【せんごくむそう】
| ジャンル | タクティカルアクション |
![]() ※PS2版 |
| 対応機種 |
プレイステーション2 Xbox |
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| メディア | DVD-ROM 1枚 | |
| 発売元 | コーエー | |
| 開発元 | コーエー(オメガフォース) | |
| 発売日 |
【PS2】2004年2月11日 【Xb】2004年7月29日 |
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| 定価 |
【PS2通常版/Xb】7,140円 【TREASURE BOX(PS2限定版)】13,440円 |
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| プレイ人数 | 1~2人 | |
| セーブデータ | 【PS2】310KB以上 |
![]() ※Xbox版 |
| 周辺機器 | 【PS2】PlayStation BB Unit対応(HDDインストールのみ) | |
| レーティング | CERO:12歳以上対象 ※初版のレーティングを記載 | |
| コンテンツアイコン | 恋愛・セクシャル・暴力 | |
| 分類 | バランスがかなり不安定なゲーム判定 | |
| ポイント |
育てれば育てる程苦しくなるゲームバランス プレイヤーにストレスを溜めさせる要素の数々 キャラ育成の作業感が強化 |
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| 廉価版 | PlayStation2 the Best:2006年10月12日発売/2,079円 | |
| 無双シリーズリンク | ||
一人で大群をぶっ飛ばす爽快感が話題となり、ミリオンヒットを記録した『真・三國無双シリーズ』の日本の戦国時代バージョンとも言える作品。
真・三國無双がヒットした時から「三国志の次は、(日本人にとって馴染みの深い)日本の戦国時代で無双をやってみたい」という声は大きかったようで、コーエーがそれに応える形で発売された。
それ故に本作の発売が決まった直後から寄せられたユーザーの期待は相当なもので、初週売上約62万本、最終的な売上は100万本を越えてミリオンヒットを達成した。
しかし、以下のような真・三國無双シリーズ(以下『三國シリーズ』あるいは『三國』と表記)とは良くも悪くもかけ離れている仕様のため、多くのユーザーが困惑することとなった。
育てれば育てる程にかえって苦しくなってしまうゲームバランス、そして三國シリーズの美点を悉く潰した独自性の方向などから発売直後から批判意見が集中したタイトルではあるが、逆にキャラクターをすげ替えただけで三國シリーズと何にも変わりがないとなればそれはそれで批判されるであろうことを考えれば、結果はともかくとして、戦国無双という作品(後のシリーズ)の特色付けとしての試みは買える所がある。
実際に後に出た猛将伝や2によってこれらの試みを昇華して三國シリーズとはまた異なる戦国シリーズを確立することに成功したことを考えれば、少なくとも今作の三國との様々な差別化を図ろうとした試みにも意義があったと言える。
だが、ファンからして見れば今までの三國シリーズのそれを戦国時代で遊べるというのを期待していたのも事実であり、それを無視したとしか思えない本作の内容に裏切られた感が強くなってしまうのも致し方ない所で、その為に発売直後は本作をクソゲーと断ずる意見がかなりの量になってしまっていた。
戦国無双シリーズの一つとしてではなく、三國の後継としてでもなく、純粋に本作を見た場合は少なくとも遊べないレベルのクソゲーと言う程のものではなく、やはり歪なバランスとなってしまっていた敵の強化補正システムなどの要因で「ゲームバランスが不安定」とするのが適切と言えよう。
また、何だかんだで戦国時代を扱ったアクションゲームの先駆けとも言えるタイトルである所は疑いようはなく、色々な意味で革新的だったタイトルであったのは間違いない。
本作はコーエーの25周年記念作品として位置づけられており、その宣伝にも非常に力が入っていた。
そんな本作のPV等では「前人未踏の爽快感! 日本魂を見よ!」と言う謳い文句が多用されていたが、その割には主題歌を歌っているのがBoAで、その主題歌自体も謳い文句に噛み合っていない所があったりと「どこが日本魂…? そもそも大和魂じゃないのか…?」と言う案配に、広告の内容が原因で不安を煽られた無双シリーズファンもそれなりに見受けられた。
勿論、BoAに非がある訳ではないのだが、結果としては不安が的中してしまったと言えよう。
あまりにも不評だったのかこちらも猛将伝では差し替えられ、サウンドテストですら聞けなくなってしまっている。
真田幸村を演じている草尾毅氏はアニメ『鎧伝サムライトルーパー』(1988年~1989年放映)にて主人公の真田遼
(*14)
を演じているので、「真田幸村関係と縁がある」としばしば言われている。因みに(出た時期こそ、こちらが先だが)遼の鎧の色は赤かつ使う力は「炎」と幸村と共通している。ただし武器は双刀。
また、信長役の小杉十郎太氏は「幻魔将・螺呪羅(ラジュラ)」、信玄役の故・郷里大輔氏は「沙嵐坊(サランボウ)」を演じていた。
【せんごくむそう もうしょうでん】
もはや恒例となった追加ディスク・猛将伝の戦国無双版。
当時の無印の評判がもはや最悪に近いレベルであったために「あくまで追加ディスクでしかない猛将伝でどうにかなる訳がない」と冷めた見方をされていたものの、いざ発売されてみれば発売前の悪評を大きく覆し「最初からこの形で出してくれれば…」と言う意見も多く見られる程の高評価を受けることとなった。
無印のバランスの不安定さを解消するためには間違いなく必要なものであると言え、こちらと結合させることでようやく戦国無双は完成すると言っても過言ではない。
一部の危険なバグはあるが、回避方法も容易であるために大きな問題ではなく、今から戦国無双に触れるのであれば間違いなく猛将伝とのセット購入を推奨。
だが、逆に猛将伝でここまでの改善を見せたことが「やろうと思えば出来たのに猛将伝のウリとするためにわざと無印をお粗末なものにしていた」と言うユーザーの不信感を生んでしまったことも事実で、「本作に関しては評価するがコーエーという会社そのものに対する印象が悪くなった」とするユーザーも少なからず出てきてしまった。
コーエーの所謂完全版商法は今に始まったことではないが、それでも三國2は無印の段階でゲームがしっかり完成していたこともあり、猛将伝発売もユーザーたちは歓迎していた。
しかし、本作の前に発売した三國3も同様に無印の評判が散々で猛将伝でようやくユーザーを納得させた経緯があり、二作続けてのこうした事態により無双における猛将伝ありきの姿勢への批判は決定的となったと言える。
*1 中でも突忍(とつにん)の張り手攻撃は思いっきり吹っ飛ばされる上に威力も高く、加えて下手に受身を取ると取ったそばからまた張り手で吹っ飛ばされたりすることもあったりとかなり厄介。
*5 中でも猛将伝で追加された今川義元のミッション名はネタまみれである。一例として「本能寺の中心で武を叫んだ公家」(「世界の中心で愛を叫んだけもの」のパロディ)と言うものがある。
*6 一応、装備アイテムの「陰陽手燭」を装備すればマップは表示されるが、アイテムの性質上、城内専用であるため野外戦では使い物にならない上、装備アイテムの枠をひとつ潰してしまう。
*7 特に上から攻撃を仕掛けながら降ってくる忍者がやたら多く、これまたストレスに直結する。
*8 元々城内戦は野戦と比べて回復アイテムの出現率が異常に低く、元々ほとんど体力回復を図れないまま進むことを要求されるところで更にこれなのでもはや嫌がらせ以外の何物でもなくなっている。
*9 例として真田幸村の章では三方ヶ原のマップが3度出てくる。三方ヶ原とと長篠のマップは共通であり、長篠はルート分岐によって2種類登場する。他にもお市の章では安土城と本能寺が2回ずつ登場したりする。
*10 ちゃんと武将名を出して欲しいと言うこと、また、上のようにキャラクターが被るステージではNPCの枠をプレイヤーに入れ替える形にして欲しいというのが批判の根本的な理由。
*11 史実においても数多の戦に出陣し、傷の一つも負わなかったという逸話が残っているほどの猛将である。
*14 先祖は真田忍軍なのに何故か「先祖は真田幸村」と紹介されることがある。
*17 そのまま他の武将でプレイ続行→いい武器やアイテムが手に入ったのでセーブ→突忍バグしたままだった、という流れは絶対にあってはならない。