岡高夫×マコ①

12月3日 2時 吐麗美庵
「・・・外れた!くそっ!!」
「んで、どうすんねや。今ならそのクリーニング・ボンバーで、チャラにしてやってもええんやで。」
「・・・・しょうがない。ほらよ。」
岡は芝九蔵にクリーニング・ボンバーを渡した。
「まいどありー。感情はこっちが払っとくでな。」(けっ、毒用意しただけ損したな。まあいい)
「・・・・」
「ありがとうございましたー!」
「ん・・・」
岡が女の子の声がした方を向くと、そこにはウエイトレス姿のマコがいた。
「・・・・・・」(ふんふん・・・・・胸は平均以上あり。ウエストは細めだな。ヒップは・・・うん胸とのバランスとも良いな。)
「あの、どうかしたッスか?」
「い、いやなんでもないです。」

「うーん、さっきの女の子結構良かったな・・・・」(そうだ。店を出てきたときにナンパしよう。)

同日 7時
「さようならッス!」
(おっ、来た来た。)
「こんちは。昼にいた客だけど覚えてる?」
「・・・ああ!左目に眼鏡をかけてる人ッスか?」
「そうそう。これから、暇だったら一緒に晩飯でも食べないか?金は俺が払うから。」
「いいッスよ。」
「それじゃあ、行こうか。」(やったー!うまくいったぞ。)

同日7時30分
「ここだ。」
「すごいッス!」
岡とマコが行ったところは、異国情緒あふれる中華料理屋だった。
「俺は台湾ラーメン。」
「あたしは、チャーハン。」
「それから、若鶏の唐揚げとビール二人前。そういえば、君は須々木マコって言ったね。お酒飲める?」
「一応飲めるッス。けど、どうしてあたしの名前を知ってるスか?」
「去年、冤罪で捕まっていただろ。」
「なるほど、納得したッス。」
料理が来て、食事を始めた。繁盛しているだけあってとても美味しかった。
ビールを2人は飲んだが、実はマコのビールには岡が睡眠薬を入れておいたのだった。
(よし、成功したぞ!)
2人とも食べ終わり、店を出たところでマコが急に眠くなったといった。
「だったら、俺の家で泊まっていくといい。」
「あ、ありがとッス。」
マコは岡の家に着く頃には、もう四分の三は寝ているような状態だった。
「着いたよ。」
「うーっ・・・・・眠いッス。」
「俺がおんぶしてやるよ。乗りな。」
「あ、ありがとッス・・・・・ふああああ・・・・・」
「・・・・・」(坤睡眠薬の効果は約2時間で切れる10時には起きるだろう。)

岡の家 同日 10時
「ふあああ・・よくね・・た・・」
マコが起きたときには、隣に岡がいた。
「あ、岡さんッスね。どうもありがとッス。」
「何か、体に異常はないか?」
「とくにないッス・・」
「少し体温が高いんじゃないのか?」
「そう言われると・・・なんか体が熱いし・・・あそこがむずむずするッス・・・」
(そろそろだな・・・)
いきなり岡が、マコを押し倒し、服の上から胸を揉み始めた。
「キャ!なに・・するッス・・・かあっ・・・・」
「こうされることを、体は望んでるようだな!!」
「・・・・んっ・・違・・う・・っす・・・」
「じゃあ何でこんなに濡れているんだ?」
「え・・・・あたし・・・・・濡れてる?・・・」
「そうだよ。これが証拠だ!」
秘部をいじくっていた岡の指には大量の愛液がついていた。
「いやぁぁぁ!!」
「まだまだ、お楽しみはこれからだ。」
「ああああー!!」
「叫んでも無駄だ。この壁は防音加工になっていて、どんなに声を出しても聞こえない。」
岡は指で弄ぶ時の反応に飽きたのか、自分のバッグからローターと呼ばれる物を取り出した。
「なんすか、それ。」
「静かにしてな。」
岡はマコの服を脱がした。制服の上からでは分からなかったボディラインがさらけ出された。
「んん・・・」
マコは羞恥心で顔を真っ赤にしている。それに構わず岡は、マコのブラジャーとショーツを脱がした。
下着までも脱がされて、生まれたままの姿になったマコの顔は顔だけでなく耳まで真っ赤に染めている。
岡は両乳首に唇をつけて、舌で刺激したり、吸ったりしていた。その度に、経験のないマコの体が仰け反る。
「こんだけで、あんなに仰け反るとはな。これでやるとどうなるかな。」
「いや・・・止めてッス!」
マコの抵抗むなしく、両乳首とクリトリスにローターをつけられた。さらに、ヴァギナへバイブを入れられた。
「これリモコン式だから、反応が楽しみだな・・・スイッチオン!」
ビビビビビビビビビビビビビビビ!!!
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!うぅぅぅぅぅぅぅ!イク、イクッス!!」
ベッド上で、愛液を溢れさせてのたうち回るマコを見て岡は笑っていた。
「そうだ!その声だもっと出せ!!」
岡がリモコンのスイッチで最強にしたら、大きく後ろへ仰け反り、糸の切れた操り人形のようにベッドへ倒れた。
「なんだよ。きぜつしやがったのか!まあいい、明日は休日だ。一日中遊んでやるぜ。」

「うう・・・」
「ようやくお目覚めか?」
「あ、あなたは・・・」
「そうだ。昨日君の、痴態をバッチリ見させていただいたよ。」
「そんな・・・・酷い・・・」
マコが泣き始めても岡は悪びれた様子もなく続けていった。
「言っておくが俺はお前とヤッてはいない。」
「岡さん酷いッスよ!あんな風にネチネチ攻められるくらいだったら、いっそのこと入れられていた方がましだったッス!」
「まあ、怒るな。今日は、君の希望通りにしてやるよ。」
といって、岡はベルトを外して、ズボンを脱いだ。
そして、マコの両足を無理矢理開かせて自分の肩に乗せた。
足を開いた形で男性に見られている訳なので、マコは余計恥ずかしくなった。
「恥ずかしいッス・・・」
「すぐにイかしてやるよ!」
岡はいきなり、クリトリスを指で刺激し始めた。
「!!」
すぐに愛液が溢れて大洪水になった。
「おーおー、こんなに溢れてるぜ。」
「・・・・・」
そのとき、岡が有無言わず挿入してきた。
「ああ!!」
「ん、お前処女だな?」
「・・・そッス・・・」
「俺が貰うぜ。」
岡がマコを持ち上げると激しく衝いてきた。
「あっ、やっ、あっ、あっあああ・・・」
「なかなかの名器だな。ぎゅうぎゅう締め付けてきやがる。」

その時だった。プチッという何かが破けた音がした。
「痛いッス!」
「このまま奥までいくぜ。」
マコの破瓜も気にせずに衝いてくる。
「そろそろ、俺も限界だな。中に出してもいいか?」
「いいッス・・・・最近終わったばかりッス。」
「よっしゃ!」
岡はラストスパートとばかりに、激しいピストン運動を繰り返した。
「うお・・・・出た・・・」
「んんー!!」
マコの中に出された。
「ハァハァ・・・・もうだめッス。」
「俺もちょっと無理かもな・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・どうよ、初めてのセックスは?」
「気持ち良かったッス・・・・・」
「そうか、そりゃよかった。」
「あの、岡さん・・・」
「どうした?」
「また・・・時間があるときに来てもいいですか?」
「そりゃ、願ってもないことだな。いいぞ。今日や昨日よりずっとハードなのを考えとくからな、覚悟しとけよ。」

2人の関係はここから始まった。

終わり




つまらん長い話を最後まで我慢して読んでくださった皆さんありがとうございました。
誤字・文法間違いなどがありましたら、ご指摘ください。
岡高夫・・・3の3話で死ぬんですけど、もし生きていたら間違いなく
マコの帰り際で襲うと思いました。
最終更新:2006年12月12日 20:17