vs右四間飛車


執筆者のvs右四間飛車の歴史の側面もありますがご容赦を^^;

6七銀・7八金・9八香型

執筆者の採用時期:2005.9~2008.11頃。



左金を▲7八金と使ってがっちり受けようとする陣形です。▲6九飛と引かずに68に置いたままだとどうなるかも興味があるところです。

実戦譜


戦型 分析+棋譜
△8五桂跳ねられない 分析,棋譜
△8五桂跳ねられない(▲97桂) 分析,棋譜
△7三桂跳ねず 分析,棋譜
▲2五桂跳ねられる 分析,棋譜
△8五桂跳ねられる(力戦) 分析,棋譜
▲2五桂跳ねられる 分析,棋譜

5六銀・9八香型

執筆者の採用時期:2008.12~2009.9頃

△8五桂、▲8六角、△6五歩、▲同歩、△9九角成、▲6四歩と角を空成りさせて桂を取らせている間に6筋からの逆襲を狙う陣形です。実質的には馬+桂損が大きく、四間飛車不満な展開になりがちというのが現在の印象ですが、じっくり研究してみましょう。

実戦譜


戦型 分析+棋譜
vs居飛車穴熊との併用 分析+棋譜
vs箱入り娘との併用 分析+棋譜

7五歩・6七銀型

執筆者の採用時期:2009.10~現在

△7四歩~△7三桂~△8五桂のルートをそもそも封じるうえ、△9四歩~△9三桂~△8五桂のルートも▲7六銀~▲8六歩で防ぐなど、右四間飛車の右桂の活用を徹底的に封じようとする陣形です。

実戦譜


戦型 分析+棋譜
vs左美濃との併用 分析+棋譜

7九銀・8八角型

執筆者の採用時期:2010.1~現在。

詳しくはvs右四間飛車 7九銀・8八角型へ。今のところは▲6八玉型で急戦を仕掛ける変化のみです。


右四間飛車の右桂の目標になる▲7七角を上がらず、7九銀の動きも保留する指し方。場合によっては▲7八飛と三間飛車に振り直し右四間飛車を直接相手にしない指し方も有力です。

実戦譜


戦型 分析+棋譜
美濃vs舟囲い 分析+棋譜
四間穴熊vs超急戦 分析+棋譜
四間穴熊vs急戦 分析+棋譜
四間穴熊vs急戦2 分析+棋譜
美濃vs位取り 分析+棋譜
美濃vs角道封鎖急戦 分析+棋譜

vs右四間飛車の各対策と右四間飛車の各戦型との相性

独断と偏見が含まれているので、信用しすぎないようにお願いします^^;

桂通常ルート 端桂ルート 7筋逆襲策 左美濃 居飛車穴熊
6七銀・7八金・9八香型 - × ×
5六銀・9八香型 -
7五歩・6七銀型(四間先手)
7五歩・6七銀型(四間後手)
7九銀・8八角型 - - - ◯? ◯?
(2010/9/15現在,?付きは研究が終了しておらず結論が出ていません。)

[凡例]
四間飛車有利
四間飛車十分
四間飛車やや不利
× 四間飛車不利
- 居飛車にその攻め筋が存在しない

※「桂通常ルート」は7筋(後手右四間の場合)から桂を活用する急戦、「端桂ルート」は端から桂を活用する急戦、「7筋逆襲策」は「7五歩・6七銀型」に対して△7四歩、▲同歩、△7二飛(後手右四間の場合)と攻める急戦を表します。

posted by ottfoekst
最終更新:2011年02月18日 18:42