エアーズアドベンチャー
【えあーずあどべんちゃー】
|
ジャンル
|
RPG
|
|
|
対応機種
|
セガサターン
|
|
発売・開発元
|
ゲームスタジオ
|
|
発売日
|
1996年12月10日
|
|
定価
|
5800円
|
|
分類
|
クソゲー判定
|
|
ポイント
|
史上屈指の電波ゲー たたみかける様な展開の早さ
|
概要
-
『ゼビウス』の遠藤雅伸、後に『巨人のドシン』を出した柴田賀盆、音楽には三枝成彰、キャラクターデザインには永野護という超一流のクリエイター集団が関わった。
ビッグタイトルとして大いに期待・注目を集め、盛大にコケた怪作。
-
そして発売直後、当の永野氏が出来の悪さに頭を抱えたと言われる。
-
補足すると、当のデザイン自体は非常に優れている。キャラクターデザインでは服飾面でも卓越したセンスを誇る永野氏らしくキャラの上着はもとより下着まで(!)緻密に設定されている。光の帆を張って飛ぶドラゴンなどモンスターのデザインも独創的。
-
だが32bit機のスペックでは永野氏の絵をまともに再現できるはずもなく(そもそもポリゴンが苦手なセガサターンでポリゴンRPGという企画段階からして大間違いだが)
それどころかゲーム中はおろか説明書ですら永野氏のイラストを拝むことはできない。
-
永野氏はこの作品を黒歴史にしているらしく、経歴に「エアーズアドベンチャーのキャラクターデザイン」が無い。
ゲーム内容・問題点
-
「誰でも簡単に遊べるRPG」をコンセプトに、純粋にストーリーに没頭させるためにあらゆる要素が簡略化された。
-
テンポを良くする為にストーリーが簡略化されており、細かい段取りが一切無い。
-
そのため登場人物の行動が唐突で理解不能。
-
特に、主人公は独創的過ぎる人格設定にも関わらずゲーム中一切喋らず感情表現もしないため、行動の意味不明さに拍車がかかっている。
-
「中身を読むなよ」と念を押され手紙を預かった直後にその場で開封する。
-
宝箱の中身が、ミミックであっても盛大なガッツポーズをしたりする。
-
20秒で終わる最初のダンジョン(1本道で迷うハズがない)
-
最近のクソゲーである神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア以上に電波、と言えばストーリーの酷さが分かるだろう。
-
街の構造も判り易いように簡略化されており、"秘密結社"のアジトが街の広場のすぐそこに堂々と建っている。しかも一般市民が存在を知っている。
-
装備一式は武器や防具などをまとめて「装備1」「装備2」などの装備セットに簡略化され、ストーリーを進めると必ず入手できる(何の脈絡も無く空から降ってくる)。
-
装備一式(+馬)が降ってきた時に居合わせた弟のコメント 「これは天からにいさんへの贈り物に違いない」
-
説明書も簡略化され、5つ折りの紙切れ1枚のみ。ジャケ絵などを差し引くと実質4ページ。「お買い上げありがとうございます」のページすら省略されている。
-
あまりの簡略化ぶりに、失笑を通り越して爆笑できることが保証できる。
-
出荷数がそれなりにあったためか、発売後のあまりの評判に、光の如く速さで値崩れが進行した。
-
田舎のゲーム屋ですら僅か2週間で半額を切り、あっというまに500円を切り、燃えプロ、ジーコサッカーに次ぐ"駄菓子並の値段で投げ売られて尚も売れ残り続けるワゴンの主"となった。