キノウツン藩国 @ ウィキ

海辺の賞金稼ぎ

最終更新:

member

- view
だれでも歓迎! 編集

海辺の賞金稼ぎ

水着ふみこ(AD枠)より派生
  • 着用アイドレス:高位西国人+パイロット+海辺の賞金稼ぎ+ウォードレスダンサー

パイロット要点&周辺環境:パイロットスーツ,マフラー,飛行場
WDダンサー要点&周辺環境:表情が欠落した顔,ウォードレスコネクタ(首筋の6個穴),ウォードレス

L:海辺の賞金稼ぎ = {
 t:名称 = 海辺の賞金稼ぎ(職業)
 t:要点 = ウェットスーツ、銃、潜水
 t:周辺環境=海辺
 t:評価 = 体格3,筋力4,耐久力2,外見1,敏捷3,器用4,感覚3,知識1,幸運2
 t:特殊 = {
  *海辺の賞金稼ぎの職業カテゴリ = 派生職業アイドレスとして扱う。
  *海辺の賞金稼ぎはボートで2万tの物資を緊急輸送することが出来る。
  *海辺の賞金稼ぎは隠蔽時に+2の修正を得る。
  *海辺の賞金稼ぎは、海辺で活動する間、全ての能力は評価+3される。
  *海辺の賞金稼ぎは、白兵戦、近距離戦、中距離戦行為をすることが出来、、判定の評価+2される。燃料一万tを強制消費する。
  *海辺の償金稼ぎは着用に15万根源力を必要とする。
 }
 t:→次のアイドレス = 海辺の狩人(職業),サーファー(職業),海坊主(職業),艦船・ヨットの開発(イベント)

  • 評価値
体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運
高位西国人
パイロット -1 -1
海辺の賞金稼ぎ
WDダンサー -1 -1


設定文


 キノウツン男子名物、ドラッガー+パイロット+ウォードレスダンサー
 それの継承として搭乗したのがドラッガー+ウォードレスダンサー+甲殻型ウォードレスダンサーであった。
 しかし、それと時と同じくして、同様の継承を持つ派生として開発された部隊があった。
 今回はそんな海の男達の物語である。

 ワケではないが。
 ある日、摂政アシタスナオは水着のふみこにこう聞いたのだった。


 なお、直後に雷撃を受けている。
 さておき、ふみこはこう続けた。

「欲しいなら自分で掘れ。どうせ、その辺に埋まっている」
「んなむちゃな。だいたいその辺ってどの辺ですか」

 ふみこが指をさしたのは、

――海だった。



/*/

 ふみこのその一言は、男達を海へと駆り立てた。
 時代はまさに、大海中時代である。



 舞台背景。



 T11・内省的にドラッガー対策として、ドラッグ要素を消す職業が求められる。
 廃墟もどんどんと取り払われて、難民対策用に改築されているというのに、軍人がいっちゃった目の人ばっかりだと困るのだ。
 ドラッガーを消してさわやかさをアピールするため、海辺の賞金稼ぎを取り入れることにした。
 パイロット復権である。
 飛行場で待機命令を10T近く受けていた、うだつの上がらないパイロット達はここぞとばかりに喜んだ。
パイロットスーツとマフラーを掲げて叫ぶ中、すぐに次の公示があった。

 海を目指せ。
 宝(資源)を見つけた奴には賞金を出す。

 時代はまさに、大海中時代である。

パイロット達は、ひっくり返った。

 一方、内政担当官は、これで首筋の管やらあれな感じの人がいなくなると喜んだものだったが、実はウォードレスダンサーの要点に表情の欠落した顔がまだ残っていたことを失念していた。
 危うしキノウツン藩国。


/*/


 開発。

「海ってどうやって潜るんだ」
「しらん、宇宙と同じだろ」

 水圧以外はだいたい正解かもしれない。

 活動領域は、水中及びちょっと深海までということになった。
 無理は出来ない。
 ウェットスーツで超深海とか、あり得ん。

 ウェットスーツは甲殻型ウォードレスDのインナースーツ開発を流用することにした。
安くても良いので既存の技術でなんとか海に挑戦しようという意気込みだ。
 技術会議では、ウォードレスコネクタをなにかに利用できないかとの意見が上がったが、試行錯誤の末見送ることにした。
 とはいえ、ウォードレスの技術畑からウォードレスの技術を流用して作っているので、ウェットスーツなのに、ちょっとだけ水圧に耐えられる仕様となっている。

 同時に陸・水中用銃の開発も開始。
 水中だと普通の弾丸はすぐに減速してしまうため、細長い針のような弾丸を開発。専用の銃、小銃も開発された。
 この銃は弾を変えれば普通に陸でも撃てるし、水中用弾丸であっても、そこそこの威力で撃つことも出来る。
 ちなみにモデルはSPP-1Mである。特殊部隊万歳。スペツナズ最高。

 さらなる潜水用に水中装備も同時に開発。
 こちらもウォードレスの要領で、重装備ながらも人体のバランスを損なわない研究が行われた。

(絵・沢邑勝海)


/*/


 訓練。

「いーちにーさーんしー」
「ごーろっくひっちはっち」

 海辺で潜水訓練(の前の準備体操)をしている男ども。
 最初プライベートビーチでやっていたのだが、ふみこに叩き出された。

「よーし、それじゃつぎは名乗りの練習だ! 俺に続け!!」
『イエッサー』
「ちがーう。アイアイサーだっ!」
『アイアイサー』

 訓練用に急遽設けられた海辺の訓練場である。
 といっても、砂浜と仮設のメイド喫茶があるだけだが。

 ちなみにメイド喫茶にかかるのれんには

「うみのいえ」

 と書かれていた。

「潜水ナンバーワン! 海辺の賞金稼ぎ!!」
『潜水ナンバーワン! 海辺の賞金稼ぎ!!』

「海賊キラー! 海辺の賞金稼ぎ!!」
『海賊キラー! 海辺の賞金稼ぎ!!』

「資源狩りの男! 海辺の賞金稼ぎ!!」
『資源狩りの男! 海辺の賞金稼ぎ!!』

「声が小さーい!! もう8セット!!」
『アイアイサー!!』


 ざぱーん。

 「うみのいえ」を、一人だけできりもりしているのは、麦わら帽子のメイドさんである。
 メイド喫茶は、おみやげ物屋とガイドも兼ねているのだが、さすがにここまでやってくる暇人もいない。
 折りたたみいすに座りこみ、アイスクリンをなめながら訓練を見学している。
 この海の家もかくやという簡素なメイド喫茶と、彼女こそが、未知の領域に挑戦させられる羽目になった男達の最後の砦であった。

 夏の太陽に汗を流すメイドさんは、ふと空を見上げてから、のれんになにかを書き加えた。

「めざせ大かんこうちいり」





 無理だと思う。

(はる)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

添付ファイル
記事メニュー
目安箱バナー