御剣×冥(7)



「怜侍、」師に呼ばれた。「ちょっと来なさい。」
呼ばれた先は冥の部屋だった。師匠と久々の渡米。愛娘の冥が検事になったという事で、師は珍しくいてもたってもいられなかったんだろう。
久々に会った冥は、以前より背が伸びて、体つきも僅かであるが、胸や尻がふっくらしていた。もちろん、顔つきもやや女らしくなっていた。
「冥。彼を、覚えてるかい?」
「…怜侍」

覚えててくれた。
「君にこんな事を頼むのはアレ何だが」
「…?(師匠の様子が変だ)」
「冥を、完璧にして欲しい」
「完璧?…!」
師匠の冗談かと思ったが、直ぐに理解…してしまった…。
「何言ってるの?私は完璧よ。あなたの娘なんだから」
あぁ、冥はまだこの意味を「知らない」んだ。
「師匠…私でいいんでしょうか」
「こればっかりは私が不可能だから言っている」(当然だ、娘に手を出すなんて倫理に反している)
「わかりました」

その返事を聞くなり、師匠は部屋を出ていってしまった。(師には黙っていたが…私も実は童貞だったりする)


私はベッドに座ると冥を呼び寄せた。
「…メイ、来なさい」
「何?」
「ここに座るんだ」隣ではなく前を指す。
「…嫌。子供じゃないんだから」(パパの膝に乗るのと勘違いしてるのか!)「違う、」もどかしくなってメイの体を引き寄せた。
「バカ、何するのよ」
「…女の子になって間もないのに、もう「女」になるとはな…」
メイのブラウスのボタンを上から外していく。
「や、やだ」
びっくりしてるのか、抵抗するのを忘れている。4つほど外したところで、やわらかい肌が出てきた。
「何だ、下着を着けてないのか。期待してたみたいだ」
「な、何が?それより、何をするつもりなの?」(あぁ、メイは何も知らないんだ)
私の左手はメイの胸に、右手はいつのまにかこれから「知る」であろうところに行っていた。
「ドコ触ってるのよ!バカっ、痛い!」
まだ発育中の胸のしこりを、強く揉んでしまったらしい。


「大きくなるぞ?」
「バカバカバカっ!」(これは本当に痛そうだ)
仕方なく乳首を揉む。緊張してるのか既にぷっくりと起っていた。
下のほうはすぐ準備が出来た。乾いていた入口は、私のやや太くて大きな中指にすぐ反応したのだ。まだ幼いから、敏感なのかも知れない。
「いやらしいな、どうしてここまで成る」
「…」

問題は自分のほうだった。準備が出来てない。メイには悪いと思いながら、チャックを下ろし、ボクサーパンツの間から今からメイの下半身に押し込めようとしているモノを出した。
「メイ。」
私はメイの頭をそこに近付けた。
突然そんなモノを目の前にしたメイは、当然驚いている。
「えっ?えっ?」
「メイのほうは準備が出来ているようだから、私の準備をしてもらおうか」
「?」
「舐めて…口に、くわえるんだ」
「んんっ」
メイの口に、先端を押しつける。メイは抵抗してるのか、口を開けようとしない。

「君の為なんだ」


…ゆっくりと口が開き、舌だけが出てきた。恐る恐る先端を舐め出す。舌が、先端の割れ目をぐっ、と、えぐるように舐めた。
「もっと、下も」
メイは裏から舐め上げる。ゾクゾクっと背中に何かが走ったかと思うと、私のモノは今までに無い張れあがりを見せた。
「…うッ」
メイが私の反応を見るように、チラチラを目を上に向ける。「ま、まぁいいだろう、」
メイを抱き上げ、ベッドに仰向けに寝かせる。
「入れようか」
「な、な、…」
「メイが一番びしょびしょにしてるところに…今舐めてくれたモノを」
「バカ、入るわけないじゃない、そんな…」
「怖いかい?」
メイは、目に涙を溜めながらガクガクと震えている。(怖いのは私も同じだ、…意味合いは違うが)

「大丈夫、」とだけ言うと、私はメイの中にゆっくりと挿し込み始めた。途中、滑りが良かったのか、スッと中に入る。いやらしい音をたてながら。


「痛い!」「あッ、あッ…や、やだ、」
部屋にはメイの声と、いやらしい音が響く。まだ、私のモノは半分も入っていない。メイの穴が予想以上に小さいのだ。私は、メイの肩を押さえ、身体ごと使って中に押し込める。
「あーッ!」
自分の部屋だから解放感があるのだろう、メイの声が更に大きくなる。
「レイジ、お願い、」(やっと名前を呼んでくれた)
「ゆっくり、して…壊さないで」
初めて受け入れているのを認めたようだ。
「ゆっくりのほうがもっと痛いよ?」
「…」
「すぐ気持ち良くしてあげるから、我慢しろ」

ぐッ。
奥まで入れたつもりだった。
ゴツッ。
何かに当たる。
ぐッ、ぐッ、と何度か押し込んでみるが行き止まりらしい。
「メイのはここまで、か」(まだ初めてだからな、このぐらいまでしか入らないのだろう)
「違うわ!まだ、私の身体はレイジを、」
メイは起き上がり、私にしがみ付く。


「レイジのは、全部…私の…!」
初めて入れるモノに、メイの下の口の食いつきがすごい。さらに、メイのほうから腰を動かして押しつけてくる。どこかで覚えたわけでなく、本能がそうさせているのだろう。
私も負けじと、ピストン運動を始める。メイもそれに合わせて動く。
「レイジ…!レイジ…!」求められるってこういう事なのか。
「身体が、変なの、気持ち良くなってきた」
「一人前に、イクのか?」
「えっ?何?」(ちょうど、私も達しそうだ)
「…メイ!」
私はメイをきつく抱くと、そのまま中で果てた。メイも、大きな声で叫んでいた。メイのなかで、何かがどろどろと動いている。凄い幸せなのと裏腹に、中に、生で出した罪悪感が入り交じっていた。
「レイジ…」
顔を見ると、普段と違い、一段と可愛い泣き顔のメイがいた。(まだ、痛いのかな)
「い、痛かっただろう、今抜いて…」
「ダメ」
「で、でも」
「身体が淋しくなるわ、だから、…まだ入れたままにして」


「大丈夫、一度抜いたからといってすぐ他の女に突っ込んだりしない」
「他の女と比べないで」
「他の女…?何を言っている?」
「しらばっくれないで」(…言うしかないのか)
「すまない。今まで黙っていたが…実は、その、私もセックスは初めてで」
「うそ!なんで慣れてるのよ」
「君に不安がらせたくなかった。他の女と交わる事も考えたが、やっぱり…メイの身体で筆下ろししたくて…」(な、何を言っているんだ!私は!)
「メイの中に…初めて射精したい、メイが私のアレで初めて感じている姿が見たくて…!」
自分でも何を言ってるかわからなかった。
「レイジ…バカね、素直に言えばいいのに」
メイはレイジをぎゅっと強く抱きかえし、レイジの唇に自分の唇を押しつけ、舌をねじ込んだ。
最終更新:2006年12月13日 08:30