シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説(小説版)
602 名前:おさかなくわえた名無しさん メェル:sage 投稿日:2005/05/24(火) 23:36:15 ID:lkvgkhMW
ちょっと変則的なお願いなんですが。
この前、『シービスケット』という映画を観て、とても面白かったんですが、
映画の原作小説にはレッド、ハワード、トムのその後が書かれているそうで。
あの三人は映画の後、どういう人生を送ったのでしょうか?
小説読んだ方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
791 名前:おさかなくわえた名無しさん メェル:sage 投稿日:2005/06/08(水) 22:16:55 ID:B0alljri
>602
>この前、『シービスケット』という映画を観て、とても面白かったんですが、
>映画の原作小説にはレッド、ハワード、トムのその後が書かれているそうで。
シービスケットの原作は、ノンフィクションということになっていますね。
映画の方は、当然ながら話をはしょったり変えたりしている所があります。
・レッドが騎手になったのはレッド自身の希望。もっとも、後見人を引き受け
た両親の友人が、あっさりと見捨てて姿を消したのは事実だそうですが、家族
との縁が完全に切れてしまった訳ではなかったそうです。
・サンタアニタ・ハンデでの騎乗にレッドがこだわったのは、プライドの問題
もさることながら、奥さんが最初の子を妊娠中だとわかったこともあったとか。
色んな意味で、ハワードの厚意に頼るだけの状態ではいられないという思いも
強かったらしい。
で、三人のその後ですが、平和な老後を送ったのはハワードだけで、後の二
人はいろいろと波乱の人生を歩んだそうです。
スミスは、ハワードの所を離れた後も、不正疑惑に絡んで一年の追放処分を
受けたりしたものに、調教師として働き続け、78歳で亡くなったとか。
レッドは、一度は引退して調教師になったもののうまくいかず、結局は騎手
に戻っています。「半年ごとにカムバック」というのは本人の弁だそうですが、
何度も落馬して負傷してはまた戻ってくるという生活を続け、46歳で引退した
とか。その後は競馬場の郵便係や雑用係などをして、1981年に亡くなったとか。
読み直していて気付いたけども、ハワードが15歳の三男を亡くしたのが1926
年なんで、ポラードはこの時に16歳。ハワードがポラードに息子のように目を
かけていたというのも、なんとなくわかるような気がしますね。
796 名前:791 メェル:sage 投稿日:2005/06/09(木) 00:59:29 ID:UCCf0RZv
>794
どういたしまして。文庫版を割と最近買ったんですが、書いていて「あれっ」と思った部分が
あったものですから。
シービスケットに関わった人の中で一番悲劇的なのは、ウルフですね。若いときからインシュ
リン依存性の糖尿病と闘っていたそうですが、1946年に、レース中に意識を失って落馬し、35歳
で亡くなったそうです…。
スミスの不正疑惑は、厩務員が馬に薬品をスプレーしたというもので、馬からは投与された薬
の反応は出ず、薬物学者も影響が出る量ではないと証言したそうです。スミスはその場には不在
だったし、わざわざ不正をするとはとても考えられないようなレースだったものの、「雇い人の
行為は調教師の責任」という競馬法の規定で処分されたそうです。
>792
映画では、「幼い一人息子」という感じでしたね。事故は友人二人と釣りに行った帰りだそう
で、友人たちは助かったものの、運転していたハワードの息子は助からなかったとか。
ハワードのオフィスには、亡くなった息子さんの大きな絵が飾ってあったそうです。あるとき、
求職に来た若者が、何気なく「この絵はあなたを描いた物ですか?」と聞いたとか。
で、「私に似ていると思うかい?」と聞き返されたんで、「はい」と答えて顔を上げると、ハワ
ードは涙を流していたそうです…。
このwikiの更新情報RSS