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うささん改修型『Hi-うささん』

機体データ

L:Hi-うささん = {
 t:名称 = Hi-うささん(乗り物)
 t:要点 = なし
 t:周辺環境 = なし
 t:評価 = 体格9,筋力12,耐久力9,外見12,敏捷14,器用11,感覚11,知識5,幸運12,対空戦闘12
 t:特殊 = {
  *Hi-うささんの乗り物カテゴリ = ,,{I=D,航空機}。
  *Hi-うささんのイベント時燃料消費 = ,,(戦闘イベント参加時)燃料-4万t。
  *Hi-うささんのイベント時資源消費 = ,,(戦闘イベント参加時)資源-3万t。
  *Hi-うささんの必要パイロット数 = ,,パイロット1名。
  *Hi-うささんの必要コパイロット数 = ,,コパイロット1名。
  *Hi-うささんの搭乗資格 = ,,搭乗可能({I=D,航空機})。
  *Hi-うささんの人機数 = ,,5人機。
  *Hi-うささんのアタックランク = ,,AR15。
  *Hi-うささんの白兵距離戦闘行為 = ,,白兵距離戦闘行為が可能。#白兵距離戦闘評価:可能:(体格+筋力)÷2
  *Hi-うささんの白兵距離戦闘補正 = ,条件発動,(白兵(兵器)、白兵距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。属性(レーザー)。
  *Hi-うささんの遠距離戦闘行為 = ,,遠距離戦闘行為が可能。#遠距離戦闘評価:可能:(敏捷+感覚)÷2
  *Hi-うささんの遠距離戦闘補正 = ,条件発動,(射撃(兵器)、遠距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。属性(ミサイル)。
  *Hi-うささんの対空戦闘行為 = ,,対空戦闘行為が可能。
  *Hi-うささんの基本オプション装備1 = ,,基本オプションとして<Hi-うささんのミサイル>1個を装備できる。
  *Hi-うささんの基本オプション装備2 = ,,基本オプションとして<Hi-うささんの増加燃料タンク>1個を装備できる。
  *Hi-うささんの基本オプション装備3 = ,,基本オプションとして<Hi-うささんのセンサーポッド>1個を装備できる。
  *Hi-うささんの特殊能力 = ,,飛行場がなくても運用ができ、艦載機としても使える。
 }
 t:→次のアイドレス = なし


L:Hi-うささんのミサイル = {
 t:名称 = Hi-うささんのミサイル(定義)
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *Hi-うささんのミサイルの定義カテゴリ = ,,基本オプション。
  *Hi-うささんのミサイルのイベント時燃料消費 = ,,(戦闘イベント参加時)燃料-3万t。
  *Hi-うささんのミサイルの中距離戦闘行為 = ,,中距離戦闘行為が可能。#中距離戦闘評価:可能:(感覚+知識)÷2
  *Hi-うささんのミサイルの中距離戦闘補正 = ,条件発動,(射撃(兵器)、中距離での)攻撃、評価+1。属性(ミサイル)。
  *Hi-うささんのミサイルの初期AR修正 = ,,AR-1。
  *Hi-うささんのミサイルの使用回数 = ,,使用回数(1回)。
 }

L:Hi-うささんの増加燃料タンク = {
 t:名称 = Hi-うささんの増加燃料タンク(定義)
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *Hi-うささんの増加燃料タンクの定義カテゴリ = ,,基本オプション。
  *Hi-うささんの増加燃料タンクのイベント時燃料消費 = ,,(戦闘イベント参加時)燃料-3万t。
  *Hi-うささんの増加燃料タンクの全能力補正 = ,,全能力、評価-5。
  *Hi-うささんの増加燃料タンクの初期AR修正 = ,,AR+5。
  *Hi-うささんの増加燃料タンクの特殊能力 = ,,5ARが経過するまでに破棄した場合は残りの増加分があっても初期AR値まで低下する。
  *Hi-うささんの増加燃料タンクの使用回数 = ,,使用回数(1回)。
 }

L:Hi-うささんのセンサーポッド = {
 t:名称 = Hi-うささんのセンサーポッド(定義)
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *Hi-うささんのセンサーポッドの定義カテゴリ = ,,基本オプション。
  *Hi-うささんのセンサーポッドのイベント時燃料消費 = ,,(戦闘イベント参加時)燃料-3万t。
  *Hi-うささんのセンサーポッドの偵察補正 = ,条件発動,(偵察での)感覚、評価+3。75%制限。#偵察評価:一般:感覚
  *Hi-うささんのセンサーポッドの初期AR修正 = ,,AR-1。
  *Hi-うささんのセンサーポッドの使用回数 = ,,使用回数(1回)。
 }

機体概要


正面

背面

背面(翼折りたたみ時)


乗員:パイロット一名、コパイロット1名
全高:4.30m(耳含むと5.60m)
全幅:3.8m(翼含み)
乾燥重量:6t(内、装甲重量1.8t)
本体動力:キノウツン設計TD-36B A/B付きターボエンジン×4
本体推力(A/B):3,600kgf×4
最大巡航速度:A/Bオンでマッハ4

補助動力:プロダクトコード“ピローランチ” 高出力単発式ロケットブースター
ブースター重量:3t
補助推力:90,000kgf
最大到達速度:マッハ17.5(A/B併用、算出値)

標準武装:
脚部レーザーブレード×2(収束率変更仕様搭載)
多目的ミサイル×4

ステーション:
04-12まで。04-07は腕部を意味する。
04-05は、両下腕部。基本兵装はここに装着される。
06-07は手部だが、ロケットブースター装着の為、武装は装着不可。
08-11は、脚部に存在。予備・オプション兵装マウントとして使用する。
12は、背部に存在。センサーポッド専用のマウントとして設定されている。

機体概説

うささんそらをとぶ

キノウツン藩国謹製・独自開発I=D“うささん”対空仕様バージョン。

原型機となった“うささん”は、軽装甲ながら航空機に比肩する機動性を持ち、
ロングレンジからの機動戦を旨とする高機動機として、高い完成度を得るに至った。
しかし、“うささん”開発プロジェクト当初目標の一つとして定められていた、
航空戦闘能力を持つには至らなかった。

折しも、航空機を主力とする敵対戦力に対し、
航空戦力の不足を補うべく、共和国と帝國に時を同じくして緊急動員令が発令された時期であった。
その為、急ピッチで進められる事となったのが“うささん改修計画”であった。

この改修計画において、何よりも念頭に置かれたのが、航空戦闘能力の確保である。
本来“うささん”は空中戦が可能な仕様として設計が行われていた。
だが、実際運用上はそこまでの航空機動戦が不可能であるとされたのである。
これを推進力=速度の不足にあると見たうささん開発陣は、増加推進装備としてロケットブースターの開発に着手。
かつて、オアシスに突き刺さるという伝説を残した試製ブースター1号計画が日の目を見たと、涙する開発陣の姿があったと記録されている。

これにより、大型補助推進ロケットを標準装備する事が可能となった。
本体装備であるオーグメンターとの併用により、マッハ17.5の算出値を記録する推力を得て、
対空仕様として相応しい機動力を得るに至った。

この高速飛行に対応する仕様として、主翼には可変翼が新たに実装されている。
ロケットブースターによる加速中は、空気抵抗を抑制する為、機体背部へと収納され、
巡航時、安定飛行時には展開、機動性を確保する仕様となっている。
これによって、飛行安定性と高機動性の両立に成功した“Hi-うささん”は、
航空戦力として十分な空中機動性を得る事が出来たのである。

この翼部改修に伴い、原型機には搭載されていた翼部ステーションは全てオミットされ、
代わりに下腕部と脚部のステーションが増加されている。

また、人型+大型補助推進ロケットという、堅実を是とする共和国兵器開発においては一見破天荒と思える組み合わせが、
意外な運用柔軟性を生む事となった。
爆発的な瞬発力を持つ大型補助推進ロケットによって、場所を選ばず高高度を含む空中へ舞い上がる事が出来る為、
“うささん”シリーズの特徴であるコンパクトなサイジングと相まって、
航空機であれば避けては通れない問題である離着陸スペースの問題に対して、
離着陸スペースをほとんど必要としない空戦機としての運用柔軟性、
即ち、VTOL=垂直離着陸機の如き運用という、華麗なブレイクスルーを決めて見せたのである。
…VTOL、と言うには少々大仰な離発着が伴うが。

(余談だが、うさぎ耳の美少女がロケットにしがみついて高速移動する、という絵面に、
某K社の名作横スクロールSTGの面影を見るのは、筆者だけだろうか…)

かくして高機動性を得るに至った当機であるが、もう一つの特徴として
“うささんの重装甲化”がある。

機動性が重視される対空仕様としては意外な感もある増加改修であるが、
これは高機動性確保に際して、原型機の装甲に脆弱性が考えられた為、
耐熱素材を使用した追加装甲を施した事による物である。
よって、原則的には対空仕様改修の一環であると言えよう。

その為、やや機体重量が増加しているが、補助推進ロケットはそれを十分に勘案した推力を持ち、
機動性は十分に確保されている。

また、本体ターボエンジンも対空仕様改修に際して、
エネルギーラインの効率化、燃焼効率の向上、制御系アビオニクスの最適化等の補修により、
原型比10%程度の推力向上が為されている。

これによって、原型機の高機動性を維持・向上させながら、
わずかではあるが重装甲化を果たしたアッパーバージョンとして完成されたのが、
この“Hi-うささん”である。

ちなみに、この重装甲化に際して認められた機体フレーム上のアタッチメントであるが、
その仕様特性上、アタッチメントに対応する増加装備を開発する事も不可能ではないと、
開発陣は結論を下している。
これを活かした開発計画が興るかどうか、それは“運命の樹”が“どう育てられるか”次第であろう。
…→Go to "Project Rabi:+"...

なお、重装甲化によって本体重量が多少増してはいるが、
これは本体フレームに上積みがあった訳ではなく、追加装甲分の重量である。
御目麗しき淑女の体重が増加した訳では無い事を追記しておく。


うささんたいくうもーど


機体フレームは、基本的に原型機である“うささん”を踏襲しており、
大規模な改修は行われていない。

これは、“うささん”のフレームが本来対空戦を目論んで設計された物であり、
シュミレーション上、そして実験段階において限界速度下でも十分に耐え得る事が証明された為である。
“うささん”開発に際して、酷暑の砂漠で灼かれながらテスト頑張った甲斐があった!
と、ここでも涙を流す開発者が居たとか居ないとか。
つくづく男達の愛と夢が詰まった機体である。

よって、基本的には高速度・高高度機動戦闘に対応出来るように、
アビオニクス全般の最適化程度のマイナーチェンジのみ加えられている。

しかしマイナーチェンジとは言え、
高速機動下での姿勢制御に必要不可欠となる姿勢制御システムの精度向上や、
レーダー精度に影響する測位システムなど、重要な項目に絞った効率的な改修が行われている。

特に、高速度域での対空戦闘におけるロックオン精度・速度等は、
“うささん”で得られた戦術データを元にした重点的なバージョンアップが施されている。

これによって、高速度域の戦闘にも十分対応出来る機体としての完成度が大きく向上したのである。

また、“Hi-うささん”に改修されるに当たって新たに実装された可変翼に関する制御システムも搭載されている。
基本的には自動制御によって、速度や高度に見合った有効な展開量調節を行う事を意図した物であるが、
実際には手動制御も併せて実装されている。
これは、可変翼を的確に調整する事によって意図的に空力を調整し、
ハイレベルな戦闘マニューバを実行する為の仕様として搭載された物である。
当然ながら極めて高い技能を以てして、それでも大きな危険を伴う行為である手動調整は、
通常封印されており、許可を受けた者のみ手動制御の認証コードが発行される事となっている。


うささんのどれす


大きな仕様変更が加えられなかった機体フレームに対して、
外部装甲にはやや大掛かりに仕様が追加されている。

それが、新型追加装甲“ドレス”である。

“Hi-うささん”は、大型補助推進ブースターによる超高速度下での運用が前提とされた事から、
機体フレームはともかく、外部装甲の耐久性が問題視されたという経緯があった。

これに対し、特に空気摩擦による膨大な熱量に対しての耐久性を高めた熱硬化性樹脂素材や、
高断熱性強化セラミック等の新型素材による複合装甲を急ピッチで開発、
追加装甲として搭載を可能にしたのが、この“ドレス”であった。

また、開発に際して、超高速度下での飛行性能を少しでも向上させ、
原型機が持つ高機動性を少しでも損ねまいと、
ごく短期の開発期間ギリギリまで調整を続ける事で、
エアロパーツとしても優秀な性能を持つに至っている。
やや重量が増加しているにも関わらず、原型機の高い機動性をほぼそのまま維持している理由には、
このような細かなポイントに至るまでの涙ぐましい努力の存在もあったのである。

新たな衣を身にまとい、戦場を所狭しと舞う姿――。
それは正に“舞踏服(ドレス)をまとい、舞う乙女”といった所であろうか。

うささんのだきまくら

デザイン1

デザイン2

本機“Hi-うささん”にとって、最も特徴的な装備となるのが、
大型補助推進ロケット“ピローランチ”であろう。

通称“抱き枕”と呼ばれるこの装備は、
本来は原型機“うささん”を飛行させる為のブースターとして開発された物に端を発する。

高機動性を確保する為に、極めて高い出力を誇ったそれは、
しかしてその高出力故に計画頓挫の憂き目に会った。
出力が強すぎ、まともなコントロールを受け付けなかったのである。

それが、対空兵装としての改良に際して、再び日の目を見る事となったのである。

通称“抱き枕”と呼ばれる事になった由来は、そのサイズと運用方式にある。
その名が示す通り“Hi-うささん”本体が抱きついて飛べるサイズなのだ。
もちろん、実際運用においても、比喩でも何でも無く、

“美少女が抱き枕に抱きついて天まで舞い上がる”のである。

…戦術上、至って大真面目な光景なので、ツッコミはご容赦頂きたい。

さればこそ、性能も至って大真面目である。

一応の完成を見ながらも廃案とされた“うささん”試製ブースターの設計を流用しており、
ごく短期間の開発期間と相まって、単発型の非常にシンプルな構造となっている。
しかし基本構造が単純である分、その完成度は高く、エネルギー変換効率も相当程度に高い。

基本的に“打ち上がる”事のみを目的としている事から、
燃料には固体燃料を使用した固体燃料ロケット(SRB)として開発されている。
これによって、高い推進初速を得ると共に、
生産から保管、管理、運用に掛かるコストを大きく抑え、開発期間の低減にも一役買ったのである。

但しその反面、一度点火すれば基本的に制御不能であり、
ブースターを装着したままでの自由戦闘などは到底不可能である。

…一見すると、“Hi-うささん”高機動戦闘の裏付けであるブースターが制御不能という点に、
矛盾を抱えているように見える。
それを解決するのが、“Hi-うささん”が行う戦闘スタイルであった。

“自由落下と滑空”である。

“Hi-うささん”は、目標空域まで“打ち上がった”時点でブースターから離れ、
そこからは機体本体エンジンによる飛行に切り替え、
戦闘を行うという奇想天外とすら言える発想に基づく戦闘スタイルを基本としたのである。
これによって“Hi-うささん”は、航空戦闘においても高い自由度を得る事となった。

また、目標空域より高めに高度を取り、
落下速度とオーグメンターによる加速を加えた弾道飛行によって、
目標空域へ急行する事も可能である。

ちなみに、滑空とは言うものの、機体に搭載されたエンジンによって、
ある程度の高度維持を行いながら飛行する事が出来るので、
燃料が続く範囲であれば高度不足で帰還出来ない…といったような事は無いので安心して頂きたい。

なお、ピローランチには通常仕様のAタイプ、
ツンデレ沿い寝仕様のBタイプの2タイプが開発されている。遊び心満載である。

男性兵士の心を虜にして止まないと言われるBタイプであるが、
実戦に際しては、手放すのが心苦しい余り、
ブースターと運命を共にするのではないか、という危険性がまことしやかに囁かれている…
…というのが、“Hi-うささん”ロールアウト時に流行ったとされるジョークである。

兵装諸元


レーザーブレード

高出力レーザーによる実体無き刃を形成し、その高エネルギーで装甲を焼き切る白兵用兵装。
レーザー発振器、エネルギーパックをコンパクトにまとめた装備となっており、
本体のエネルギー回路からは独立している。

これは、装備の特性上メインジェネレーターから距離を置いた所に装着せねばならず、エネルギー供給効率が悪くなる事、
使用時にジェネレーターに少なからず負担が掛かり、戦闘時の負担が懸念された事から、
独立したエネルギー系統を持つワンパッケージとして開発されたのである。

原型機である“うささん”には、大小2基のブレード発振器が搭載されていたが、当機はこれを収束率可変式に変更。
搭載スペースを削減しながら、原型機とほぼ同じ感覚での使用を可能としている。

3ミリ厚の鋼板を瞬時に焼き切る程度には強力な兵装であるが、その高出力故に長時間の使用は出来ず、
また、刃を展開出来る長さは、実戦での稼働限界時間から大よそ逆算される使用回数に適した長さを限界として設定されている。
歩兵のイメージで言うなら、ナイフとまでは言わないまでも、カトラス程度の物と考えるレベルであろうか。

とは言え、その威力は武器のイメージを払しょくするに十分魅力的でもあった。
殊、空中戦においては必殺とすら言える武器である為、
その運用には細心の注意を払わねばならないという自制を覚える事が、
“Hi-うささん”パイロットの第一歩となったという逸話すらある。
真偽の程は定かではないが、超高速下の戦闘で無謀な突貫を仕掛け、
愛機もろとも空中で四散したくないのであれば、覚えておくべき事であるのかもしれない。

仕様上、戦闘前のエネルギー補給とメンテナンスは必須である。
頼りにする機会が訪れて欲しくは無い兵装ではあるが、それとて自らの命を預ける要素の一つには変わりが無い。
それ故か、レーザーブレードの綿密なメンテナンスを行う事が生き残るジンクスであると、まことしやかに語られているとか。
曰くの多い武器である。それだけ魅力的なのかもしれない。

なお、レーザー出力と収束率を限界値に設定し、展開長を無制限にする事で、
疑似的に射撃兵装として使用する事が考えられていたが、発振器への負担、
貯蔵エネルギー不足等の諸要因から、結果的に実装は見送られている。


多目的ミサイル

Hi-うささんの主力兵装。主に航空戦力に対する迎撃力を目的としている事から、対空ミサイルとしての性質を基本的に持つ。

原型機“うささん”は、両腕部に装備した20mm機関砲を主兵装としてデザインされていたが、
本機は、補助ブースター“ピローランチ”運用の必要性から、両手部が塞がる事、
更に、超高速度戦闘に対応すべく軽量化を図る目的から、武装の局限が提言されていた事を受けて、
20㎜機関砲がオミットされる運びとなっていた。

その代替として着目されたのが、当初副兵装とされていたミサイルであった。
ミサイルの射程半径の広さと追尾性能は、空戦においてその真価を発揮し得ると考えられたのである。

また、当然ながら使用時に切り離しを行い、使用後はその分の重量が浮くというミサイルの特性は、
高機動機と位置付けられる“Hi-うささん”にとって、
なかなか魅力的なメリットであると考える事も出来たのである。

しかし、ネックとなっていたのが、その重量である。
ミサイルとは、大雑把に示すと、
推進部、シーカー(誘導装置をまとめた物)、ペイロード(積み荷。ミサイルの場合であれば弾頭)
からなっている。
飛距離を伸ばすのであれば推進剤を増量する、
命中率を高めるのであればシーカーを強化する、
火力を高めるのであれば弾頭を強化する、
といった具合に、高性能化と荷重増加は、基本的に対となる問題である。

機動性を旨とする“うささん”シリーズにとって、重量増加は可能な限り避けたい問題であった。
その為、20mm機関銃オミットによる重量削減分を最大限有効活用する事を前提として、
多目的ミサイルの搭載が決定されたのである。

誘導方式はアクティブ式+指令誘導方式の複合方式。
射出直後は、母機からの索敵情報をフィードバックし、
ミサイルに搭載されているアクティブレーダーと赤外線カメラによって敵機を認識した後は、終末誘導に切り替わる。
また、誘導中に母機からのフィードバックが遮断された場合、最新のバックログを元に、慣性誘導へと切り替え、終末誘導へ向かう。
これによって、“うささん”シリーズ最大の特徴である索敵能力を最大限に活用し、
アウトレンジからの射出を行っても、高い命中精度を期待する事が可能となった。

推進方式は固体燃料式(SRB)を採用。
燃料の安定性、抗劣化性が高い事から、生産~管理コストに至るまでを軽減出来る上、
安定して高い初速を得る事が可能。
点火後の推進調整が出来ないという欠点はあるものの、
一度射出してしまえば速度調整をあまり必要としないミサイルには目立った問題とはならなかった。

信管はVT(近接)信管。
ミサイルに搭載されているシーカーと連動しているシステムの為、信頼性は高い。
また、シーカーの性能上、射程内であれば熱源を持たない静止目標であっても正確に起爆出来る為、
スタンドオフ仕様としても信頼性が高いと言える。
万が一、シーカーからの伝達が途切れた場合は、時限爆破に切り替わる仕様となっている。

弾頭には基本装備として焼夷榴弾を採用。
炸裂時には、爆風と破片効果による被害を広範囲に及ぼすと共に、
内蔵された小型のテルミット弾頭を散布、燃焼させる事によって、
広域に2000℃~3000℃の燃焼反応を引き起こす。
可燃物を多量に搭載する航空機には極めて有効である。
装甲目標に対しても、センサー系の破壊や、武装の無力化という点においてはそれなりに有効である。

その他、状況に応じて弾頭の換装が効く仕様となっているが、現状では他の仕様は計画されていない。

重量は約100㎏。
“うささん”に搭載されていたATMよりかなり重量が増しているものの、
“Hi-うささん”はその加重も勘案した出力強化が為されている為、
航空性能は当初の規定をクリアしている。
とは言え、それはソフト面からの調整、ハード面の強化を経て、
結果的にこぎつける事が出来た物である。
そのギリギリまで調整されたバランスから、開発陣の苦悩が偲ばれる兵装となっている。


多目的ATM

“うささん”に標準搭載されていたATMを改修したもの。
“Hi-うささん”においては、オプション武装として追加搭載する事が可能となっている。

シーカーは原型機のまま、セミアクティブレーザー誘導式を採用。
レーザー出力の向上により、スモーク等によるレーザー遮断耐性を強化した他、
補助追尾機能として、簡易アクティブ・レーダー・ホーミングシステム(ARH)を搭載している。

弾頭には多目的対戦車榴弾(HEAT-MP)を搭載。
これは、メタルジェット形成により装甲を穿ち抜く対装甲弾頭(HEAT)に、
ベアリングやワイヤー等の飛散物を貼付する事で、
メタルジェット形成と同時に広域への破片被害を形成する事を可能としたものである。
主に対装甲戦に威力を発揮するが、装甲が薄い目標に対しては、破片被害でも大きな効果を上げる事が可能。
但し、破片被害については、あくまで副次的な効果を狙ったものであり、
純粋に破片被害の威力と範囲を比較した場合、榴弾(HE)には劣る。

総重量は90㎏前後。
標準搭載のミサイルと比較して軽量であるが、追加兵装である為、
機体本来の空力設計に計上されていない等の点から、
航続可能時間に影響を与えるという欠点がある。

また、標準搭載のミサイルに比べ、搭載されたシーカーの索敵範囲が劣る事、
ブースターの推力と比較してペイロード(弾頭)の重量割合が大きい事から、
射程距離がやや短くなっている点も留意を必要とする。


増加燃料タンク

Hi-うささん専用オプションとして開発された追加パーツ。
Hi-うささんの航空機としてはやや短い航続距離を改善する事を目的として開発された。

追加搭載が簡易に行え、及び飛行中の切り離しが可能なドロップタンク方式が採用されている。
容量がかなり大きく、搭載数は一つだが、航続距離を30%強延長する事が可能となっている。

反面、その大きさと重さ故、空力性能を低減させ、装備自身が空気抵抗を発生させてしまう事から、
装備中は機体性能を大きく低下させるという欠点も持つ。
使用後は迅速な切り離しが基本となる装備である。

なお、残留燃料やタンクそのものの環境汚染性を考慮して、
切り離し後はタンクごと余剰燃料を完全燃焼させ、燃料の流出を最小限に抑える仕様となっている。
安全装置は厳重に施されているが、やや危険なこの仕様の為、
装着の際は出撃前チェックが厳重に行われる必要がある。

ちなみに、開発陣曰く、どこに接続するかは“乙女の秘密”であるらしい。
出撃時や切り離し時にすぐ分かる事なのだが、敢えて気付かないでおくのが紳士の嗜みであろう。


センサーポッド

増加燃料タンクと同様、Hi-うささん専用オプションとして開発された追加パーツ。
基本的には標準装備となっているミサイルのシーカーを大型・高性能化した物で、
高感度全天式カメラ、高感度赤外線センサー、マイクロ波レーダーを搭載した
ワンパッケージモデルとなっている。

Hi-うささんの機動性と索敵性能の高さを活かした先行広域偵察を補助する兵装として開発され、
飛行中はメインカメラ(目に相当する部分)がカバー仕切れない
背部から周囲の情報をキャッチする為、背部ステーションに装着される仕様となっている。

背部ステーションは、センサーポッド専用となっており、
エネルギーライン、シグナルラインの他、情報伝送用ソケット等も併設された特殊仕様となっている。
その為、未使用時は絶縁カバーと外部装甲の二重防御が為されており、
サージやイレギュラーアクセスから物理的防御が敷かれている。

接続時も、基本的に外部からのアクセスは受け付けない仕様となっており、
サージ対策としては接続部を絶縁カバーによって密閉する仕様となっている。

カメラと赤外線センサーは、双方向リアルタイムフィードバックによって、
熱源位置をカメラの映像情報上に展開させる事が可能な仕様となっている。
これを応用して、画面上の熱源探知や、疑似サーマルビジョンとして使用する事も可能である。

但し、センサーポッドの仕様上、内部処理をアビオニクスに移管して行う必要性
(センサーポッドには内部処理用のコンピュータが併設されていない。重量の都合上、センサー系のみ)
がある事から、インターフェースと直結しての戦術的運用は不可能。
現状ではメインカメラとの連動による偵察に運用が限定される事となっている。

マイクロ波レーダーは、広域偵察という目的上、効率を向上させる為、レドーム形式を採用している。
しかし、機体サイズを考えると効率には限界があり、
マイクロ波レーダーの特性上、分解能には期待出来ない。
その事を考慮し、合成開口レーダーとしての機能を前提として設計してある。
合成開口レーダーとは、平たく言えば複数のレーダーを一基の仮想レーダーとして扱うシステムの事であり、
偵察軌道上の偵察データを随時フィードバックし、
誤差を修正する事で大型のレーダーに匹敵する精度を確立する仕組みである。
これによって、分解能と広域偵察効率の向上を図っているのである。

反面、複数機での運用を行う場合は、フィードバックタイミング等に同期をとる必要がある為、
混成部隊での運用がやや難しいという欠点を抱えている。
また、偵察データの演算処理、バックアップ及びフィードバックを戦術コンピュータに頼る必要がある為、戦闘態勢での索敵には使用不可となっている。

総重量は50㎏前後と、センサー類である事を考えるとやや重い。
また、レドームの形状が、最大限空力を考慮した設計ではあるものの、
追加兵装という事由から空力に若干の影響を与える為、
航続距離の低下が折り込まれる必要を孕んでいる。




絵(稲垣・はる)
文章(高原鋼一郎・吾妻 勲@吾妻個人工廠)
名称決定(アシタスナオ)











































旧設定文

(高原鋼一郎作)
キノウツンにおけるWoQ計画において製作された機体、うささん。
翼であり、盾として作り上げられたこの機体であったが、設計班はその能力に満足することなく、さらにその次を目指そうとしていた。
折りしもわんわん帝国の新たな機体、ケントの登場とメイドネットワークによってもたらされた宇宙からの脅威に対し、ここにWoQ計画が再動する。

まず第一の改修点として飛行ブースターの更なる改良が上げられる。
元々空中戦用として開発されたブースターであったが最高速度への最速到達を重視するためジェットタービンを使用したターボエンジンを使用していた。
だが今回は通常の大気圏よりも上空であり、燃焼させるための酸素が大変少ない状況である。
まず高高度へと向かうための増強案を考える事になった設計班はかつての失敗から教訓を得ることにする。
ここでブースター案として最も最初に考えられた案、すなわちロケット推進機構である。すなわち、高く上がるなら推進力を増やせばいいという単純な理論を取ったのだ。
四門取り付けられているジェットエンジンにさらにロケットブースター機構を取り付ける事で無理矢理に最高速度も一緒に上げてしまおうという無茶の極みを取ったのだった。
男達は泣いた。かつてオアシスに突き刺さるという最悪の結果で終わった試作ブースター1号の設計が思いもよらない形で復活する羽目になったからである。
こうしてジェット推進とロケット推進の両方を利用する事で、高高度までの最短到達と瞬間最高速度実にマッハ17.5(計算上及びシミュレーション上)を成功させたのである。

だがここで設計班に一つの懸念が湧いた。
「この速度出すとうささんの装甲では耐え切れなくて空中分解しないか?」
確かに現在の最高速度で飛ばすとフレームはともかく外面装甲への負担が物凄いことになる。
元々スピードを出すために薄い装甲に仕立てた機体である。パイロット達が例え耐えられても機体がバラバラになってしまっては本末転倒である。
またしても設計班は頭を抱えることになった。

試行錯誤の続く機体保護の案。刻一刻と設計が続けられる中、一人がフレームの基礎データに奇妙な点を見つけた。
何かアタッチメントのようなものを取り付けられる設計機構が発見されたのだ。それも増加装甲の類。
何でこんなものがあるのだろう、そういった疑問はともかくとして設計班は早速他のジョイント部分を探し出し、それを基に増加装甲の設計を始めた。

デザインを考えているうちに一つの案が浮かんだ。どうせ女性型なのだ、作る装甲もドレスっぽくしてしまえ、と。
キノウツンの伝統の一つがここで発揮される事になったのである。
新開発された耐熱素材を使用して製作された追加装甲、通称『ドレス』を装着することで最高速度への耐久性を高める事に成功したうささんであったが、今一つ最後の案件『武装をどうするか』が残っていた。
音速を超える状況下での戦闘である。通常の携行火器では空中戦の邪魔になってしまうだろう。
両足に搭載されているレーザーブレードも使えるのか、という感じであったが足だから大丈夫だろう、と言う意見が多かった。
うーんうーんと全員が頭をひねる中、誰かが言った。
「ブレードのレーザーを一点集中させて撃つとかどうだろう。確かに大気圏内では使い勝手が悪いかもしれないが空気の総量が少ない場所でなら発射できるんじゃないか?」
そこら辺が精一杯かなあ、と全員が納得した。

かくしてうささん高高度戦闘改修型、通称『Hi-うささん』はギリギリで完成し、テストを行う羽目になった。
果たしてその武運やいかに