高校野球育成アクションゲーム めざせ!甲子園
【こうこうやきゅういくせいあくしょんげーむ めざせこうしえん】
概要
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CPUの思考に数々の欠陥がある上、昔の野球ゲームですら守れていたルールさえ守られていないとんでもないゲーム。
このゲームは野球を知らない人間が作ったのかもしれない。
問題点(というかこのゲームには問題点しかない)
ルールの問題点
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ランナーがいるときゴロを打ち、ランナーがアウトになっても打った本人が塁にいれば打率が上がる。
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これは「併殺崩れ」というもので、本来のルールなら安打には含まれない。当然打率は下がる。
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バッター4番で2アウト1塁盗塁失敗でチェンジになると、次の回の攻撃は5番から。
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打率の表示を一桁間違えている。打率が五割なら『.050』と表示される(通常は『.500』)。
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スライディング中は塁に触れていてもアウト。
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外野でバウンドしたボールがファールゾーンへ行くとファールになる。
野球ゲームとしての根本的な問題
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審判のボイスがアウトとセーフしかない。
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セカンドは普通のゲームでは一二塁間にいるはずなのに二塁上にいるため、一二塁間の守備がザル。投手が一二塁間の球を取りに行くという奇妙な光景がよく見られる。
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ファーストが一塁付近、サードが三塁付近にいるので、セカンドも二塁付近にいると思い込む、野球をあまり知らない人によくある勘違い。
ルール上はフェア地域ならどこにいても良いので、二塁付近にいても一応問題はない。
実際の野球でも状況に応じて左右に寄ったり、稀に内野に5人配置したりするがあくまで状況を読んでの作戦としてであり、こんなクソゲーと一緒にしてはいけない。
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デッドボールが存在しない。
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左投げやアンダースローが存在しない。
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フライをキャッチするとフェアになることがある。
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ゲージ制の投球。
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投手のスタミナが3回しか持たないが、切れてもなんの問題もなかったりする。
CPUの問題点
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アウトカウントに関係なく、一番進んでるランナーを刺そうとする。
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どんなボールも一定の確率で振ってくれるため、ボール球だけ投げていれば勝てる。
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敵投手はシュート多投のため、バント攻撃に弱い。
その他の問題点
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恐ろしく稚拙なグラフィック。
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試合中、場面が変わるごとにリセットされるBGM
(*1)
。
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ボタンの操作を明らかに受け付けていないときがある。
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2年生がいるのに1年生がキャプテンに任命されてしまっているという無理があるストーリー。
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なお、故・ちばあきお先生の漫画『プレイボール』でも1年生の谷口が2年生になったときに3年生がいるにもかかわらずキャプテンに任命されたが、谷口にはそれ相応の実力とリーダーシップがあったがためであり、こんなクソゲーと一緒にしてはいけない。
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現実では甲子園クラスの学校でなければ、2年生がキャプテンということはそこまで珍しくない。3年生は受験勉強に励めということだろう。
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試合にかかる時間が長い割に頻繁にやらなければならず、激しくやる気が削がれる。
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練習試合ですらフルイニングでの操作の上、野球になってないため非常に苦痛。
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バッティング練習のとき、何故か校舎に向かって打球を打っている
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背景と同化してしまう忍者のような選手達がいる。
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アマゾンでの、メーカーの紹介が2個もある。しかも中にある「ストーリー中の会話選択」が意味不明。「あな」
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こんなゲームであるにも関わらず、必ずレビューサイトに高評価が紛れ込んでいる。工作か信者か皮肉かは定かではない。
このように甲子園の魔物とでも言うべきか、問題点が山積みである。ファミコンの野球ゲームにも勝てない出来。無論、ゲーム内容上の評価部分は皆無に等しい。
どこまでが仕様でどこからがバグなのか分からない有り様である。さすがGBAにおけるクソゲーの筆頭だけに隙がない。
評価点
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高校名を自由に決められることがよく挙げられている。レビューサイトmk2では必ず良い点を書かなければならず、多くの人が無理やり書いたため広まった。
事実上良い点はないということ…。
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ちなみにタイトル画面でセレクトボタンを押すと高校名を実名高校に近づけることが出来る。一応評価点に記しておく。
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初期状態からやっとけとか言ってはいけない。
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そのくらい「栄冠は君に」シリーズ(アートディンク)でもやってるぞ(しかも前年の全出場高校・歴代甲子園決勝戦の結果一覧が付属していたこともある)、とか言ってはいけない。
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メジャーWii パーフェクトクローザーと違い、クソゲー最後の砦BGMですらダメだった。
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こちらを参照。書いている人が全員一致して高校名を自由に決められると書いてある。
DS版について・結論・余談
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この出来であるにも関わらず、DSにほぼ完全移植を成し遂げた。もしこれが名作だったら褒めたのに…。
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イベント時のキャラデザ、音楽の質、2画面・タッチパネルに対応していること以外GBA版とほぼ一緒。
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2画面といっても無理やり2つに分けたり、スコアボードが表示されてるだけだったりするので意味がない。
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値段が3990円に下がっているため、廉価版のようなつもりで出されたのでは、との推測も。
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ゲームの出来からすると500円でも高いと言いたくなるが。
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元の出来が凄まじい上に「クソゲーを忠実移植」という武器まで手に入れたため、2008年の携帯KOTYの大賞を取った。
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当時のKOTYでは「囲碁はPSP版で多少挽回したけど、これは反省の色がまるでない」「これを何も直さずに移植したこと自体が並の勇気ではない」「クソゲーができるのは仕方ないけど、移植するのは頭おかしい」「まともな精神じゃこの移植はできない」などと呆れられた。
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DS版は移植作ではKOTY史上初の受賞作品ということになる。原作レイプ移植ではなく完全移植なところもまた凄いのだが。
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後に戦極姫がクソゲーの移植作で大賞を受賞した。こちらは忠実移植に対しあちらは移植前のバグを消したのに新たなバグを追加したと、やや方向性が違うが。
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原作レイプ移植は元の出来がわからないと比較しにくく大賞にはなりにくかったが、これは元の出来が非常に悪い上にそれを忠実移植と悪い意味ですごく分かりやすかった。
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もしKOTYの携ゲ板進出が2年早かったら、このオリジナル版も大賞受賞は確実だっただけに惜しまれるところ。
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そもそもレビューサイトのGBAmk2でワーストトップになるほどのクソゲーだったのに、何故完全移植したか分からない。需要不明だしまさに誰得である。KOTYを狙いに来たとしか思えない。
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そもそも発売日に公式サイトすらなく、売る気があったのかも不明。
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余談だが、このゲームの発売日は同じクソ野球ゲーである『メジャーDS ドリームベースボール』とクソ格ゲーの『ウィンディ×ウィンダム』も発売されており、全作品ノミネート入りを果たした。この日は何か呪われてたのかもしれない。
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それにしてもメジャー3部作もそうだが、08年の野球ゲームは何かに呪われていたのだろうか…。
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なおタスケは性懲りもなくDSiウェアにて『at スポーツ!甲子園2010』『at スポーツ!プロ野球2010』という2本の野球ゲーを発売している。