通常攻撃を連発しているだけでは成功せず
(*2)
、また、逆に難易度を上げると敵が見違える程に強くなり、かなり育てたキャラでも苦戦を強いられる面があるため、アクションゲーム好きにもやりこめる要素はきちんとある。
今後、無双シリーズは大量に発売されていくが、基本的なシステムはほぼ今作で完成されている。
もちろん今作に難がなかったわけではなく(下記で解説)、シリーズを通して改善されていったり(時には改悪されるのだが…)するので、今作が最高傑作とは言えない面もある。
今作が名作である理由は端的に言うとシステムやゲームの雰囲気を確立したこと、実際に高い売上を残して息の長いシリーズに昇華させたこと、その2つの功績にあるだろう。
今作は無双アクションの普及の契機となった作品であり、他のゲームにも少なからず影響を与えた名作であることは疑いの余地がない。
ただ、露骨な拡張パック商法の先駆けとなったり、そもそも無双シリーズの乱発・焼き直し商法の契機ともなったりなど、ファンの苦難の始まりでもあった。
更に、本作と違って以降の作品では猛将伝を買わせるための(としか思えない)無印タイトルの手抜きっぷりもあって、猛烈な批判を生む事になってしまう。
今作でゲストとして登場した中国神話に登場する人物である伏犠と女媧は、『真・三國無双3』以降はエディット専用モーションに格下げされてしまったが、後に『無双OROCHI 魔王再臨』にて長い沈黙を破り再登場を果たした (*4) 。
ネット上において、純粋な歴史考察の場はともかく、そうではない同人や無双シリーズのファンサイト、時にはそれ以外の場(ネット外含め)などにおいて張遼のことを「山田」と称することがある。
そうなってしまった原因を作ったのは実は本作であり、張遼の真・無双乱舞
(*5)
の発動時の台詞「邪魔だぁっ!」と言うものが発動時の効果音やらが合わさってしまった結果、誰がどう聞いてもはっきりと「山田ぁっ!」としか聞こえなくなってしまっていたため、そのあまりのインパクトから一部ユーザーが使いだした物がいつの間にかネットスラングとして広まったという経緯がある。
コーエーも積極的にネタにしている節があり、次作3ではなりを潜めたが、以降の作品では様々なアクションで「邪魔だぁっ!」と言うようになり、5でとうとう再び真・無双乱舞の時の台詞として復活した
(*6)
。
それ以外にも本作の特に真・無双乱舞は空耳の宝庫で、大喬は「カレーに肉は!」(「華麗に行くわ!」)に聞こえたり、甘寧は「茅ヶ崎行ってきたぜぇっ!」(「血が滾ってきたぜぇっ!」)に聞こえたり等様々である (*7) 。
張遼に話を戻すが、本作をプレイしているユーザーでなければ意味が解らない呼び名であることは確かであり、所によってはこの呼び名を嫌悪している事もあるので、無闇矢鱈に使うべきネタではないことには留意しておくべきだろう (*8) 。
*1 もっとも、このような拡張パック的な商法は今作が出る以前からコーエーという会社のお家芸でもあった。
*4 ただし、アクションなどを含めてほとんど全て刷新されているため、同名の別キャラとも言えるものとなっている。
*5 体力が残り少ない時に無双ゲージが満タンで繰り出せる完全無敵の強力な乱舞攻撃。
*6 これまた効果音等のせいでやっぱり「山田ぁっ!」としか聞こえなくなっている。更に、乱舞の〆には「おけー!(おk-!)」としか聞こえない空耳まで追加されている。実際は「退けー!(どけー!)」である。
*7 特に甘寧は一部ではこの空耳が原因で「茅ヶ崎」と言われていたりする。これまた5では特殊技発動時に言うが、こちらははっきりと「血が滾ってきたぜ!」と聞こえるようになっている。
*8 特に張遼を演じた田中大文氏はこれの影響で一時期山田山田と散々言われて多大なショックを受けたという話もある。最近は開き直っている節もあるようだが…。