白音さんの計画

3月12日 午前3時10分
G-390機内 1Fラウンジ

「国際捜査官のアクビー・ヒックスという」

その男は白音に警察手帳みたいなものを見せるとそう言った

「はぁ~どんな御用でしょうかぁ?」
「突然の申し出で申し訳ないが―」

白音にこれまで言い寄ってきた男は数知れない
適当なことを言ってトイレなりCAルームなりに連れ込まれたこともあった
だが、そのために身分と手帳まで作ってくるとは手が込んでいる
”ごくろうなこと”と眠い頭で考えていた白音だが、次のアクビーの言葉で眠気は瞬時に覚めた

「―貨物室を見せていただきたい」
「……ぐう」
「…起きていただけるだろうか?」
「………ふぇ?」

突然の申し出に少々困惑しつつ、白音は寝たフリとは裏腹に頭をフル回転させた
アクビーの目的はわかるし、相手が国際捜査官では断るのも難しい
作り物と思っていた手帳は本物のようだ
拒否すれば怪しまれるだけだろう

「貨物室に入るにはCAの持つカードキーが必要だと聞いたのだが…」

とはいえ、密輸のことがバレればあの老木ジジイに何をされるかわからないし考えたくもない

「連れて行ってもらえないだろうか?」

そこで白音はひとつの結論に至った
”この男をどうにかして始末する”
しかし、国際捜査官の男相手に自分一人では歯が立つまい
ならば弱らせてから襲えばいい

「わかりましたぁ~ じゃあCAルームからお願いします~」

アクビーを背にして白音はにへら~と笑った

3月12日 午前3時14分
G-390機内 CAルーム

「く、離し…たま…え…!」
「んふふ~」

二段ベッドの下段で白音はアクビーにマウントポジションを取っていた
抵抗しようとするアクビーだが、不利な格好と場所故に望みは叶わずにいる

「アクビーさんってイイ男ですねぇ~」
「…!」

CAルームに入った白音はカードキーをなくしたからとアクビーに一緒に探すよう求めた
そしてベッドを探すよう頼み、アクビーのスキをついて押し倒したのである

「貨物室、連れてってあげますから~ ちょっと言うこと聞いてくださいよぉ」
「何を……っ!」

体勢はそのまま、白音は顔をアクビーに近づける
その途中で一瞬、アクビーの視線が白音から白音の胸へと移ったのを見逃さなかった
あえて胸を意識させるように自分の胸をアクビーの胸に押しつける

「馬鹿なこと言ってないで離れたまえ…!」

口ではそう言っても、白音を突き放そうとする腕の力は弱く、足は完全に動きが止まり抵抗する意思は感じられない

「少ししずかにしてくださいよぉ~ じゃないとぉ」
「この状況で…んん!」
「ん…くちゅ…」

アクビーの言葉を遮るように白音は唇に唇を重ねた

「んん…ぷはぁ 口塞いじゃいますよぉ?」
「既にしているだろうが…」
「あ~、そ~ゆ~生意気なお口はこうですねぇ~ 」
「んぐ…」

今度は舌をアクビーの口内にまさぐらせる
舌を捕らえ、絡め、唾液が混じりあわせていく
同時に身体を半身ずらしアクビーのワイシャツのボタンを器用に外しはじめた
一応、アクビーの手はそれを阻止しようとのびてくるが、本意でない抵抗のためか白音はすぐにボタンを外し終える
そこでようやくアクビーも抵抗する気になったのか白音の両肩をつかんで引きはがした
最も顔から数センチ離れた程度で抵抗というには可愛いものだ
本気で抵抗するならベッドから白音を投げ落とすぐらいはできるだろう

「こんなことして許される…と!」
「許してくれないんですかぁ~」
「人の話しを…!」

口だけの抵抗などには耳を貸さず、白音はアクビーの首筋をつぅっと舐める
そのまま音をたてるようにして胸元までなめていった

「うぁっ…」
「ちゃぁーんと約束通り貨物室にはお連れしますから~ちょっと気持ちいいことに付き合ってくださいよぉ」
「だからってこんなこと…」
「CAって時差のせいで生活リズム崩れやすいんですよぉ おかげで~したくなると我慢できなくなっちゃうんですよねぇ」

本来の目的を忘れたわけではないが、白音はこの状況を楽しんでいた
視線をアクビーの下半身にずらすとにへら~っとして、アクビーの顔を覗き込む

「そんなことよりアクビーさん、ここ辛そうですねぇ」
「ぐ!」

変わらぬ表情で白音はズボンの下から押し上げているアクビーのモノを的確に掴んだ
不意打ちにアクビーは声を漏らし、白音は構わず摩るようにズボンの上から握りしめた

「や…めろ…」
「え?やめちゃうんですかぁ? やめちゃっていいんですかぁ?」

要求通りアクビーのモノから手を離す白音
しかし、刺激を止めるわけではなく、先端に小さく円を描くようにしてなぞりはじめた
ズボンの下ではなぞる度にアクビーのモノが跳ねているのがわかる

「うぬ…」
「我慢はよくないですよぉ ズボンの外に出してあげましょっかぁ?」

白音はそう言って三度アクビーの唇に自分の唇を重ねる
もちろん、手を動かしつづけたまま

「ん~…くちゅ、ちゅ…んん ぷはぁ…どうします?やめますかぁ?」
「く、好きに…しろ」
「あは、じゃあ好きにー」

横を向いて逃げるように言い放ったアクビーの言葉を聞くや、白音は素早く右手を動かす
時間にしてものの2~3秒
その間に白音はアクビーのベルトとズボンのチャックをおろした

「ーしますねぇ」

その速度にアクビーが驚いた次の瞬間には白音はアクビーのモノをパンツから掴み出していた

「立派ですねぇ アクビーさんのはぁ」
「ぐ…」

言うが早いか白音はそのままアクビーのものを扱き始める
ヌチャヌチャとした水音がベッド内に響いた

「や、やはりやめ……ムグゥ!」
「はいはい、少し静かにしてくださいねぇ」

なおも口で抵抗しようとするアクビーに白音はいつも抱いているゴーユー君をアクビーの口に捩込む
さらに白音は自分の上着のボタンを外し始めた
ギリギリのラインで隠れていた彼女の胸は窮屈から解放されるのを喜ぶように揺れてその姿を表した

「代わりに気持ち良くしてあげますからぁ」

すると今度はアクビーの顔に座るような姿勢になり、同時にアクビーのモノを頬張る
元々濡れていた上に白音の唾液が混じり、アクビーのソレはみるみるうちに光沢を持ちはじめた
白音は扱く、舐める、吸う、胸に押し付けるなどまるで玩具を扱うように楽しんでいる
対するアクビーは目の前にある見えそうで見えない白音のアソコを見せ付けられ、かつ下半身は言いように弄ばれ、思考は真っ白寸前
快楽に呑まれまいとするだけで必死だった

「ん…ぐ…!」
「あ、アクビーさんイきそうですかぁ?」

しかしそんなアクビーの抵抗を嘲笑うように白音はさらに攻め立てる
徐々に浮かびつつあるアクビーの腰が彼の限界を表していた

「イってもいいですけど制服は汚さないでくださいよぉ 口にお願いしますねぇ」
「んぬ!」
「んん!んん~…」

抵抗などないも等しくアクビーは溜まった欲望を白音の口内にぶちまける
白音はそれをくわえたまま全て受け止め、口を離さなかった
2、3回アクビーの腰が跳ねると全て出し尽くしたのか腰を落とし、白音はくわえたまま鼻で呼吸を整える

「…ふふぉいですふぇぇ」

そのままの状態で何か喋る白音だが、アクビーは呻くだけ
吸い込むようにジュルジュルと音を立てながら白音はアクビーのモノから口を引き抜いた
それが新たな刺激となったのか外気に晒されたアクビーのモノは射精後にもかかわらず、遥か天井を仰いでいる

「んん…ん~、ごくん……んはぁ~ はぁ…」

口元を指で抑えながらゆっくりとアクビーから放たれたものを飲み込んだ
それから身体の向きをアクビーの方に変え、ゴーユー君を口から取り出し、笑いながら問いかける

「どうでしたぁ?気持ち良かったですかぁ~」
「ハァ…もう満足しただろう?いい加減貨物室に…」
「あ、満足するまで付き合ってくれるんですかぁ?じゃあ~」

アクビーの言葉は無視して白音はにへら~としら表情で腰を上げる
そして通常CAの制服より遥かに短いであろうスカートを腰までめくり上げた
アクビーの目に見える形になったパンツを白音は気にせずにずらし、自身の秘部をさらけ出す

「折角なので私も気持ち良くさせてくださいねぇ~」
「な、なにを馬鹿な…ッウ!」

白音は上げていた腰をアクビーのモノ目掛けてゆっくりと下ろし、先端が秘部に触れたところでアクビーは声を漏らした
それでも構わずに白音は腰を下ろしつづけ、先程は口でくわえたモノを秘部で飲み込んでいく

「あぁん! イィですねぇ~」

先端だけいれたところで一旦止める
身体を前後に揺らしアクビーの反応を楽しんだ
目で反抗の意志を訴えてくるアクビーだが、白音は嘲笑うように一気に根本まで腰を下ろした

「んふぅ… すっごいですよぉ」
「んぐぐ… うあぁ…」

白音は容赦なく自分から腰を上下に動かし始めた
先端から根本までを何度も上下する快楽から、白音はさっきとは比べものにならないほど高ぶっているのを感じる
静寂なCAルームに響く卑猥な音が余計に興奮を呼んだ

「あぁ、すごいぃ アクビー…さんの、奥までぇ…届いてますよぉ」
「ぐ…う…く…」
「アクビーさんも、腰、動かしていいんですから…ねぇ」

白音の言葉は聞こえたが、少ない抵抗の意志が残っているアクビーはそれには応じない
むしろ、ゆっくりと手が白音の腰を掴み、自分の腰に引き付けるようにして白音の動きを止めさせた

「あぁん、もう…アクビーさんそんなに奥まで入れたいんですかぁ」
「違… 動くのを、やめてく…」
「いじわるしないでくださぃよぉ」

なにかを訴えようとするアクビーなどお構いなしに今度は腰を前後左右へと振りはじめる
さすがのアクビーも今度は制止させることができず、顔を歪めた
そのスキに白音は自分の腰にあてられているアクビーの手を握るようにして腰から離させる
そのまま両手をつないで馬の上の騎手の如く腰を振りはじめた

「んん…アクビーさん、気持ちいいですかぁ? あっ、あ…私、腰が…んん!…止まらないですよぉ」
「…っ!」
「え? なんですかぁ? もっと激しい方がいいですかぁ?」
「ホントにやめ…もう…無理、だ!」
「えぇ?」
「ぐぅ!!」

今まで以上に顔を歪めたアクビーの腰は突然に跳ね上がる
再度、白音の腰を掴もうとしたようだが、両手は白音とつないだ状態にあるため叶わない
次の瞬間、アクビーの腰が数度にわけて震えた

「ああぁぁぁ!」
「あ、そんな…熱ぃのがぁ」

アクビーの叫びと同時に先ほど自分の口で受け止めたものが今度は膣内に注がれる
ジワジワと膣内を熱いモノが広がっていくのを感じ、腰が蕩けそうになる感覚に襲われた
膣内に出されるこの瞬間は白音の欲求をさらに強くする

「はぁ…はぁ…」
「もぅ~ アクビーさんイッちゃったんですかぁ? おまけに中出しですよぉ」
「…す、すまない」
「んふふ~」

本来ならアクビーが被害者とも言える立場なのだが、絶頂後で思考がまとまっていないようだ
白音の言葉に素直に謝罪してしまった
しかし、そんなまとまらない思考でも現状を終わらせるつもりなのか、白音の腰を持ち上げようと腰を掴んだ
だが、そんなアクビーの思考も試みも崩壊させるべく新たな刺激が下半身を襲う

「抜いちゃダメですよぉ~」
「うあぁ…!」
「このままもう一回できますよねぇ?」

疑問形ではあるがそこにアクビーの答えを聞く意志はない
その証拠に白音はアクビーの答えを待たずして再度腰を上下に動かし始めた
加えてアクビーの手を使って自分の胸を揉んでいる

「アタシの胸…どう、ですかぁ?」
「う…くあぁ…」
「あ、あ、…先っぽもちゃんと、あぁん!そう…そこも弄ってくださいよぉ」

もはや呻くだけのアクビーを好き勝手に弄ぶ白音
アクビーのモノが膣内で固くなったのを感じながら腰をさらに激しく降る
しかし3度目のアクビーの精を絞りとろうとするところで白音のベッドに備え付けられている受話器が鳴り響いた

「え…?」

一瞬、困惑の表情を浮かべた白音だが動きを止めるとそのままに受話器を取った

「ふぁい…もしもしぃ?」

演技であろう眠そうな声で何やら受話器の相手と話しはじめる白音
さすがに動くことはできないのか、アクビーは刺激から解放されていた
おかげで徐々に落ち着きを取り戻し始めている

「ええ…ええ、わかってますよぉ~」

話しながらな時計に目をやった白音の表情が曇った
アクビーも時計を見ると時間は3時33分を指している
中継地の到着予定は4時
つまりCAたる白音は着陸準備をしなければならないのだろう
同時にアクビーにとっても今回の捜査でのある意味でのタイムリミットでもある

「はぁい、じゃあ後でぇ」

そう答えて白音は受話器を置いた
次の瞬間、アクビーは上半身を起こし、白音の肩を掴んだ
そのまま白音を押し倒す要領で起き上がり、白音から自分のモノを引き抜いた

「ああ!何するんですかぁ~」
「お互いにあまり時間もないようだし貨物室を見せてくれないかな?」
「いいですよぉ」

意外にもあっさりと承諾する白音
しかし、続く行動は腕を自分の膝の下に入れ、膝を胸の前まで引き寄せるというものだった
つまり、アクビーに自分の秘部をさらけ出している状況である

「でも、アタシを満足させてくれたらですよぉ」

媚びを売る白音にアクビーは無反応
だが、白音も負けてはいない

「ヤならいいですよぉ アタシ上に戻りますからぁ」
「ぐ…!」

中継地に着地しては密輸の証拠を押さえることができなくなってしまう
何とか今、着陸前に貨物室に入らなければならない
アクビー、苦渋の決断である

「あと1回だ」
「あはぁ」

やむなし、といった感じでアクビーは白音の上に覆いかぶさった
白音はアクビーの首に腕を回しつつ、その唇も奪い取る
だが、アクビーは白音の行為は気にせずに自分のモノを白音に突き付けた

「あ、入ってぇ……!あぁぁん!!」

触れたのは一瞬
アクビーは根本まで白音の中へと突き落ろした
その衝撃に白音も思わず背を弓なりにして喘ぐ

「あはぁ!…そん、な…一気にぃ、奥までぇ…」

アクビーはさらに腰を前後に動かし、白音の膣内を出し入れさせる
その激しい腰の動きに白音の膝はアクビーの腰に巻き付くように回された

「あ!あ!あ!す、ごい…ですよぉ!」
「ハァ…ハァ…」
「あはぁ!そんな…奥一杯突かれたらぁ…あ、あ!…変になっちゃいますよぉ」

アクビーとしてはすぐにでも終わらせ、本来の目的を達成したいところ
白音の言葉には構わず、激しく突き続けた
アクビーの動き合わせるように制服から解放されている白音の胸も上下に激しく揺れ、見るものをさらに興奮させる

「んん!すっごいのぉ!自分で、動…くのと違うとこぉ…いっぱい掻き回されてぇ!」
「ぐ…」
「あん!やっ!な、膣内で固くぅ…熱くなって!ああん!おかしく、なっちゃうぅぅ!」

自らの中で熱を持ちはじめたモノに白音はさらに乱れ、両腕をキツくアクビーの首に回した
足も腰に回された状態のままでアクビーは困惑の声をあげる

「は、離れられないだろうが… もうムリだぞ…!」
「あん!そ、そんなぁ…抜いちゃ、ダメです…ああん!」
「馬鹿を…ぐ!うあああ!」

離れようとするアクビーに反して白音は離すまいと足と腕をさらに強く回す
そして耐え切れなくなったアクビーは三度目になる欲望を吐き出した

「やあ!熱いの、キてるのぉ!」
「ううあ!」
「あ、ダメぇ!一杯、膣内…出しされてぇ…イっちゃ…イク…イクぅ!」

大きく身体を逸らしながら白音は最後まで出し尽くさせるかのようにアクビーのモノを締めつける
二度に渡って出された精液は白音の膣内を染めるほどに溢れだした
アクビーがゆっくりと引き抜くと白音から離れるのを抵抗するように白い糸をひき、シーツに染みを作る

「あ…す、すごい気持ち良かったですよぉ」
「ハァ…ハァ…」

白音から離れたアクビーは後ろに倒れ込み呼吸を整える
当然、さらけだしたままのモノは愛液と精液でドロドロだ
それを見た白音は身体を起こしてアクビーのモノへと顔を近づけ、くわえた

「な…!」
「汚れちゃってるからキレイにしますねぇ んん…ぴちゃぴちゃ…じゅる」
「け、結構だ!」

しかしアクビーは白音の顔を掴み、腰を引くと無理矢理引きはがし逃げるようにベッドから降り、すかさず衣服を整えた
これ以上、ペースを白音に持っていかれっぱなしでは堪らない

「それよりも、約束通り連れていってもらえないだろうか?」
「ふぇ?あ、貨物室ですかぁ?」
「…そうだ」
「あぁ、わかりましたぁ では~」

制服の乱れを直し、ベッドから出た白音はポケットからカードキーを取り出した

「こちらへどうぞ~」

3月12日 午前3時41分
G-390機内 貨物室階段上

「やはり思った通りだ」

その言葉に白音は同じことを心の中で思いつつ、彼の行動を見ていた
アクビーはといえば階段の上から下の貨物室を眺めながら携帯を弄っている

「ここを記録として残せば証拠になる 狩魔検事へのいい土産になりそうだ」

そう言ってアクビーは携帯のカメラを使って撮影を始めた
目的達成の喜びか、はたまた別の理由なのかアクビーの膝は震え、立つにも手摺りに捕まっている状況だ
もっとも白音にとっての計画通りといったところである

「何がそんなに嬉しいんですかぁ?」
「あぁ…、あまり詳しいことは言えないが…」

言わなくてもいい
どうせ答えなど求めていない

「!!」

アクビーが答えようと振り向く前に彼の身体は地面に立っていなかった
たった今まで彼が撮影していた場所が急速に近づき…


3月12日 午前3時43分
G-390機内 貨物室

やってしまった…

動かなくなったアクビーを目の前に白音の動きは停止していた
これまであの老木ジジイのために密輸にかかわり、協力してきた
そのために色んな男を利用し、抱かれるー抱かせることもあった
この手が…身体が精液に染まるようなことをしてきた
しかし、ついにこの手を血に染めるようなことをしてしまおうとは

わかっている、後戻りはできない
このことを隠さなくては結局、密輸もバレてしまう
大丈夫、上手く隠せる算段はつけている
大丈夫…いつか、報われる…
大丈夫…いつか…

白音は膣内から溢れそうになるモノに身体を震わせながら重い思考と足を動かした

最終更新:2020年06月09日 17:37