成歩堂×マコ②

某月某日午前9時00分
「いってきまーす。」
「それではいってまいります。」
真宵と春美は東京の中心街へ買い物をしに行った。
一人取り残された成歩堂は誰もいない事務所内でため息を付いていた。
「コーヒーでも飲むかな・・・・」
と言って、インスタントコーヒーを取りに行ったが、生憎切らしていたため
散歩ついでに買い物でもしようと思いドアの開けた瞬間「ゴン!」と何かがぶつかった様な音がした。
「イタタタ・・・」
この声は須々木マコだった。
「マコちゃんどうしたの?」
「成歩堂さんに会いに来たッス。もしよければ家に来て欲しいッス。」
「いいけど。真宵ちゃんや春美ちゃんがいないけどうする?」
「別に構わないッス。成歩堂さんさえ来てくれたらそれでいいッス。」
「分かった。じゃあ鍵を閉めて行くからちょっと待ってね。」

「ここが須々木の家ッス。」
そこは、小綺麗なマンションだった。
マコに連れられて建物内に入り、マコが303号室の鍵を開けた。
「けっこう、広いんだね。」
成歩堂はその広さに驚いていた。
「成歩堂さんは朝ご飯食べたッスか?」
「まだだけど。」
「だったらこの須々木が朝ご飯を作ってあげるッス!」
「あ、ありがとう。」
マコはキッチンへ向かい手慣れた手つきで料理を作り始めた。
「成歩堂さんは赤味噌か白味噌どっちが好きッスか?」
「僕は、赤味噌。」
「はーい。」
数十分後、おいしそうなにおいが漂ってきた。
「お待ちどーッス!」
マコが作った朝ご飯のメニューはご飯、味噌汁、アジのひらきなどの和風なメニューだった。
「実は須々木まだ食べていなかったのでご一緒させていただくッス。」
成歩堂は久しぶりに食べる手作り料理の味を堪能していた。
「まるで、新婚の夫婦見たいッスね。」
「ウッ!ゴホッゴホッ!」
「大丈夫ッスか?」
「ああ、大丈夫少しむせちゃっただけだよ。」
2人は朝ご飯を食べ終えた。 マコが洗い物をするために、キッチンへ行こうとしたとき
「マコちゃん、僕も手伝うよ。」
「ありがとッス。」
2人で洗ったので作業は順調に進んだ。最後の皿を取ろうとしたとき、2人の手が重なった。
「あっ・・・」
「あっ・・成歩堂さんの手・・・とても暖かいッス・・・」
マコは突然成歩堂に抱きついてきた。
「ま、マコちゃん。」
突然の行動に寝る歩堂の心拍数は上がり、これでもかと言うくらいにどきどきしている。
「須々木・・成歩堂さんのことが好きッス。」
「えっ・・・」
「お願いッス。今からこの須々木を抱いてください・・・」
「ほ、本気なの?」
「本気ッス。」
「分かった・・・僕も君のことが好きだ。」
といって、成歩堂はマコをベッドまで運んでいった。

ベッドに乗せられたマコと成歩堂は深いキスをした。
目を閉じて互いの舌を絡ませ合い、長い間キスをしていた。
「んっ、ふぅ、あふ・・・」
キスが終わった後、成歩堂がマコの服を脱がせ始めた。
「優しくして欲しいッス・・・」
「分かってる。」
その日は薄手の服を着ていたので、脱がすのは簡単だった。さらに、彼女の白い下着に手を付けた。
「あっ・・・」
次第に露わになっていくマコのボディラインに成歩堂の興奮は一気に高まった。そして、脱がす終わりマコは生まれたままの姿になった。
「マコちゃん、いくよ。」
「どうぞ・・・」
成歩堂の物がマコの中へ徐々に入っていく。
「あっ、あん、やっ、あぁ・・」
「ちょっと痛いけど我慢してね。」
といって成歩堂は一気に突き上げた。
「あ、あぁぁぁぁー!!」
髪を振り乱して快感に浸るマコはとても扇情的だった。
さらに、腰を振るスピードを早くした。
「んんっ!いぃぃぃ・・」
「マコちゃんそろそろ、イクよ。中に出してもいいかい?」
「はぁはぁ・・いいッスよ・・・」

そして、マコの中に出された。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!・・・」
「はぁはぁ・・・・・」
2人の間には暫しの沈黙が流れた。
「じゃあ、マコちゃん後かたづけは僕がやるから・・・」
「すみません・・・力が入らないから手を貸して欲しいッス・・・」
成歩堂はマコの手を引っ張り上体を起こさせた。
「何があったかなんて分からないほど飛んでたッス・・・」
「今度もやる?」
「是非ともやるッス。」
「それじゃあ、そろそろ帰るね。」
「成歩堂さんの事務所に行ってもいいですか?」
「別にいいけど。」
これが間違いであった。

同日午後4時
「たっだいまー!」
「ただいま戻り・・なるほど君?」
そこには、ソファの上で寝ている成歩堂の姿と、成歩堂の上体に覆い被さるようにして寝ているマコがいた。
「あっ・・・」
「な、なるほど君!」
「はみちゃん、ここは静かにしておいてあげよう。見て、2人の幸せそうな笑顔。」
「真宵様がそこまで言うのなら仕方ありませんが、真宵様という女性がいながら・・」
「ここでは、静かにしておこう。あとで叱ればいいからさ。」

その後、成歩堂はマコが帰った後、春美にきついお仕置きを受けたそうだ。
マコとの関係は非常に発展したのでよいとしよう。

ただ成歩堂がイトノコ刑事に白い目で恨まれたのは無理も無い。
最終更新:2007年05月24日 17:43