悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon
【あくまじょうどらきゅら さーくるおぶざむーん】
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ジャンル
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アクション
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対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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メディア
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64MbitROMカートリッジ
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発売元
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コナミ
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開発元
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コナミコンピュータエンタテインメント神戸
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発売日
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2001年3月21日
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定価
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5,800円
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セーブデータ
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8個(バッテリーバックアップ)
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悪魔城ドラキュラシリーズリンク
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ストーリー
時は1830年。
オーストリアの郊外にて、闇を統べる魔王が混沌を欲する者の手により蘇ろうとしていた・・・。
ドラキュラの僕 カーミラの手により、悪魔城でドラキュラ復活の儀式が執り行われている。
そこへ、異変を察知したバンパイアハンターのモーリスとその弟子ネイサン、ヒューがドラキュラの復活を阻止しようと現れた。
「貴様を復活させる訳にはいかん!」
しかし、時既に遅くドラキュラは復活し、その魔力によりモーリスはドラキュラに囚われてしまった。
そして、ネイサンとヒューは悪魔城地下墓地に落とされてしまう。
二人は、ドラキュラを倒し師匠を助けるために、悪魔城内を探索し始めた。
(説明書3ページより抜粋)
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このように、本作にはベルモンド家は一切関わっていない異色の作品となっている。そのせいか、本作は正史には含まれない外伝とされている。
概要
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探索系ドラキュラの2作目。GBAのロンチタイトルでもある。日本での通称は「月輪」、海外での通称は「CotM」。
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探索型シリーズの特徴などの解説はシリーズ一覧のページを参照。
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面クリア系ドラキュラを今まで制作してきたKCE神戸が唯一制作した探索系ドラキュラでもある。後に、KCE神戸は吸収合併されるため、ドラキュラシリーズ生みの親による最後のドラキュラとなった。
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本作にはお金の概念が無く、アイテム類は全て敵が落とした物を拾うしか入手手段が無い。
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前作に比べ、複雑な要素が排除されシンプルになり遊びやすくなった。
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前作は、武器に剣など様々な武器を使っていたが、主人公がバンパイアキラーのため鞭に戻った。が、後述のDSSを使用すれば、今作でも様々な武器を使うことができる。
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前作から存在する、能力値の上限をアップさせるアイテムに最大MPアップが加わり、3種類になった。
特徴
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ドラキュラらしいハードな難易度
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従来の探索系は後半になると、主人公が強くなりすぎてしまい簡単になりがちだが、本作は敵の強さが全体的に高めであり、エリアごとの敵の強さにメリハリがついているので、バランスは崩れにくい。
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回復アイテムを使ってゴリ押しをしようとしても、前述の通りお金が無いのでお店も無く、敵が落としたのを集める必要がある。そのうえ回復量も微々たる量(ポーション1つでも僅か20回復)なため、ゴリ押しは通用しにくい。
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様々な種類の敵も厄介で、積極的に攻撃をしかけてくる。ナメてかかるとその辺の敵ですらやられるのでザコ相手でも攻略パターンを考える必要がある。
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GB三部作からはるかに快適になったアクション
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ハード性能の限界からスロー走行を余儀なくされていた旧3部作と異なり、SFC並みの処理能力を持つGBAになったことで移動速度は軽快になり、プレイヤーのストレスも大きく低減した。
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ゲーム開始直後こそ歩き+低空ジャンプだけで不安になるが、すぐにダッシュアイテムが手に入りスピーディに。この点は明示こそされないものの、「伝統のノロノロ走行からの脱却」を暗に印象付けている。
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素晴らしいサウンド
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DSSシステムについて
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DSSとはデュアルセットアップシステムの略で、本作ならではの特徴である。特定の敵を倒すと入手できる「動作カード」と「属性カード」を組み合わせることにより、様々な能力を得ることができるようになる。
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その能力も、特定の属性攻撃を吸収する、鞭に属性をつける、など合計100種類にも及ぶ。
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あくまで攻略の手助けになる程度でありクリアに必須なものではないので、一切使用しないでクリアすることも可能。
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グラフィックはおなじみのゴシックホラー調でレベルが高く、背景の細部まで描き込まれている。
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壁を破壊できる隠し通路が大量にあり、マップ100%にするやりがいがある。さらに、DSSやレベルアップアイテムや装備品を収集したり、DSSが一切使えなくなる闘技場を制覇するやりこみ要素もある。
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おなじみの2周目も健在。今回はステータスに変化をつけ、条件を加えた4つのモードが遊べる。それぞれのモードによって攻略方法も変わっていくので、変わったプレイ方式が楽しめる。
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基本となるヴァンパイアハンター、INTとMPが高くDSSもコンプしているが他の能力は低めのマジシャン、DSSが一切使えない(カードが手に入らない)がそれに関連しない能力値が高めのグラディエイター、能力値はマジシャンと同程度だがサブウェポンの扱いに優れる
(*1)
シューター、全能力値が最低クラスだが敵にドロップに影響するLCKがずば抜けて高いシーフ、の5種類。
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それぞれ新しく出現したモードでクリアするたびに次のモードが出現する(マジシャンをクリア→グラディエイター開放、といった具合)。
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周回プレイではそれぞれ能力に差があり、シューターモードの難易度は極悪。
(*2)
逆にグラディエイターは何も考えずごり押しで割と楽勝だったりする。
欠点
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全体的に画面が暗く、敵や敵の攻撃が見づらい。さらに、当時は画面が暗くて見づらい初代GBAでしかやることが出来なかったので無茶苦茶見難く二重苦を味わうことはめになる。
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GBA以降に出たGBASP・GBM・GBP・DSでやる場合は大丈夫なので安心してほしい。また、次回作以降では改善されている。
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GB三部作から遥かに快適になったとはいえ、まだまだ全体的な操作性に難有り。まぁ操作性がよろしくないのはドラキュラシリーズの伝統ではあるが・・・。
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ゲームスタートからすぐにダッシュアイテムが手に入るが、ダッシュの入力方法が「十字キーの同じ方向を素早く2連打」なので入力しづらい。
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また、ダッシュジャンプ中に方向転換をすると強制的にダッシュが解除されてしまう。そのため、ダッシュジャンプ中に危険を感じても回避できないことがある。
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鞭を振るアクションが他のドラキュラに比べ、振りかざす時の溜めが長い。今までのドラキュラに慣れてると若干違和感を感じる。
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壁蹴りが使いづらい。方法からして「ジャンプ中に壁に接している時にRボタンを押す」という変な操作で、蹴るモーションも妙に長く、蹴った後のジャンプも広い範囲を移動できないので高い段差を移動する手段でしかならない。
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装備アイテムですら全て敵が落とした物でしか手に入らなく、場合によっては苦労することもある。
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DSSシステムが意地悪。ノーヒントですべてのDSSを見つけ出すのはほぼ不可能と言っても良い。
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DSSシステムを使うためには特定の敵を倒してカードを手に入れる必要があるものの、中盤以降に手に入るカードはドロップ率が低い上、どの敵が落とすかは全く分からない。中には特定のアイテムを手に入れてからでないと出てこない上に、通常ならまず行かないボスを倒した後の空部屋で、蝋燭に擬態しているのでパッと見分かりにくいと言うタチの悪い敵もいる。
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使用するDSSがどういう効果なのかは、『効果が分かるまで』説明も表示されない。武器変化系などはただ攻撃すれば良いだけだが、『特定属性に対する無敵』ならその属性の攻撃を喰らわなければいけないし、『運勢アップ』ならば発動させたまま敵がアイテムを落とした時のみ説明が表示される、と言った具合。
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これらについてのヒントは一切無く、情報無しで全てのカードを集め、能力を発動させるのは困難。
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一応未入手のDSSを使用することが出来る裏技(バグ)がある。ただ、一回ごとに面倒な操作が必要な上、効果説明が一切表示されない。
(*3)
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また、そのDSSの強さにもかなりムラが有る。例えば、前述の『ノーヒントではまず見つけられないカード』の1つである『ウラヌス』は、画面全体攻撃+無敵になる召喚魔法を使用でき、組み合わせによっては連発しているだけでボスを倒せる(よって上記のバグ技と併せると一気にゲームバランスが…)。逆に、『サターン』は、入手時期が遅い・落とす敵が強い・ドロップ率が低いの三重苦にも関わらず実用性はほとんどない。
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前作や次回作以降と違い、ボスを倒しても魔力の玉が出現しない(回復できない)ため、アイテムを使い切ってHPも残り僅かというギリギリの勝利だと、進退窮まる事となる。
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一応、ほとんどのボス部屋では遠くない位置にセーブ部屋(回復可能)があるので、そこまで行ければ良いのだが、全く危険がないと言う訳ではない。また、地下墓地や展望閣、闘技場など、セーブ部屋まで距離があるエリアも有る。逆に機械塔などはほぼノーリスクでセーブ部屋に到達できる。
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慎重を期するなら、立ち止まっていればMPが回復するので、DSSを連発すればリスクは最小限に抑えられる。また不評だったためか、次作以降は魔力の玉システムが復活している。
総評
GBAのロンチとしてかなりの完成度を見せた名作。
また、高い難易度と操作性の悪さなどが何となく今までのドラキュラを彷彿させる本作は、探索系はどうもなぁ・・・という昔ながらの面クリア系プレイヤーから、歯応えのある探索系を!というチャレンジャーまでオススメできます。
余談
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コナミ・ザ・ベストとして2005年11月3日に再販された。セーブ謀体がリチウム電池からFRAM(フラッシュメモリのような物)へと変わっているので、末永くお楽しみ頂きたい方はこちらを是非。
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サウンドトラック(白夜の協奏曲とのカップリング)が出ているが、なぜか音質が非常に悪いので注意。