うらみ×ゼニトラ



「じゃあ、約束通り、頂いてくで」
今日の仕事がやっと終わった。闇金の仕事も楽じゃない。今日も数件回ったが、ほとんどが夜逃げとか来月まで待ってとか、まともに返したヤツは最後に行ったとこだけだった。
事務所はもう電気が消えていた。(うらみちゃん…帰ったンかな)こんな時くらい、たとえうらみちゃんでもいいから「お帰りなさい」と言って欲しいと思った。(電気…ドコやったかな)手探りで壁のスイッチを見つける。

ぴちゃ…

(ぴちゃ…?)
「はあっ…はあっ…ん」「だめ……さまの、……が…欲しいの…」(この声は…うらみちゃん?)
「痛いです……ん、はぁッ」(うらみちゃんが他の男を連れ込んで…?まさか成歩堂がうらみちゃんをレイプしてんのとちゃうやろな…!)
パチン。
電気を点けた。
「うらみちゃん大丈…」


男の影なんてさっぱりない。
ソファに、息の荒いうらみちゃんが横たわっている。お腹の辺りまでたくし上げられたスカートのすそから、白い腿と白いレースの下着が見える。下着は、じっとりと濡れて、その下の僅かばかり生えている毛が、うっすらと透けて見えた。
「うらみちゃん…大丈夫か?だ、誰に…」
「トラさま、今の…見てらっしゃったのですか…」
「うらみちゃん、誰に犯され…」
くっくっ…弱々しく笑う。
「トラさま…私、淋しかった…」
「ゴメンな、うらみちゃん、こんな時間までお留守番しててくれたんやな、」(とっとと帰っとったらええのに)
頭をなでなでする。大した怪我でもないのに、まだ包帯なんかして…。その手をうらみちゃんの頬に添わせてみる。
「トラさま…」
うれしいみたいだ。何人も殴ってきたこんな手のどこがいいのか。
冗談で、親指をうらみちゃんの唇にあててみる。柔らかい。
「ちゅぱ…」
しゃぶりだした。


ちょっと、いやらしい。(何か、こっちまで変な気分だ)
「うらみちゃん」
「トラさ…」うらみちゃんの唇を、自分の唇で塞いだ。すぐに舌をねじ込む。
「んんっ」
うらみちゃんも、舌で応えてくる。途中、感じてきたのか、びくん、と体が反応する。


うらみちゃんの口のなかが、さらにねっとりとしてきた。(…て事は、下のほうも、)そっちのほうに手を延ばそうとも考えたが、組長の顔がよぎった。止めておこう。それに、…レイプされた後だし。
ちゅるっ、と、うらみちゃんの舌が抜けた。
「?」
「と、トラさま…」
体をすり寄せてくる。
「む、無理せんで、な?…」


「恐かったやろ。一人にして、ゴメンな、傷モンにしてしまったなぁ、ゴメンな」(あー、また、オトシマエつけなあかんのか…) 「…トラさま…?私、トラさまにして頂きたいの」
「す、するって、何が」
「愛し合ってるのですから…する事は決まってますでしょう…?」
「いやっ、そそそそれはっ…」
「『湿っぽいツラ…』」
「!」
「私、トラさまのせいで、…こちらも湿っぽくなってしまったのですよ?」
するりと下着を下ろした。
てらてらと、糸を引いている。そこから、何かぶらさがっている。コード…?
「!うらみちゃん、何てモノ突っ込んどるんや!」


明らかにバイブだった。しかも、うらみちゃんのアソコよりもちょっと大きめのモノを、無理に入れている。
「トラさまの…きっと大きいから……私に入れて頂く時にきつ過ぎないよう拡張させておりました…」
「い、痛かったやろ、早く抜かんと」
「トラさま、…入れて下さいます?」
「へっ?」
「コレを抜く代わりに…」
うらみちゃんが頭を下げた。
ジィィィ…。
チャックが下ろされていく。
「もうそろそろ、私たちこういう関係になるべきです…」
パンツから、自慢のアレを引っ張り出してきた。


「うらみちゃん、あかん!そんなモン、…あッ」
拙い手つきで触られたせいか、勢い良く勃起してしまった。
「…ふふっ…いい大人ですのに、ここはお若いですのね」
「ち、違うんや、」
「思ってた通りトラさまの……って、こんなに……ですね」(思ってた通り何なんだ?大きい?小さい?)
「もっと…して下さいますよね…」
ぴちゃ…ぴちゃ…
コネコがミルク舐めてるみたいだ…!
「うらみちゃん!あかん!あかんて!」
「トラさまの…もっと大きくなっていきますわ…」
びくん!
「あッ…!」
いつのまにかうらみちゃんの口に、押し込んで射精してしまった。


「うらみちゃん、ゴメンな…」
ティッシュを数枚取って渡そうとした。
「…(ごくん)」
「飲んだんか?!」
「愛してるトラさまの…ですもの…」
「ま、まずかったやろ、無理に飲むことないんやで」
「トラさま…私、本当はこちらに欲しいのです」
ちらり、と下を見る。まだバイブは刺さったままだ。バイブの振動なのか、感じているのか、うらみちゃんの体はやや震えている。 「…トラさまのこと…ずっと考えておりました…」(ワイの事考えてオナニーしてたんや!)
一瞬ぞくっとしたが、女に恥をかかせてはいけない。まして組長の孫なんて…。


「うらみちゃん、」
うらみちゃんを抱き上げた。軽い。デスクの上に、向き合うように座らせた。ワイは、いつもの椅子に座る。
「うらみちゃん、両足を机に上げるんや。」
「恥ずかしい…」
「今入ってんのをよく見せて欲しいんや」
「ワイのをブチ込みたいんやったな?だったら入り口よう見せんとあかんな」
「トラさま…早く…入れて下さい…」
うらみちゃんが半ベソかいている。普通にしてれば十分かわいいのに。あと、鹿羽組の孫でなければ。
「わかった。今ブチ込んだるからな」
ゆっくりバイブを抜く。すごい水浸しだ。


「一気にいくからな」
ズブッ、グ、グッ…!
「うらみちゃん、ゴメンな、ゴメン…!」
「あッ、んんっー!トラさまの、太くて長いのが、あっ、」
根元まで全部入れる。奥で、何かに当たっているが関係ない。
「い、イッても、ええか!」
うらみちゃんが小さく頷いたのを確認すると、中に、あるだけの全部を注いだ。まわりから、うらみちゃんの中に入りきらなかった精液に混じって、うらみちゃんの血が出てきた。
「トラさま…愛してます…」
また、4、5回ゆさゆさと動いてみる。
「あッ、あッ」
またイキそうだ。
「トラさま、スゴい…もっと続けて出来ますのね…」「うらみちゃんのためや…」
腰で、グッと突く。とっても華奢なうらみちゃんの体を、抱き締めた。
「トラさま…」
うらみちゃんの顔を、初めてちゃんと見た。睫毛が長くて、かわいい。イッた時の顔はもっとかわいいなんて知らなかった。
(こんなオッサンとセックスしてて、うらみちゃんはいいんだろうか?)
「大人の男って、魅力的ですのよ。トラさまは特に…」「!!」(やっぱりうらみちゃんは怖い…!)
最終更新:2006年12月13日 08:39