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**シャドウゲイト
【しゃどうげいと】
|ジャンル|アドベンチャー|&amazon(B000068H0B)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|ケムコ(コトブキシステム)|~|
|原語版開発元|ICOMシミュレーションズ|~|
|発売日|1989年3月31日|~|
|定価|6200円|~|
|分類|&bold(){バカゲー}|~|
|ポイント|即死ゲー&br()&color(red){ざんねん!わたしの(ry}|~|
**概要
アメリカのPCソフトを移植したもの。&br()
真の勇者を名乗る主人公が、魔王を倒すべく、その城「シャドウゲイト(ゲーム中ではなぜか『シャドウゲート』と表記)」に乗り込む…というストーリー自体は王道なのだが…。
**問題点
本作は一言で言うと「即死ゲー」である。選択肢を少しでも間違うと、ほぼ即死する。かの[[スペランカー]]や[[GUNDAM0079 The War For Earth]]並みに死にやすい。
-しかもその死に方がバカバカしいものばかり。
--アイテム「松明」を使い果たすと、真っ暗な中で転んで頭打って死亡。
--窓に向かって移動すると落下して死亡。
--鏡を壊すとなぜか宇宙へ吸い出されて死亡。
--「セルフ」というコマンドがあるのだが、「使う→武器→セルフ」と入力すると「武器を主人公自身に使え」と解釈され、その武器を自分の心臓に突き刺して死亡。英語的には正しいが、装備コマンドのないゲームでこれは・・・
---たいまつでも焼けて死亡。正確には一回目、二回目は火傷を負い、三回使用すると全身に火がまわり焼け死ぬ。
---だが、マントは普通に装備してくれる。
-また、この死亡時の主人公の発言も無駄に味わいのある言い方になっている。
--「わたしは さけびごえを あげ ほのおの なかへホップ ステップ ジャンプ…かーるいす!!」…意味不明。
--「わたしは なにを ちまよったか いきなり ようがんの なかへ とびこんだ!!(中略)どうして こんなことを させるんだ!!」
--「わたしは はなを つまみ あぶらのなかへとびこんだ。あづーっ!!」
--「よみの くにへの きっぷを てにしてしまった」
---ある意味死ぬことがこのゲーム最大の醍醐味なので、一度もゲームオーバーにならずクリアできた人は最大の強運の持ち主であり不幸者でもあるかもしれない。
---真の勇者の死にっぷりは動画にするとなおさら趣深く感じる。([[参考動画「シャドウゲイト 自称勇者の生き様と辞世の句」>http://www.youtube.com/watch?v=pNCMUURSIjI]])
-そしてゲームオーバー時は、やけに生々しい死神の顔がアップになり、「ざんねん! わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!」と表示される。
--この場面はAAになるぐらい有名。
-この死にっぷりをジョークとして笑える人間にとってはバカゲーとも言える。
-真の勇者を名乗っているくせに、幽霊が怖くて近づけないと発言したり、モンスターと出くわすと「ひぃっ!」と怯えたり。
-セーブは可能だが、ハマリルートがあるのでセーブした場合によってはクリア不能となる。
--もっとも話自体は短めなので、オープニングからやり直しになってもあまり困らない。
-このゲームは謎解きがノーヒントな部分が多く、自力で解くのは大変。
--ノーヒントとなっているものは、基本的にファンタジー物の卓上ゲームではお約束な謎解きが多い。目立つ場所に重要そうなアイテム=手前に罠が設置、腐臭がする=この先危険、行き止まりに動くが取れないアイテム=隠しスイッチ、カーペット=下に何か隠されている、等々。
--もちろんそうでない部分もある。
---スリング(投石紐)をパチンコと誤訳していたりするので、原文ではヒントになるような表現がどこかにあったのかもしれない。
**良い点
-88年というファミコン後期だけあって全体的な画面デザインがきれいである。
-とかくよく死ぬゲームだが、武器を自分でつかって自殺、危険な場所に移動して死亡など、行動面の自由度の高さであるとも言える。
-死んでもひとつ前からコンテニューできるうえ、セーブがどこでも可能なのがありがたい。ただ、一部ハマリがあるので注意。
-上にあるように、テキストが非常に面白い。つぎはどんなセリフだろうと楽しみになって、もはや死ぬ方法を探してみたくなるほどである。
**その他
本作はケムコがローカライズしたICOM社製アドベンチャーの2作目にあたり、1作目は「ディジャブ 悪夢は本当にやってきた」、3作目は「悪魔の招待状」として同じくケムコから出されている。&br()
こちらもまた本作と同様死にゲーに相当するが、これに比べるとインパクトは薄いほうである。
-とはいえ、「なーんちゃって!こんなことでへこたれるぼくじゃないよ!コンテニューでもういちどチャレンジしよう!」「(プレイヤーへ向けて)きみのせいでぼくはしぬんだ」など、毛色こそ違うが和訳の独特のテイストや死にパターンの多さは「悪魔の招待状」でも健在である。
+-そして文体はシリアスだがやはり死にパターンは「ディジャブ」でも多い。