キノウツン藩国 @ ウィキ

高原雷鋼

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高原雷鋼


L:高原雷鋼 = {
 t:名称 = 高原雷鋼(個人ACE)
 t:要点 = 緑色の短い髪,優しい瞳の,人がよさそうな
 t:周辺環境 = 憩いの我が家
 t:評価 = 全能力6
 t:特殊 = {
  *高原雷鋼のACEカテゴリ = ,,個人ACE。
  *高原雷鋼の位置づけ = ,,高原アララと高原鋼一郎の息子。
  *高原雷鋼のみなし職業 = ,,{<学生>,<騎士>,<剣士>,<歩兵>}。
  *高原雷鋼の帯同補正 = ,条件発動,(<高原翠蓮>と帯同する間)全能力、評価+5。
  *高原雷鋼の白兵攻撃に対する防御補正 = ,条件発動,(<白兵攻撃>に対する、装甲での)防御、自動成功。
 }
 t:→次のアイドレス = 稲妻の騎士雷鋼(個人ACE),高原家絶技、雷鋼の盾(絶技),進学(イベント),挑戦の塔(イベント)


早死にしそうだねえ。能力と高潔な精神がつりあってない
02308002 当時の彼を言い表した言葉。

何せ手のかかる子供であった。
育てる事においてではなく、気がついたらトラブルに首を突っ込んでいるのだ。
最初は学友の心配をして、でかい化け物から逃げなかった。
その次は自分が狙われれば被害が少なくなる、という理由で狙撃犯の標的を買っ
て出ていた。
実際に狙撃の現場に居合わされた身としてはハラハラ以外の何物でもないのだが本人は至って真面目に被害が少なくなる、僕が時間を稼ぐ間に誰かが何とかしてくれる、と言っている。
こう書くと手がかかるというより、負けん気が他人より強いとした方がしっくり
来る気もする。

小さな頃から普通の子供と比べれば、変わった考えをしていた。
幼名を雷蔵というこの小僧が変わっていたところは、まず初めて家にやってきた人にとかく惚れる素振りを見せていたくらいだろうか。
(覚えている限りでは今は暁の王妃をやっている白石ほむらとか、長らくキノウツンを助けてくれた谷口だとは記憶している。他にもあったかなあ)
家にいた頃は、自室の掃除をサボって母親に蹴られ、筋肉にあこがれて筋トレを始めては母親に蹴られ…まあ蹴られたことで頑丈にはなっていったから後に生き残れたのもこれのおかげだという事でいいだろう、おそらく。
ここらへんまではまあまだよくあるタイプだった少年が劇的に変わりだしたのはいつからであっただろうか。先も書いたるしにゃんでの修学旅行以来ではないか、と自分は考える。
人を守るためとはいえ、一歩も動かなかったその時以来なんと言うか、個での行動をよく取るようになった気がする。
自分を囮にして狙撃を引き受けていた頃は毎日勝率30%程度の勝負に挑み続け、生き残るという普通に見たら詐欺かイカサマレベルをやってのけている。
その後、流石に見かねた父親(自分の事だが)が誰か適当に鍛えてくれる人おらんかなあとツテを辿り、はるばる名高い挑戦の塔へと出向くことになる。
そこで自らの信念を語った雷鋼は塔の管理人に紹介を受け、結果的に母親の古い知人―稀代の魔女に預けられる事となる。
とまれ、人一倍優しい瞳を持ったろくでなしの長い長い人生の第一歩はここから刻まれる事となるのだった。

第一部・第一章 放蕩息子は如何にして放蕩となるか 了

「…で、これなんなのさ父さん」
「いや将来お前が適当に有名になった所で出版しようかと…冗談だよ。そんな誰も得しないもん出さないよ」
「冗談じゃなかったら何なんだよ…」
「俺の日記みたいなもんだ」
「自分の事書けばいいじゃないか日記なら」
「自分の事だと筆が載らないんだ。本当の話」
「それ、日記じゃないじゃないか…」
―という話が憩いの我が家で繰り広げられたとか。

設定文:高原鋼一郎 イラスト:はる

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