がんばれゴエモン2~奇天烈将軍マッギネス~

【がんばれごえもんつー きてれつしょうぐんまっぎねす】

ジャンル アクション
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対応機種 スーパーファミコン
発売・開発元 コナミ
発売日 1993年12月22日
定価 9,800円(税込)
プレイ人数 1~2人
備考 バーチャルコンソール:2008年5月27日より配信/800Wiiポイント
がんばれゴエモンシリーズ・関連作品リンク


概要

  • コナミの人気アクションゲーム『がんばれゴエモン』シリーズのSFC第二作目。
  • キャラクターやストーリーがよりコミカルに描かれ、当時の『コミックボンボン』で連載されていた漫画や読者からの投稿を一部のキャラクターに反映させている。
  • 前作ステージボスとして登場&後のシリーズで常連となるからくりメカの「サスケ」がプレイヤーキャラとして使用可能になった。
  • 後に主要キャラクターとなる巨大からくりメカ「ゴエモンインパクト(ゴエモン・いんぱくと)」の初登場作品。

あらすじ

  • 物語から数ヶ月前、謎の怪しい外国人が日本へ漂流した。一命は取り留めたものの、その後の行方は不明であった。
  • 福引きで当てた琉球りぞーと旅行を満喫(?)中だったゴエモンとエビス丸の元に、伊賀の物知りじいさんがこしらえたからくり忍者メカ「サスケ」が現れた。なんでも日本を征服しようと企むキテレツ外国人「マッギネス・カス・テイラ」とその部下「マーブル五人衆」の手によって大江戸城が飛行要塞として上空へ飛んで行ってしまったのだという。この旅行も実はゴエモン達を厄介払いするマッギネスの策略だったのだ。マッギネスの野望から日本を守るため、ゴエモン一行は「最新型スーパーウルトラゴージャスベリーごっついからくりメカ」を呼び出せる「ほら貝」を手に、飛んで行った「大江戸城」を追う。

ゲームシステム

  • 従来のゲームシステムに大幅な変更が加わり、フィールドマップが追加。従来の「指定されたステージをクリアする方式」から「プレイヤーがステージを指定してクリアする方式」となった。
    • 今回はサイドビューステージが中心で、ベルトアクション的なステージは、町ステージや一部の道中ステージに留まっている。
  • プレイヤーキャラクターはゴエモン、エビス丸、サスケの3人。ゲーム開始時や再開時にキャラクターを選択する。
    • 前作同様2人同時プレイが可能。
    • ちなみにサスケは前作『ゆき姫救出絵巻』ステージ5のボス。当時は「大凧忍者」という名前で、台詞なども特に無かった。
  • ゴエモンの性能
    • 3人の中では最もバランスの取れた性能。これと言って困る場面が無いので全ステージ通しで問題無く使用できる。
    • めいんうぇぽんはおなじみ「キセル」。銀の招き猫を取るごとに「黄金キセル」、「炎のチェーンキセル」へパワーアップする。
      • 「黄金キセル」はリーチ・隙の小ささ共に非常に優秀な武器。あえてこのまま進めるプレイヤーも多い。
      • 「炎のチェーンキセル」は威力・リーチが非常に大きいものの、隙が若干大きめで上下の当たり判定が小さいという短所もある *1
    • さぶうぇぽんはこれまたおなじみ「小判投げ」。一発2両、3人のさぶの中では一番癖が無く燃費が良くて使いやすい。
      • 溜撃ちの「スーパー小判」は、貫通性能を持った小判を3つ同時に撃ち出す。
  • エビス丸の性能
    • 移動速度、ジャンプ力ともに3人中最低。穴を飛び越えたり高低差のきついステージでは攻略に苦労する。
    • 今回のめいんうぇぽんは「なにわのハリセン」。銀の招き猫を取るごとに「でかハリセン」、「かんしゃくハリセン」へパワーアップする。
      • めいんが全体的に隙が無く、非常に使いやすくて優秀。雑魚が大量にいる場面でも冷静に対処できる。特に最大パワーアップ時の武器「かんしゃくハリセン」は威力・隙・リーチ・攻撃範囲共に申し分無しの性能。
    • さぶうぇぽんは「手裏剣投げ」。性能は優秀だが一発4両と若干高め。
      • 溜撃ちのさぶうぇぽん「ホーミング手裏剣」は追尾性能を持っており、移動性能の低さをカバーできる。
  • サスケの性能
    • 移動速度、ジャンプ力が3人中最高。高低差のあるステージを苦も無く進められる。
    • めいんうぇぽんは「くない切り」。銀の招き猫を取るごとに「くない投げ」、「くない二刀投げ」へパワーアップする。
      • 「くない切り」の威力が非常に高い *2 が、リーチと攻撃範囲が3人中最も小さい。
      • 「くない投げ」以降は通常攻撃で飛び道具を無限に放てて非常に便利。ただし投げたくないの判定と威力が小さめ、「くない切り」が地上で敵に接近している時にしか使えなくなる、そして投げたくないで敵を倒してもアイテムを落とさない *3 ため、アイテム回収が困難といった弊害が出る。非常に癖のある武器。
      • ジャンプ攻撃は「くない二刀投げ」が「八方くない投げ」に変化する。
      • サスケのみしゃがみ攻撃と上攻撃は「ちょんまげ」固定。このため、くないでは空中で上方向に攻撃できない。
    • さぶうぇぽんは「花火爆弾」。放物線を描いて着地後に爆発する。上下の敵に当てやすい半面リーチが無い為、くない投げと使い分ける必要がある。
      • 溜撃ちのさぶうぇぽん「スーパー花火爆弾」は、落とした場所で数秒炸裂する爆弾を撃ち出す。溜撃ちしてもサブウェポンはあまり強くならない。
  • 新アクション
    • ボタンダッシュが出来るようになった。これに伴い前作のスピードアップアイテム「草履」は廃止。
    • サブウェポン(飛び道具)を溜撃ちできるようになった。
    • 2人同時プレイ専用の「おんぶ」状態の時は、攻撃を担当するキャラのサブウェポンが強力になる。この時のサブウェポンの性能は、移動を担当するキャラクターとの組み合わせによって変化する。
    • 敵キャラクターが操っている乗り物は、搭乗している敵を倒せば乗り込んで操作する事ができる。
  • ゴエモンインパクト
    • 特定えりあの最後は巨大からくりメカ「ゴエモン・いんぱくと」を操って攻略する。インパクト戦では主に二つのパートがある。
    • 強制横スクロール高速アクションステージ
      • 目的地まで走るゴエモンインパクトを操縦し、障害物を破壊しつつ迫り来る敵を撃墜しながら進む高速アクションステージ。
      • 足元の建物や現れる敵は体当たりで勝手に破壊できる。ただし「燃費が最悪」という設定どおり油(エネルギー)が時間経過とともに勝手に消費されてしまう。また障害物に引っかかってスクロールに挟まれてしまったり、穴に落ちてしまうと油を大量に消費してしまう。
      • 障害物の破壊で油、敵の撃墜で小判弾が即時補充され、一定の撃破数ごとにキセルボムが1つ補充される。
    • 巨大からくりメカ戦闘ステージ
      • 敵側の巨大からくりメカとの一騎討ち。コックピットからの主観視点で戦闘が行われ、攻撃や防御を織り交ぜて相手の撃破を目指す。
      • 主な攻撃方法は隙と威力の小さい弱パンチ・隙と威力が大きい強パンチ・マシンガン状に発射できる小判弾・全画面に威力の高い爆発を起こすキセルボムの4つ。防御方法は右左片方ずつのガード。
      • ここでもダメージを受けていなくても油は勝手に消費されてしまうので、ガードを固める戦法は基本的に不利。
  • 町ステージ
    • これまでのシリーズでは町の中にいる住民は触れるとダメージを受けたり倒して金を稼げるなど、基本的に敵扱いだったが、今作では町の中に居る人に触れてもダメージは受けず、攻撃すると音楽が変わり大量の衛兵に襲われるようになった。
    • 町娘やおばあさんに触れると50両、冷ややっ子に触れると体力回復などボーナスキャラがいる。逆にお金を盗むスリや招き猫を盗む泥棒などのマイナスキャラも存在。マイナスキャラは攻撃しても衛兵には襲われない。
    • 一泊や旅日記を付けられる宿屋、地方色溢れるご飯を食べて体力を回復できる飯屋など旅情あふれる点は前作から引き継がれている。
  • ミニゲーム
    • 前作より種類は減ったが、様々なミニゲームが存在する。
      • バズーカや絵合わせといったミニゲームがプレイ可能。結果によってはお金を儲けられることも。
      • ミニゲームで前作の『グラディウス』に続く形として、『XEXEX(ゼクセクス)』がプレイできる。
      • どこかにミニゲームがたくさん集まったテーマパークがあるとか…

長所

  • 全体的に前作より遊びやすくなった。
    • アイテムを買いこまなければ攻略すら困難だった前作に比べ、今作は最低限のイベントアイテムさえ買えば攻略は可能。
  • 前作同様2人同時プレイが可能。
  • ゴエモンシリーズの例にもれず、音楽は全体的に評価が高い。
    • 和楽器の音色をふんだんに使った和風BGMは聴いているだけで旅に出かけた気分になってしまう。
    • しかも道中ステージは毎回ほぼ違う曲で、バリエーションが多い。
  • 音楽とマッチするようなステージ、背景が魅力的。
  • 舞台は相変わらず日本だが、琉球(沖縄)から蝦夷(北海道)までとかなり広い。
  • 良くも悪くもアクションゲームとしては難易度は高め。
    • それでも、全ステージはすべてのプレイヤーキャラクターで攻略が可能。
  • マッギネスの日本かぶれぶりを表現したような城ステージは和食で形成されているものもあれば、こけしで形成されているもの等、個性豊か。
  • 前作のおんぶシステムが強化されていて、2人同時プレイのみの楽しみが増えた。
    • 各キャラの基本性能が差別化されたことにより、例えば足が遅いエビス丸でも他のキャラにおんぶしてもらえば比較的楽に進行できたり、最大パワーアップのサスケをおんぶすることで強力な移動砲台と化したりといったように、遊びの幅が広がった。
  • 溜撃ちや敵の乗り物に乗る事ができるなど、アクションの幅が広がった。
  • ゴエモンインパクトへの搭乗デモでコクピットを落としたり、インパクトの首を動かせる等、芸が細かい。
  • ゴエモンインパクトで突き進む強制横スクロール高速アクションステージは爽快感抜群。
  • ミニゲームは前作より減ったが、それでも豊富で楽しく遊べる。『XEXEX』もちょっとだけプレイ可能。
  • クリア後に高難易度の隠しステージへ行けるようになる。

問題点

  • キャラセレクトがゲーム開始時か再開時のみ。キャラを変えたくなったらリセットするしかない。
  • キャラクターの性能差。
    • サスケのアクション性能が他の2人に比べて高すぎるとの声が。それとは逆にエビス丸は冷遇気味。
    • エビス丸は最大パワーアップ時のハリセンの火力は高いものの、本作では攻撃を凌ぐか飛び道具攻撃を跳ね返して倒す攻略法の中ボスが多いため大きな利点にならない。
    • 逆にサスケは攻撃方法に癖があるが、慣れるとそれほど欠点ではなくなってくる。それでもキツイ場面はあるが。
    • 一応次回作以降は調整し直されたような性能になった。但し、エビス丸に関しては新しい作品になるにつれ、溜撃ちが弱体化していく傾向にあるが…
  • 最終ステージを除き、攻略済みの城ステージ、インパクトステージに入る事ができない。
  • ゴエモンインパクトの油が、時間の経過と共に減っていく。
    • もっとも、これは本作でのゴエモンインパクトの弱点と位置づけられており、敵メカの1つ「みこし天狗」は戦闘中盤に時間稼ぎで油を消耗させる作戦に出る。
  • 最初のインパクト戦のボスが鼻小判をはね返す等、やや強め。攻撃を弾き返す事が出来る強パンチを出すタイミングにやや癖がある。
    • ボス戦がぶっつけ本番みたいなもの(その戦闘のみ違う操作法になる)なので慣れるまでに何度かゲームオーバーになったとしても無理はない。
  • 強制横スクロール高速アクションステージで鼻小判が発射できるのは2人プレイの時のみ。
  • エリア3の城ステージのとある即死トラップでの死に様が残酷すぎる。
  • ミニゲームの対戦バズーカのCPUが強すぎる。
  • 本編の「あるボス」が前作のあるボスのオマージュとも思われる「ある攻略法」に気がつかないとクリアできないのはいいとして、気がついたとしても時間制限が非常にネックになりやすく厳しいものになっている。
  • 海外での販売が無い(前作ではあったのになぜ…)。

その他

  • とある民家に行くと、ゆき姫救出絵巻の「はんにゃ大将軍」や、ゴエモン外伝2の「コリュウタ」などのゲストキャラが登場する。
    • また、別の民家ではスナッチャーの主人公、ギリアン・シードも登場する。
  • 今は亡きコミックボンボンで、帯ひろ志氏による漫画が連載されており、かなり好評だった。
    • 本作には隠し要素として、特定のステージの某所を攻撃すると本作に携わったスタッフなどの顔が出現するというものがあるが、その中には帯ひろ志氏や、当時のコミックボンボンのイメージキャラクターであるボン太も登場する。
  • 3以降のプレイヤーからは「ヤエちゃんが使えないのが残念」「インパクト百烈パンチできないのかよw」との声があった。
  • ちなみに「百烈パンチ」は、漫画版でゴエモンインパクトが放った「インパクト百烈拳」がモデルとささやかされている。
  • DSソフト『がんばれゴエモン~東海道中~大江戸天狗り返しの巻~』では、『傑作選!がんばれゴエモン1・2~ゆき姫とマッギネス~』(下記参照)とのダブルスロットで、マッギネスとマーブル五人衆がゲスト出演するようになった。
  • そして2008年5月27日には、WiiのVCで配信された。ファンなら是非やってみよう。

移植 『傑作選!がんばれゴエモン1・2 ゆき姫とマッギネス』

※ジャンル、発売・開発元はオリジナルと同じ。

対応機種 ゲームボーイアドバンス
発売日 2005年4月21日
定価 3,990円(税込)
プレイ人数 1人
備考 コナミ・ザ・ベスト:2005年4月21日発売/2,625円
  • 前作『がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~』と本作をカップリングして、ゲームボーイアドバンスに移植したゲーム。
  • 変更点
    • 1人プレイ専用であるため、2人同時プレイやおんぶアクションは不可能。
    • セレクトボタンを押せば、いつでもキャラクターの切り替えが可能。
    • タイトル画面に「遊技場」が置かれており、両作品のミニゲームが手軽に楽しめる。
  • 画面の縦幅が狭いので、いくつかのステージは上方が画面から見切れてしまう(スクロールさせないと見えない)ために視認性が悪く、やや攻略しにくい。
  • 音質がかなり劣化している。また、一部の効果音が削られている。
  • バグが多い。深刻なバグが無いのがせめてもの救いか。