戦極姫 ~戦乱に舞う乙女達~

【せんごくひめ せんらんにまうおとめたち】

ジャンル 本格戦国シミュレーション恋愛アドベンチャー

対応機種 プレイステーション2
プレイステーション・ポータブル
発売・開発元 システムソフト・アルファー
販売元 イエティ
発売日 2009年11月12日
定価
(限定版/通常版)
【PS2】9,240円/7,140円
【PSP】8,190円/6,090円(全て税込)
分類 二機種共にクソゲー判定
2009年クソゲーオブザイヤー据置及び携帯機部門大賞
※一覧ではPS2版はソニー据置機、PSP版は携帯機のクソゲーに記載
ポイント バグに舞うプレイヤー達
一部素人レベルのグラフィック
ダメジャーとは別方向に酷いバグの数々
進行不能になるバグ多数
CSへの移植に併せ、18禁要素を抜いた分の追加・差替要素がほとんどない
クソゲーオブザイヤー据え置き機/大賞
ゼノサーガ エピソードII 善悪の彼岸 / ローグギャラクシー / ファンタシースターユニバース(PS2/Win) / 四八(仮) /
メジャーWii パーフェクトクローザー / 戦極姫 ~戦乱に舞う乙女達~(PS2) / ラストリベリオン
クソゲーオブザイヤー携帯機/大賞
ONI零~戦国乱世百花繚乱 / アパシー ~鳴神学園都市伝説探偵局~ / 高校野球育成アクションゲーム めざせ!甲子園(DS) /
戦極姫~戦乱に舞う乙女達~(PSP) / ハローキティといっしょ! ブロッククラッシュ123!! / 対戦チンチロリン
クソゲーオブザイヤー2009/大賞
戦極姫~戦乱に舞う乙女達~(PS2/PSP) / りんかねーしょん☆新撰組っ! /
断罪のマリア THE EXORCISM OF MARIA / クリムゾン・エンパイア ~Circumstance to serve a noble~
クソゲーオブザイヤー2009据え置き機
人生ゲーム(Wiiware版) / Let's 全力ヒッチハイク!!!!!!!!! / 戦国天下統一(PS2) / 黄金の絆 / 戦極姫~戦乱に舞う乙女達~(PS2)
クソゲーオブザイヤー2009携帯機/ノミネート作品
北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王 / 戦国天下統一(PSP) /
ラストバレット / 超名作推理アドベンチャーDS レイモンド・チャンドラー原作 さらば愛しき女よ /
世界ふしぎ発見DS 伝説のヒトシ君人形を探せ / 戦極姫~戦乱に舞う乙女達~(PSP)


概要

  • 歴史上の人物を萌えキャラ化したWin用18禁ゲーム『戦極姫 ~戦乱の世に焔立つ~』のCS移植版。
    • いわゆる「女体化(女性化)」ジャンルで、最近のゲームでは良くあるパターン。PCゲー界では2000年の『行殺新選組』がパイオニア。2007年1月の『恋姫†無双』のヒット後から増え始めた。
      • ただしシステムソフト・アルファーは2007年12月に、雑誌『MC☆あくしず』 *1 と組んで『萌え萌え2次大戦(略)』(美少女武将物ではなくメカ少女物だが)を出している。
    • 最大の問題は、ガチの歴史シミュレーションとそれを組み合わせた事である。
      『本格戦国シミュレーション恋愛アドベンチャー』……シミュレーションなのかアドベンチャーなのか(プレイしている人には分かるだろうが)。
      • グラフィックやバグなどの上っ面が良く注目されるが、この点が話題にされる事はほとんど無い。
  • バグにさえ目をつぶれば、そこそこ遊べないこともない。が、それなら普通に遊べる歴史SLGがいくらでも……。
  • テーマ曲「火群」は非常に評価が高く、「他はともかくBGM(もしくは歌)だけは良い」というクソゲーの法則に見事に当てはまっている。


問題点

  • グラフィックが稚拙。明らかにおかしいものもある。
    • 参加している原画家の何人かが素人レベルの画力。特に伊達政宗あたりが分かりやすく、それを物語っている。
      • 家庭用版で見事に当該の原画家たちは仕事を削られている *2
      • パソコンと家庭用のデザインを公式サイトで見比べると、その差は一目瞭然。またキャラの説明・デザインを見れば分かるが、伊達政宗はデザインは愚か設定すら変更されており最早別物である。余程だったのであろう。
    • 当該担当者の名誉のために言うのであれば、明らかに畑違いの仕事をしていたはずの人間を引っ張ってきていた。
      • しかも塗りが同じ原画家のキャラクター同士すら、明確に違和感を覚えるほどに違う。原画家が「自分に塗りまでやらせてくれれば」と愚痴るほど。
      • 実際、このゲームでは叩かれているような原画家も、それぞれのサイトを見てみるとほぼ叩かれるような点が見当たらない絵のレベルである。
        元々の絵師のファンからしてみれば「どうしてこうなった」と言いたくなるような事態だろう。
      • 問題は原画家だけでなく、塗っている人間(主にグラフィッカー)にもある。
+  飲み物を口に含んでご覧ください。※エロ注意
  • ADVパートでセーブできない。
  • SLGパートのチュートリアルが無い。
    • これは多くのシミュレーションで普通に見られる。信長の野望などをやった事のある人間からすれば「それが当たり前でしょ?」である。が、絵柄や設定に惹かれて購入した新規ユーザーの目には「不親切」として映ってしまったようだ。
      • もっとも、近年の信長の野望シリーズなどにはちゃんとチュートリアルは存在する。それどころか、そこでおこなわれるカオスなやり取りは名物ですらある。
    • 一応、タイトルメニューに「チュートリアル」は存在する。が、中身は各勢力の簡単な紹介と序盤のアドバイスのみ。SLGパートの解説やFAQなどは一切ない。
  • シナリオモードでは、シナリオに深く関わる主要キャラが死亡するとGAME OVER。
    • 群雄モードでは大名が死なない限り大丈夫。
  • 「女の子に会う」は、フラグを立てていないと1ページで終了。
  • バグ多数。それもゲーム進行に支障をきたすものが多いというのが最悪。
    Win版のバグはほぼ消滅しているのだが(というかパッチで修正済み)、コンシューマ移植にあたってどういうわけか、新たなバグが大量に追加された。
    • 致命的なもの
      • 滅亡した大名家の(存在しないはずの)一族の武将が、突如もともとの居城でお家再興することがある。こうなると、その城は送り込んだ武将が出てこられなくなる(通称「ブラックホール城」)。
      • 顔グラフィック無し、ステータス全0の武将(通称「Null武将」「幽霊」)が出現することがある。引き抜きをかけるとフリーズする。自軍の武将も条件によってはNull化する等、条件不明なのが厄介。
      • 一つの城には武将を6人までしか配置できず、この状態では引き抜きや他からの移動ができないが、なぜか6人いても引き抜きを行えてしまう場合がある。実行すると定員オーバーを起こして7人目の武将は操作不能になる。
    • 厄介なもの
      • 城攻めの際、退却すると、同じターンに兵が全て補充される場合がある。プレイヤー・CPUどちらにも起こる可能性がある。自分の場合は嬉しいが、敵に起こると危険。
      • 石高は千石単位かつ256で割った余りで管理され、26万石だと4千石と同等の扱いになってしまう等。異様に収入や徴兵数が少なかったりする。
      • 周囲が全て自領で囲まれている自城に、どこからか突如敵襲が起こる。
    • まだマシなもの
      • 死んだはずの仲間武将が敵将として復活する。
      • 同じ武将が2人に増える。
      • 野戦なのに城の一枚絵だけが表示され、戦況を把握できなくなることがある。
      • 軍備フェイズが無いことがある。
  • その他
    • 一部の文字がプレイ中に突然表示されなくなることがある。プレイヤーの分身「天城 楓馬」が「天城  馬」となったり、「六角家」が「 角家」になるなど、プレイに支障はないが気分はよくない。特に楓馬の場合、ADVパートで「 馬」と呼ばれてしまい、かなりなさけないことになる。
      • 一回プレイを終了して再び始めれば、たいていの場合は元に戻る。が、違う字まで消えてしまうこともある。
    • ADVパートでキャラクターのグラフィックが分裂したり、別のキャラクターと入れ替わったり、立ち絵の表情が変わる際、下にズレて表示されることがある。
      • プログラムのミスではなく、誤字の類。DNML等を作った人なら簡単に分かるだろう。
    • 武将が、所持兵よりも多い鉄砲を持っている状態になると、城攻めで超強化される(通称「鉄砲バグ」)。
      • これは「メーカー公認の裏技」と言われている。元になった天下統一シリーズから存在した事、Win版のWikiに書いてある事(スタッフはWikiを見ている)などがその根拠。
        意図しなければほぼ起きる事はなく、起こっても簡単に復元できる事、弱小勢力のための救済策にもなっていることから、プレイヤーから問題視される事はほとんどない。
    • 軍資金がマイナスになると上限値(65536)からマイナス分を引いた値が残る。
      • 鉄砲バグと同じく、意図しないとほぼ起きないため、問題にされる事は少ない。
    • セーブ画面が激しく縦揺れする(PS2のみ)。
    • シナリオが適当。
      • どの勢力もやっている事は同じである事、プレイ時間の99%がシミュレーションである事などから、プレイヤーの行動がシナリオであり、いわゆるアドベンチャーゲームと同じシナリオを求めるのが間違いとも言える。
      • 18禁要素等をカットした部分に補足・補正がほとんどない。
      • また、織田家シナリオを書いたライターが、自身のブログで家庭用移植にあたって追加されたシナリオである伊達政宗シナリオを、要約すると「キャラが気に入らなくて手を抜いた」と暴言を吐く始末。元々織田家シナリオも評価が低かったが…。
      • なぜか武田家のみ、本当に家庭用か?というくらいギリギリな追加テキスト&CGがある。
  • メーカーの対応はなし。
    • 2010年4月6日より問い合わせればディスクを修正版に交換してもらえる。ただし、公式サイトには記載されていない。
    • 鉄砲バグやブラックホール城バグの改善がされているらしい。それ以外のバグは報告が少ないのでどこまで手が加えられているのか不明。
  • 据置、携帯部門の両方で2009大賞。同じ内容なのだから当然か。
  • 当記事は作成された当初、執拗な火消しを受けていたことも付記しておく。
    • 要約すると「バグまみれというのはデマ」。社i(ry)


続編について

  • 2010年2月19日に続編『戦極姫2 ~戦乱の世、群雄嵐の如く~』が発売。ゲームの根幹は同じで、Win版・家庭用に追加要素を加えたもの。
    • バグは大幅に減っている。諸所の都合で起動できない環境が多い、戦極姫と同じフォルダにデフォルトではインストしようとするなど、軽度の問題はある。
    • 一部のキャラクターはCGごとに原画家が違っている、セーブしたはずのセーブデータが無いことがある、エフェクトが重いがエフェクトを切ると画像が表示されなくなるなど。
    • シナリオにはあまり手が加わっていない。
    • 上記のように改善されてはいるが、「-100点だったのが-20点になった。でもよく考えるとマイナスには変わりない」とのこと。
  • 本作と同様にタイトルを一部変えてコンシューマー機への移植が行われ、同年6月にはXbox360版が発売。
    • さらに同年12月、PS2とPSPからも移植版が発売された。コミカライズ版の作家がデザインした新武将も追加要素として登場した。
      • なんとデバッグに成功したようで、目立ったバグは殆どない。内容は推して知るべしだが。
      • 各勢力の当主や重臣クラスの武将の切腹判定が、一般武将と同じように行われるようになった *3 。それにより、「上杉家に下る武田信玄」や「揃って他家の客将になる島津四姉妹」など自由度の高いプレイが可能に。
      • その他の変更点としては「一部武将のCGや設定が別物になっている *4 」「イベントが大幅に追加された *5 」「掛け合い形式のチュートリアルが入った」など。
    • この『戦極姫2』のWin&360版は両者共、2010年度KOTYのinエロゲー板及び据置部門にそれぞれ名前が挙がっている。……が、上記の理由から前者は選外、後者はノミネートこそされたが次点という結果に終わってしまった。
    • そして、シリーズ第三作『戦極姫3』及び三国志を元ネタにすえた『三極姫 *6 』のコンシューマ移植も決定している。
      • PSPで発売後、新鋭機「PS Vita」でも同タイトルをリリース予定。誰が得するの、それ…。




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