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----- --管理人からお知らせ -&bold(){この記事は記事仕分けの対象であり削除・存続の議論がされる予定のため現在編集できません。&br()議論は[[ここ>http://www1.atchs.jp/test/read.cgi/ggmatome/5/l50]]で行われています。} ----- -**真・三國無双 MULTI RAID -【しん・さんごくむそう まるちれいど】 -|ジャンル|アクション|~|&amazon(B001G8XR78)| -|対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|~| -|発売元|コーエー|~|~| -|発売日|2009年2月26日|~|~| -|定価|5800円|~|~| -|分類|''ガッカリゲー判定''|~|~| -|>|>|>|CENTER:''[[無双シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/635.html]]''| - -**概要 - -無双シリーズの派生作品の一つ。これまでの「無数の敵を一騎でなぎ倒す」というゲーム性から、「味方と協力し、強力な敵や巨大兵器を撃破する」というゲーム性へと変化を遂げた無双シリーズの異色作。ベースとなっているのは「真・三國無双5」だが、システムなどは大きく異なっている。 - -**問題点 - -***作品全体 - --マルチプレイを主眼に置いたデザイン、そして当初から使用されていた「クエスト」「レア素材」等の単語から、カプコンの「モンスターハンター」シリーズに倣った作品であるとの批判もある。 ---しかし実際のゲーム内容は大きく異なっていたため、今度は&bold(){「モンスターハンター」シリーズ的なものを想像して購入したユーザーから叩かれる}ことになる。 --従来の無双シリーズとゲーム性が異なることは「概要」で述べた通りだが、本作ではそれが否定的に受け止められている傾向にある。 ---簡単な操作で大量の敵を一気に殲滅する爽快感がシリーズの売りだったが、本作では敵の数が従来に比べて非常に少なく、その分一人当たりの耐久力が上昇しているために従来の爽快感が失われている。このため、従来シリーズのファンからは否定的な意見が多く見受けられる。 ---ほぼ同時期に、従来無双シリーズの集大成とも言うべき「無双OROCHI Z」がリリースされたため、よく比較対象にされた。 ----加えて、この作品内に「無双OROCHI 魔王再臨(Zの前作)」のPSP移植版の体験版が入っていたため、そちらとも比較された(発売されたのは本作のほうがずっと後である)。 - -***難易度 - -ゲーム全体を通して敵が強い傾向にあり、これまでに比べて難度が上昇しているため、途中で投げ出す人が後を絶たなかった。 - --第一章の最終クエストである「黄巾の乱」は、ゲーム序盤にもかかわらず&bold(){遠距離攻撃が得意な三人の武将と、マップ全体に範囲が及ぶ巨大兵器「黄天雷」でもって全方位から袋叩きにされる}という凄まじい内容であり、多くのプレイヤーを驚愕させた。 ---実際のところは、レベルをある程度上げた上でアイテムを十分に用意し、ボス武将に有効な武器を装備して戦えば問題なくクリアできるのだが、これまでの無双シリーズでは考えられない難度であったこともまた事実である。 --第二章では、プロモーションムービーにも登場した巨大兵器「辟邪」と、シリーズで最強キャラの扱いを受けている武将「呂布」が早々と登場し(さらに、同伴として無双武将の「張遼」「貂蝉」も併せて登場する)、「もっと後に出てくるんだろ?」とタカをくくっていたプレイヤーたちを唖然とさせた。 ---さらに、第二章の最終クエストでは&bold(){「辟邪」を上回る理不尽さを誇る巨大兵器「天禄」が登場}。この辺りで投げた人間も多い。救いはクリア条件が「天禄」の破壊ではなく、無双武将「董卓」の撃破となっているため、天禄を無視して董卓を叩けばどうにかクリアはできる(董卓自体はそれほど強くない)ようになっている。 - -基本的にプレイヤーにとって圧倒的に不利なクエストが多く、難易度は総じて高めである。ただしある程度の環境が整うと、今度は&bold(){プレイヤーが無敵化してバランスが逆方向に崩壊する}という状況が発生する。これについては後述する。 - -***ゲームバランス - -ゲームバランスにも問題が見られ、先に述べた難易度の高さも相まって作品の評判を落としている。よく槍玉に挙げられるものを列挙すると、次のようなものがある。 - --敵武将が頻繁にハイパーアーマー状態(攻撃を食らってもひるまず、そのまま行動を続行する状態)になり、こちらの攻撃を無視して反撃してくる。プレイヤー側がこれを解除する方法が無いのも辛い。 --マップ上を飛び回る「独楽刃」「雷晶機」といった小型兵器が非常に煩わしく、破壊しても多くの場合無限に補充されるために対処のしようが無い。攻撃を受けると気絶したり吹き飛ばされたりするため、ある程度は潰す必要がある。 --後半のステージでは一度倒した無双武将が復活することが多く、「苦労して倒す→全回復&パワーアップして復活」というモチベーションの下がる流れがたびたび発生する。 --複数の武将(PC武将・NPC武将問わず)や大量の兵器・雑兵と戦うシーンがほとんどで、立ち回りをミスするとあっという間に袋叩きにされてしまう。 --回復アイテムや自動回復のアクセサリーの装備が前提となっているため、敵の攻撃力が非常に高く設定されている。防御力も同様で、装備している武器によってはまともにダメージが与えられない。装備中の武器と敵との相性が悪いときのダメージ効率は極めて低い。 --他、全体的にプレイヤーを苛立たせるような仕様やシチュエーションが多く存在している。 - -その一方で、アイテムや装備に組み合わせによるゲームバランスの崩壊もよく指摘される。 - --ゲームが進むと、装備できるアイテムの中に&bold(){覚醒中、敵から受けたダメージ分だけ無双ゲージを消費し、その分体力を回復させる}というものが、クエスト中に使用できるアイテムの中に&bold(){一定時間無条件で無双ゲージが減少しなくなる}というものが、それぞれ登場するようになる。 ---もう予想は付いていると思うが、この二つを組み合わせると、&bold(){一定時間、すべてのダメージを完全に無効化する}というとんでもない状態を作り出すことができるようになってしまう。これが非常に簡単にできてしまうことも大きい。 ---この組み合わせの発見により、多くのクエストでは本来想定していたレベルデザインが崩壊し、今度は逆にプレイヤー側が強くなりすぎるという状態になってしまった。本作の作業プレイ化を一気に進行させた最大の要因でもある。 - -このようにお世辞にもゲームバランスはよいとは言えず、プレイヤー側にも敵側にもバランス崩壊の要素が存在しているという極めて混沌とした状態である。 - -***その他 - -難易度・ゲームバランスについては先述の通り問題だらけであり、さらにその他についても列挙していけば本当にキリが無い。 - --三国志がベースとあって、ゲーム開始前には魏・蜀・呉の三つの勢力の中から一つを選択することができるが、どの勢力においても&bold(){第一章~第三章・及び第六章の内容はまったく同じ}であり、差異があるのは実質第四章・第五章のみである。このため、勢力ごとの違いが非常に薄い。 ---シナリオ中に挿入されるムービーも「真・三国無双5」の一場面を使いまわしており淡白そのもので、従来シリーズのような凝ったものはほとんど用意されていない。 ---更に1勢力でクリアした後にデータを引き継いで他の勢力をプレイすることが出来ないのでひとつのセーブデータに全てのムービーを揃えることが出来ない。 --容量の関係からか、ゲーム中の台詞などはテキストが表示されるのみで、フルボイス化されていない。また、味方からの賞賛などもカットされている。 --本作はプレイヤーも敵も激しく動き回るため、特定の敵を狙うための「ロックオン」システムが採用されているが、これの操作性が非常に悪い。 ---ロックオンするためには常にLボタンを押しておく必要があり、長時間のプレイは指に多大な負担を掛ける。 ---ロックオンの対象は自由に選択できず、近くにいた相手を基準にロックされる。一応、十字キーの上を押すことにより「優先的に撃破すべき敵」(敵武将・巨大兵器など)に対象を切り替えることはできる。 --マルチプレイを前提としつつ、ソロでもクリアできるようにと高性能なアイテムや装備を充実させたため、対戦プレイでは互いに制限をかけないとほとんど勝負にならない。 ---前述の「無敵化装備」だとどうなるかは……もはやお察しの通り。 --キャラクターのモデルは「真・三國無双5(Specialも含む)」を流用しており、新規に追加されたモデルは(覚醒後のモデルを除いて)存在しない。変更もなし。 --BGMについても「真・三國無双5」のアレンジが大部分であり、新規性に乏しい。また、楽曲そのものの評判も芳しくない。 ---一応フォローしておくと、耳障りであったり音楽として破綻をきたしているものではなく、BGMとして見れば平均点レベルのものではある。また、新規追加の楽曲も存在する。アレンジの評判は芳しくないが、新曲はそれなりに評価されている模様。 --ごく一部の例外を除いてすべてのキャラクターがすべての武器を装備でき、すべての攻撃モーションを使用することができる。このため、武将ごとの特徴づけが薄くなってしまった。 ---ただし、武将ごとに「熟練度」(武器を使用するために必要な、本来のレベルとは別個に存在するレベルのようなもの)の上がりやすさに違いがあるため、一応の差別化は成されている。 ---また、これは好きな武将に好きな武器を装備させられるということと同義であり、このゲームの長所と見る向きも普通にある。 --本作では小さなマップパーツを複数つなげて一つのマップを構成しているのだが、そのマップパーツの使いまわしが酷く、同じような地形を別のクエストで何度も見る羽目になる。 --発売後にクエストやアイテムがDLCとして追加配信されているが、その大部分(すべてと言っても過言ではない)が既存クエストに若干バランス調整を施しただけのもので、ほとんど変わり映えがしない。アイテムのほうも、既存アイテムの効果を高めただけのものがほとんど。新規配信も2009/8/27をもってストップしている状態である。 --配布されている体験版は簡単な序章で終わることもあり、面白い印象を受けてそのまま購入して痛い目にあった人も多かったらしい。 --覚醒ゲージを溜めて真・無双覚醒を発動すると、武将たちが「覚醒状態」となり大幅に見た目が変化するが、まるでスーパーサイヤ人のような外見になる武将たちに拒否反応を出すものも多かった。 - -**評価点 - -これらの問題点が挙がる一方で、以下のような意見も存在する。 - --敵に対して強力なコンボを叩き込むことができ、これまでとは違う爽快感がある。 ---実際、操作体系はよく整理されており、慣れれば簡単に長いコンボを叩きだせる。 ---これまでのチャージ攻撃ベースのアクションと比較した場合の操作感覚は賛否両論だが、アクション自体の自由度は向上している。 --覚醒後の高い機動力が、従来シリーズには無いスピード感を生み出している。 --強大な敵に対して複数のプレイヤーで挑む一体感・共闘感が味わえる。 ---マルチプレイを前提としたデザインのため、ソロでは理不尽なステージもマルチでは楽しめることが多い。 --従来とゲーム性を一新し、マンネリ化しつつあった無双シリーズに(賛否はあれど)新たな地平を切り開いている。 --これまでできなかった武将と武器の組み合わせが可能となり、プレイヤーの好みで様々なプレイが楽しめるようになった。 ---演義に沿って「典韋に双戟を装備させる」「呂布に弓矢を装備させる」といったことも可能になった。 ---また、無双5(SP)で所有武器の変化した馬超や夏侯惇に、従来に近い武器を装備させるといったことも可能。 - -また、ゲームバランスについても&bold(){プレイヤーの腕に依存するところが意外と大きく}、本作独特の立ち回りに慣れればソロプレイかつ「無敵化装備」封印でも問題なく全クエストがクリア可能である(とはいえ、全体を通して褒められたものではないことに疑いの余地は無い)。 - -**総括 - -内容的には問題の多い本作であるが、ゲーム進行にかかわるような致命的な不具合・バグは見当たらず普通に遊べるため、クソゲーとするかどうかは微妙なラインである。ところどころに見られる理不尽さと手抜きを許容できるかが焦点となる。 - -**その後の展開 - -プレイヤーからの評判は今一つだった本作だが、コーエーはその後PS3とXbox360用にバージョンアップ版の&bold(){「真・三國無双 MULTI RAID Special」}を発売。Specialでは敵の数が無印に比べて大幅に増加し、旧来の無双シリーズに近い爽快感が得られるようになった。そのほか、ソロプレイ時にAIが操作する武将を連れて行ける「共闘武将システム」の追加、多くのプレイヤーをげんなりさせたハイパーアーマー(公式では「ハイパー化」と呼称)を破れるようになるなど、いくらかの改善を見せている。 - -2010年3月11日には続編にあたる&bold(){「真・三國無双 MULTI RAID 2」}が発売された。無印での不満点をほぼ一掃し(ただし、要素の追加に伴って新たに出てきた不満点もある。特にネットワーク周り)、やりこみ要素を大幅に拡充した事で好評を得ている。全13回に渡って配信されたDLCも、無印・Specialに比べるとそこそこ有用な内容になっている。 - -//さらに、2010年3月11日には続編にあたる&bold(){「真・三國無双 MULTI RAID 2」}の発売も予定されている。1月下旬から配布されている体験版を見る限りゲーム性に無印と大差は無いが、「フルボイス化」「敵将撃破時の賞賛が復活(ソロプレイ時は上で挙げた共闘武将が賞賛)」「スタートボタンで即座にポーズが掛かる」「ロックオンが楽になった」「サブ武器の構えが反映されるようになった」「難易度が調整可能になった」など、無印で挙がった不満について結構な数の改善がなされている。ただし&bold(){武将や魔獣の体力が激増している}など、不安の残るポイントもある。(体力は難易度によって変動するため、難易度を下げればすぐに倒せるようになる) - -//3月初旬に配布され始めたスペシャル体験版は、細かい不満はいくつかあるものの、概ね好評を得ている。が、無印も&bold(){「体験版は良かった」}ため、まだ油断はできない。 +''このページは[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/773.html]]に移転しました。''