チョップリフター
【ちょっぷりふたー】
|
ジャンル
|
シューティング
|
Amazonで買う
|
|
対応機種
|
ファミリーコンピュータ
|
|
発売元
|
ジャレコ
|
|
開発元
|
トーセ
|
|
発売日
|
1986年6月26日
|
|
分類
|
劣化移植判定
|
-
「ロードランナー」「バンゲリングベイ」と並ぶ、バンゲリング帝国三部作のひとつでパソコンゲームの名作タイトル。
-
移植のベースとなっているのはセガが海外で出したアーケード版・・・だが、FC版は残念な出来になってしまった。
-
内容はヘリコプターを使って占拠された大使館に閉じ込められた人質を救出するというもの。周囲の対空砲や戦闘機が邪魔してくる。
-
ヘリコプターには人数制限があり、撃墜されるとそのときの救助者は死亡扱いになる。安全の確保、いつ基地に戻るかなどがポイントとなる。
-
カーター政権時に起きたイラン大使館人質事件の救出作戦「イーグルクロー」失敗を揶揄したものと言われている。
問題点
-
異常な難度。1面クリアできれば良いほうである。
-
対空砲が山のようにあり、あっさりと撃墜される。
-
もたもたすると高速の戦闘機がやってきて撃墜される。
-
もしくは燃料切れで落ちていく。
-
地上だろうが空中だろうが、いつでもどこでも安全地帯など無い。元々のアップル2版では国境を越えて基地に戻ると(ごく一部の敵を除いて)敵が出現しない仕様だったが、FC版は先述の通りアーケード版の移植なので、基地に戻っても敵がバンバン攻撃してくる。
-
デモですらまれに自機が撃墜されるという無能っぷり。
-
その難易度を他ゲームに無理やり例えるなら、ジャンクションシステムが無いFF8。「いのる」が無いMOTHER2。ハンマーブロスしか出てこないスーパーマリオ。
-
一応ブローダーバンド社の名誉のために言っておくと本当は良ゲー。MSXかSG-1000版をやるべし。
-
本来なら大使館の周りは安全地帯であり、燃料メーターの概念は無く、敵の攻撃も普通。
-
余計な要素を加えたせいで元のゲームを損ねてしまった。ただし、海外では好評のようである。
余談
-
開発はNMK名義になっているが、これは当時の任天堂が一部のメーカーを除いて販売タイトル数の制限をしていたので、その制限から逃れる際に他社から”名義借り”をしただけで、実際にはジャレコが開発(移植)している。
-
似たような事例では”サン電子=東海エンジニアリング”、”カプコン=ステイタス”とキリがない。(逆に上記の「一部のメーカー」であるナムコは、制限の緩さを利用してデータイーストや日本物産に”名義貸し”を行い、カルノフやファミリー麻雀などの他社開発ゲームをナムコット名義でリリースしていた)
-
その後、ジャレコは1995年にアーケードで『湾岸戦争』をリリースする。自機=ヘリコプター・人質救助・離陸&着陸・燃料メーターの導入など、チョップリフターとの共通点が多い隠れた名作である。
-
同タイトルはシリーズ化しており、さらに海外では根強い人気があるのか2012年1月上旬に「チョップリフターHD」が配信を決定している。