妖女のねむり


285 名前:おさかなくわえた名無しさん メェル:sage 投稿日:05/01/10 02:29:10 ID:s8J8oz7A

泡坂妻夫の「妖女のねむり」という小説
輪廻転生が本当にあるかのように思われたのが、
最後に合理的に説明がつけられるとのことですが、
詳しく教えてください!



286 名前:1/2 メェル:sage 投稿日:05/01/10 03:31:03 ID:TjcvJiWD

>>285
主人公の青年は古紙回収業者。
ある女性と出会い、以前見たことがあるような気がする=前世の恋人と思い込み、声をかける。
女性はええとこのお嬢さん。
自分は前世は心中をした日本人女性だったと告げる

子供のころから自分が今とは別の名前だとなぜか信じていた。
→その名前は心中をした女の名前だった。
額には三つの黒子がある。
→同じ黒子が心中をした女にもある。
子供のころから尖ったもので刺されるという恐怖があった。
→鋭い刃物で胸をつかれ、女は死んだ。

心中した女の子供時代の写真を見ると、その服が自分の記憶にある服と同じ。
あと色々。
主人公は女性と結ばれる。
女性は前世の記憶に苦しめられ、若いころは馬鹿なこともしたと告白する。


287 名前:2/2 メェル:sage 投稿日:05/01/10 03:40:53 ID:TjcvJiWD
あ、書き忘れ。あと、確か命日と誕生日が同じだった。

オチ。女性の輪廻転生の記憶は作られたものだった。
心中で死んだ女には母親がいた。
母親は魂の輪廻転生を信じており、娘の死がきっかけでおかしくなってしまう。
ベビーシッターとなり、娘の死んだ日と同じ日に生まれた赤ん坊の家庭に雇われ、
その赤ん坊を娘の生まれ変わりとして育てることに決めたのだった。
違う名前がある→母親が自分の娘と同じ名前でずーっと呼びかけていた。
黒子がある→娘と同じ場所に黒子がないとおかしいと思った母親が、赤ん坊の額に刺青をした
(この事件がきっかけで家族がベビーシッターの異常性に気づき、解雇)
尖ったもの怖い→刺青されたときの恐怖が残っていた
母親は赤ん坊の家族には内緒で、自分の娘の子供時代の服を赤ん坊に着せたりしていた。
そのために洋服に記憶がある。(だったはず。ここ、うろおぼえ)

主人公が女性の顔に見覚えがあったのは、実は女性は若いころ、AVの仕事をしていた。
そのときのグラビアを古紙回収の仕事の最中に見かけ、かわいいと思って眺めていたせいで見覚えがあったのだった。

女性には前世の前世の記憶もあって、そっちも捏造された奴
(捏造のトリックは↑とは違う、そしてこっちは話の本筋に絡んでいる大掛かりな仕掛け)なんだけど、
長くなりすぎるからかかなかったよ。
長文失礼。


289 名前:おさかなくわえた名無しさん メェル:sage 投稿日:05/01/10 19:04:49 ID:23K9OEzF
285さんじゃありませんが
>>286-287さん
その本筋とやらの方が気になります
時間があったら書いてくだせえ


337 名前:286 メェル:sage 投稿日:05/01/14 02:05:22 ID:UdjnRElb
>>289

山奥に精神的に病んでる人たちが集団で暮らすお寺があって、
そこで「自分は高名な芸術家の生まれ変わりだった」って思い込むのが流行った。
皆一生懸命、無心に「過去の自分の作品」の模倣を続けて、
紙やら絵の具やらインクやらも当時のものにこだわり、しまいには一流の贋作師集団ができあがる。
その作品の一部が心ない骨董商の手によって、本物として愛好家の間に流出してしまった。
その中に「自分はフランス人?の生まれ変わり」って信じた女性の自画像が混じっていた。
(女性の恋人の作品だったかも。うーん、うろおぼえ)

絵を描いたのは、例の心中事件で実は死んでいなかった女性。
自分の前世だと思いこんだフランス人は、彼女と同じように悲恋の過去がある。
自分に似せて描いた自画像だったので、額には三つのほくろがある。

輪廻転生を信じるお嬢さんは、その絵の特徴的な黒子を見て、その女性について調べる
→前世の自分と経歴が似ている→これは自分の過去生に違いない
という感じだったような。

最後は主人公と、その心中で生き残った女性が出会うシーンで終わり。
本筋のほうはむっちゃうろ覚え。
細かい伏線がいっぱいあって、かなり面白い本だった記憶があります。









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