【注意書き】
・はみみつ
・ただのエロだよ。内容とかあんまりないよ
・とうとうみつがただのエロいおっさんになってしまったよ
・推敲してないから誤字脱字があるかもしれないけれど、お金もらってないからそこはスルーしといて
・作品への文句はものすごく受け付けるけれどキャラ叩きだけはするな

ちゃんと注意書きを読んでから読んでね。
読みたくない人はスルーしよう。


 バスルームから出た御剣は、妻である春美の用意したピンクのパジャマにそでを通し、やはり春美が用意した冷たい紅茶を飲みながら
ベッドルームでくつろいでいた。気の利く美しい妻は、入れ替わりにバスルームへ入って汗を流している。一緒に入っても良かったのだが、
まだまだ初々しい妻に「恥ずかしいからダメです」とつぶやかれたので、相好を崩しながら黙って妻の要望に応えたのだった。
春美が出てくるまでの間、さしあたって御剣にやるべき事はない。ベッドメイクはすべて春美がやってしまっているし、
せいぜい自分も彼女のコップに冷たい紅茶を入れるくらいしかやることがない。そこでふと、御剣はサイドボードを見た。
そうだ。アレを出しておこう。
いつもサイドボードの引き出しに入れているアレ──ぶっちゃけゴムだが、いつでもとりだせるように、サイドボードの上に置いておこう。
風呂から上がった春美の華奢な身体を、すぐに抱きしめて押し倒してしまえるように。
風呂上りの春美は、いい匂いがする。それに、温まって上気した肌と濡れた髪が、とても色っぽい。
白い襦袢は、まだ成長途中でありながら柔らかい肉体を一層艶めかしく見せるものだから、すぐに自分は夢中になってしまうのだ。
だから、段取りをしておくのに越したことはない。御剣はそう思って、サイドボードの引き出しを開けた。
長方形の箱は、パッと見てそれとはわからない。その箱を手に持って、御剣の動きが止まった。

……ない。

空っぽだ。一つも入っていない。そうか、この前した時に、全て使い切っていたのか。
この前は自分が一週間の海外出張から帰ってきたばかりだったから、春美もいつになく甘えてきて、少し頑張った気がする。
いや、かなりかもしれない。でも、幼い新妻に「わたくし、独りでさみしかったのです。もう一回だけ、ね? れいじさん」などと言われて、断れる男がいるだろうか。
いや、いない。結果、なんだかとてもいちゃいちゃすることになった。うむ、あの時の春美くんは、特別かわいかった。

……思い出してにやにやしている場合ではない!

御剣は焦った。なぜなら、これから必要なものがないのだ。買い置き? そんなものがあるわけがない。
御剣自身が、なくなっていることに今の今まで気が付かなかったのだから。春美は避妊具の使用に反対しているので、彼女が買い置きを買うこともない。
聡明な彼女が避妊具の使用に反対しているのは、たった一つの要求を押し通すためだ。
わたくし、れいじさんの子どもが欲しいんです!
子作りのために、避妊具の使用を避ける。彼女の考えはまったく筋が通っているが、一点だけ忘れていることがある。彼女はまだ、学生だ。しかも高校生。
子どもなどできてしまっては、彼女の将来設計に差しさわりが出てくるに違いない。「学校を卒業するまで、子どもは作らない」。
それは、御剣が妻のために胸に秘めた誓いだった。このことは、何度も妻に言い含めてあるのだが、それでも時々抵抗している。
避妊具を自分から買わないことも、わずかながらの抵抗の一環だった。
御剣は慌ててベッドから立ち上がり、パジャマを脱ぎ棄てた。今からコンビニに行けば、妻が風呂から上がってくるまでには戻って来られるのでは──
「れいじさん、お風呂上がりましたよ」
寝室にひょこりと顔を出した春美は、湯上りで紅潮した顔を驚きに変えた。
「まあ、れいじさん。その……裸で何をされているのですか」
「う……む、その、コンビニに、行こうかと思ってだな……」
「今からですか? なぜ」
少し非難めいた視線を送る春美。柳眉をゆがめて、不安そうに大きな瞳を揺らめかせている。
「む、いや、その。た、タバコを」
「れいじさん、タバコなんて吸われませんよね」
「……酒を」
「ワインなら、ワインセラーに何本かありますよ」
嘘がへたくそなれいじさん。
最後に止めを刺されて、御剣はうなだれた。なかなか幼い妻に「ゴムを買いに行く」とは言いだせない御剣だった。しかし、彼女に嘘は通用しない。
どんな詐欺師も、彼女の不思議な力の前で嘘はつけないのだから。もっとも、御剣の嘘はだれの目にも不自然なものだったが。
御剣は観念して、小さな声で妻に告げた。



「その、だな。……ゴムが、なくてだな。それを、買いに行こうと思うのだ」
顔を赤らめて、眉間にしわを寄せて、小さな声で妻に言い訳をする御剣。とても法廷で堂々と犯罪者を追い詰める敏腕検事と同一人物とは思われない。
春美もそんな御剣の姿を見て、ああ、何て愛おしい殿方なんでしょう、と胸を高鳴らせていた。
「その、ゴム、というのは……避妊具のことですか?」
春美が少し恥ずかしそうに言うので、御剣も妻から少し視線をずらした。幼い妻にそんな単語を口にさせるのが、どうにも恥ずかしくてならない。
まるで性犯罪者になったような気分だ。
「う、うむ。そうなのだ。……少し待っていてほしい」
慌ててクローゼットからシャツを取り出そうとして、春美から背を向ける。すると、裸の上半身に、春美がすり寄ってきた。細い指先がそっと自分の背中に触れてくる。
「は、春美くん?」
「あんまり慌てていらっしゃるから、お仕事で呼び出されたのかと不安になってしまいました」
背中越しに聞こえる鈴の音のような可憐な声音は、本当に大したことではなくてほっとした、という色を宿していた。
そこで、初めて御剣は春美を不安にさせていたことに思い至った。それはそうだろう。こんな状況で嘘まで付かれて取り残されては、不安に思うのも無理はない。
御剣は春美に向き直って、抱き締めなおした。
「すまない。驚かせてしまったようだ」
「いいえ。わたくしが勝手にびっくりしただけです。……それにしても、それくらいでそんなに慌てなくてもいいじゃありませんか」
くすくすと腕の中で笑う春美。春美のその笑いに、御剣は顔を赤くした。よもや、きみを抱くのが楽しみだったから、余計に慌てたとは言い辛い。
「別に、そんなものなくってもできますよ? れいじさん」
「それはそうなのだが……む? 春美くん、今何と?」
何だかさらっと妻がすごいことを言った気がする。腕の中の春美を見ると、可憐な笑顔で自分を見上げていた。
「ですから、避妊具などなくとも“仲良く”はできるでしょう?」
そう言って、御剣の裸の上半身に柔らかな唇を這わせてくる。
「は、春美くん……!?」
ま、まずい。これは……!
御剣が危機を感じた時は、もう遅かった。幼いながらも夫との快楽をすでに知っている妻は、妖艶な笑顔をひらめかせて御剣に口づけた。
「これも、きっと神様、恭子様のお導きです。きっと良い子を授けてくださるに違いありません。ね、れいじさん?」
春美の細い指先は、そっと、夫の下半身をひと撫でした。



「だ、ダメだ! 春美くん! は、はるみっ……っう!」
「ん、ちゅ……う、ん」
夫の下半身に身体を埋め、小さな口に雄を頬張る少女。その刺激に、御剣は悲しくも反応してしまう。
だって、久しぶりだった。アレさえあれば、こんな状況も喜ぶべきことのはずだった。
彼女は恥ずかしがって、なかなかこんな大胆なことを自分からしてくれないから。きっと、彼女も自分を欲しがってくれていたのだ。
ああ、嬉しいのに、素直に悦べない。
嵐のような矛盾を心中に抱えながら、とりあえず御剣は抵抗を試みてみた。腰をずらし、妻の頭を手で押し返そうとする。
しかし、心底では嫌がっているどころか鉄壁の頬が緩むほど嬉しいので、その抵抗が効力を発揮することはほとんどなかった。
春美は一生懸命御剣の雄を口に咥えて、舌と指で愛撫を与えている。
「ふ、あむ……ちゅ、ん。……れいじ、さん、きもち、いい……?」
男の先走った液で愛らしい口元を汚した春美が、上目づかいにそう訊いてくる。
気持ち良かった。すごく、気持ちが良い。
まだまだ拙い舌遣いではあるけれども、少しずつ御剣の好みの場所を心得てきている。赤く色づいたサクランボのような柔らかな唇で、
剛直をたどられるのは特にお気に入りだ。春美の美しいかんばせと、グロテスクな男のものとの対比を見るのが、たまらなく支配欲を刺激する。
だが、正直に答えるわけにはいかなかった。このまま彼女に流されてしまえば、生ハメ中だしルート確定だ。かなり魅力的なルートなだけに、なおさら強い意志が必要になる。
「は、春美くん。止めるんだ。こんな、こんなことを……く」
亀頭を強く吸われて、御剣は腰を痙攣させる。そんな夫の様子に、春美が満足そうな笑みを浮かべた。
「ふふっ。れいじさん、とても可愛いです」
ちゅっと唇に吸いつかれて、御剣は自分の理性がかなり限界まで来ていることに気が付いた。このままでは、との思いとは裏腹に、とうとう御剣は春美を抱きしめて深く口づけてしまう。

「可愛いのは、どちらだろう? 春美くん」
「ん、もう……れいじさんったら……」
たった一度の口づけで、春美は頬を赤らめて御剣にしなだれかかってきた。御剣はその華奢な身体を受け止め、胸をやわやわと揉みしだく。
豊満な膨らみと華奢な身体のアンバランスさが、妻がまだ少女の域を脱していないことを伝えた。襦袢の胸元を崩し、直に膨らみをもみ込むと、
乳首がつんと立って淡く色づく様子を見ることができた。その色づく先端を、指でこねくり回す。すると、春美の頬が興奮に赤くなり、艶っぽい声を漏らすのが聞こえた。
「ふぁ……! れいじさん、んぅ……」
「ずいぶんと可愛い声だ。本当に可愛いのは誰だか、わかっただろうか?」
「も、もう……。変なトコロ、負けず嫌いです……」
観念したようにそうつぶやいた春美は、再び夫の唇に口づけた。
「わかりましたから、早く……」
ねだられるままに、御剣は襦袢の中に手を差し入れ、両足の付け根を指先でたどった。そして、すぐに春美の下着までたどり着くと、下着越しに突起の部分に触れる。
くちゅりと小さな水音を指先に感じたことで、そこがすでに湿りを帯びていることに気が付いた。下着の中がどんな様子なのか、容易に想像できる。
「すごいな。こんなになるまで我慢していたのか」
「んん、っあ! はぁっ、だ、だってぇ、キモチヨクなったほうが、赤ちゃん、できるんんでしょう?」
いっぱい我慢したら、キモチヨクなって、赤ちゃん出来ますよね?
そんなことを嬌声と共に聞かされて、何だか御剣はたまらなくなった。
自分が何に興奮しているのかもわからなかったが、ただひとつ、自分の妻は世界で一番可愛いということは確信できた。
「……では、キモチヨク、しようか」
御剣はそうつぶやいて、春美の下着の隙間から指を差し込み、すでに濡れそぼった蜜壺へ指を突き入れた。
「ふあああんっ! あ、ああん、れいじさんっ!」
「指だけでも、すごく締めつけてくる。大丈夫なのか」
「は、はいっ……! んあ、れいじさんっ、ああんっ、指、はげしっ……」
じゅぷじゅぷと激しく突き入れを繰り返し、指もあっという間に三本まで増やす。春美をベッドにうつ伏せに寝かせると、腰を高く上げさせて、指をさらに奥へと押し込んだ。
腰を高く上げたことで、春美のびしょぬれの秘所が下着の隙間越しにきらきらと光って見える。太ももにはすでに溢れた愛液がこぼれており、
周囲には独特のつんとしたにおいが立ち込めていた。それすらも、二人の興奮を煽る。
「あ、あ、あ! も、もっと、奥へっ! ねえ、れいじさん! わたくし、もっと奥がっ……!」
「いやらしい子だな、春美くんは」
「ん、お願い……もっと、おくにっ……でないと、もうっ、わたくしっ……!」
荒い息を繰り返し、身体を震わせる春美。彼女の中へと突き入れた指は、彼女が限界に達しようとしていることを感じた。
彼女が真に望んでいるモノが何なのか御剣は理解していたが、妻の要望に応えることはなく、指をさらに激しく突き入れて少女の快楽を煽った。
激しい水音と嬌声が、部屋中に響き渡る。
「あ、あ、……だ、めっ……! も、あっ! れいじさん…あ、ああああああっ!!」
身体を大きく震わせ、体内でうごめく指をぎゅうっと締め付ける春美。腰がびくびくと震え、愛液がぽたぽたとこぼれてベッドのシーツを濡らしていく。
「……イっただろうか」
「も、もうっ……はぁっ、れいじさんのいじわるぅ……!」
涙の滲む大きな瞳でそう言われて、御剣はくらくらとした高揚を感じた。春美は達したばかりでふらつく腰を、まだ高い位置にさらしたまま、さらに御剣に向かって秘所を突き出した。
「……はやく、くださいっ……」



御剣は妻にねだられるままに、すでに立ち上がって固く張り詰めた雄を少女の太ももにこすりつけた。その熱さに、春美は身体を震わせる。
「あ、れいじさん……」
いよいよ、夫の情熱が感じられるのかと期待に胸を震わせていた春美。だが、春美の期待は裏切られた。
男は雄を少女の白く柔らかい内股に挟みこみ、律動を始めたのだった。太ももで熱い夫のものが行き来する感触は今まで経験したことがなく、
いつも以上に卑猥な行為に思えて、春美は顔を羞恥で赤くした。いや──羞恥と、快楽で。
男のものは、春美の突起を刺激し、先ほどの指で与えられた快楽とは違った悦びを与えてくる。
「あ!? れいじさんっ……な、何をっ……」
「……これなら、なくてもできる」
うつ伏せていた春美の身体を仰向けにし、さらに内股を閉じさせて春美の柔らかな肌を剛直に感じる。
また、春美もその熱さを自らの敏感な部分で受け止めることで、さきほどの興奮を蘇らせた。
「あ、あ、あ! ぃやぁ……れいじさんっ……こんなの……」
涙を流しながら首を振る春美に、御剣は黙れと言わんばかりに口づけた。男の情熱を帯びた口付けは、すぐに春美を虜にした。
その間にも律動は続いており、春美の太ももは熱い雄で汚されていく。
「……これも、キモチイイ、と思うのだが……きみが嫌なら、やめる」
今にも爆発しそうな下半身をさらしておいて言うセリフではない。春美はそう思ったが、それでも彼は自分が嫌だと言えば本当にやめるんだろう。そう思うと、なぜだか涙があふれてきた。
「……れいじさんは、本当にいじわるっ……」
そう言いながらちゅっと口づけると、御剣は本当に困った表情をした。
「春美くんは、本当にかわいいな」
「……れいじさんには、いつも敵いません」
とうとう春美が降参したことを告げると、御剣の唇は笑みの形をつくった。そして、腰の動きを一層速め、春美の柔らかなふとももに剛直をこすりつける。
まるで味わうかのように執拗に摩擦を繰り返した。少女の白くほっそりとした足は、男と自らの愛液でべとべとになっており、
2人の律動とともにぐちゅぐちゅといやらしい水音を奏でている。
「は、春美……もう……」
「あん! もう、わたくしも、またっ……ふああああ!」
「っ……く!」
男の剛直による刺激で、春美は二度目の頂点に達し、御剣もまた熱い欲望を妻の細い体に注いだのだった。



「……れいじさんは、意地っ張りです」
行為後、春美は少し頬を膨らませてそう言った。
「素直にしてしまえばいいのに」
「……何度抗議を受けても、承認できないこともある。きみの頼みでもだ」
眉根を寄せて御剣がそう答えたが、まだ春美は不服そうだ。
「じゃあ、いつになったら赤ちゃんができるんですか」
「……きみが成人してから、だろうか。少なくとも」
「わたくし、もう結婚していますから、法律的には成人してます」
賢い。ちゃんと民法を勉強している。
「でも、だめなものはだめだ。……高校生のうちは、特に」
頑なな御剣の様子に、春美はため息を吐いた。シーツを体にまとってベッドから立ち上がる妻に慌てたのは、御剣だ。
怒らせてしまっただろうかと思って顔を覗き込むと、妻は苦笑いをしていた。
お互いの頑固さが、ちょっぴりおかしかったのだ。夫婦は似てくるというけれど、似てきたのか、それとも最初からどちらも変なところで頑固なのか。
どちらでも、ちょっぴり嬉しいような気がした。
「お風呂に入ってきますね。……その、随分汚れてしまいましたから」
「! う、ウム。……なんなら一緒に……」
言いかけた御剣の言葉をさえぎるように、春美はちゅっと触れるだけの口づけをよこした。うれしい不意打ちに、御剣は頬を染める。
春美を見ると、大きな瞳で御剣を見つめてきて、力強く
「だ、め、です」
と言った。なんだか恥ずかしくなる御剣。
「う、ム。わ、わかった」
「……その、わたくしがお風呂に入っている間に、いきたいところとかあるのではないですか? その、コンビニ、とか……」
「!」
照れながらそう言う春美を驚きの瞳で見ると、幼い妻は一瞬恥じらいの表情を見せて、ベッドから軽やかに離れた。
「その、あんまり遅いと、わたくし寝てしまいますからね!」
「あ、ああ。すぐに、戻るから──待っていてほしい」
そう言って、御剣は慌てて身支度を整えだしたのだった。


おわる

最終更新:2020年06月09日 17:35