ザ・キングオブファイターズEX NEOBLOOD

【ざ きんぐ おぶ ふぁいたーず いーえっくす ねおぶらっど】

ジャンル 対戦格闘
対応機種 ゲームボーイアドバンス
発売元 マーベラスエンターテイメント
開発元 アートゥーン
発売日 2002年1月1日
定価 5,800円(GBA本体セット:15,600円)
分類 クソゲー判定
ポイント 格ゲーとして破綻
メーカー対応が香ばしすぎる
マーベラスな正月の悪夢
タカラ餓狼の再来
KOFシリーズ関連作品リンク

概要

  • 紹介されていた静止画状態の良さで、GBAでもネオジオ等身と同じようにKOFが出来るとファンは期待を寄せていたが…見事に裏切られた。

問題点

  • 問題点、というか問題しかない
    • タカラがSFCに移植したSNK作品の方がまだマシなレベルの内容。
    • 最初ストーリーがないに等しいくらい貧弱、てか中身が無い。
    • 説明書にはジョー東を「ジョーあずま(正しくはひがし)」と誤表記。
    • 恒例の掛け合いもなし、動きもPS版以下のカクカクした動き。
  • 技のおかしい当たり、喰らい判定。ダメージもおかしな調整。
    • 上位版の技の方が威力が低いなんてものもある。
  • ファミコン並のBGMの音源のショボさ。ボイスもこもりまくりで種類も皆無に等しい。タカラの熱闘以下。
  • 見てて楽しくないデモが飛ばせない。
  • 中ボスの八神庵とラスボスのギース戦は3対1なのだが、ボス側に補正もかかってなければ体力ゲージ3本ということもなく、同じキャラを3回ダウンさせるという納得のいかない設定。
    • しかも、一度倒すとまた何事も無かったかのように対戦前デモが入るので余計に萎えてしまう。
      • 今までのシリーズ本編でのボスおよび一部イベント戦では3対1になってしまう関係で、ボス側に能力の大幅強化補正が掛かったり、2003ではボス等の1人で戦う側のライフゲージが3本分になっていたり等していた。
    • そもそも、餓狼伝説シリーズならまだしも「KOFなのにラスボスがギース」という時点で何かが間違っている。
      • とどめに、ギースと戦うのにも関わらず、BGMがおなじみの名曲ではない。
  • 通信対戦をするとボタン設定が強制的に先に通信を始めた方のものになってしまう 。
  • バグ多すぎ。
    • 足払いがカウンターヒットすると追撃が可能。
    • キムの鳳凰脚から鳳凰脚へ繋がる。三本ゲージがある状態から即死させることができる。
    • リョウ・サカザキのしゃがみ強パンチが1ドットしか減らず、覇王翔吼拳はMAX版よりも通常版の方がダメージが高い。
    • チョイ・ボンゲのMAX版鳳凰脚は通常版より威力が低くなっている。
    • ロバート・ガルシアのMAX版龍虎乱舞は体力ゲージの8割分のダメージである。なお、通常版の約三倍となる。
    • ライジングタックルは落下中にも攻撃判定があり、隙が皆無。
    • 勝利ボイスがチャン・コーハンにしかない。
    • チャンの身長が他のキャラと同じくらいの身長。
    • キャラクターセレクト画面でカーソルを動かすと処理落ちする。
    • 飛び道具を当てると必ず処理落ちする。
    • 技の入力がコマンド通りにやっても入らない。
    • キャラが操作どおりに動いてくれないこともある。
    • クソ格ゲーに付き物の永パは当然実装。
    • バグの代名詞であるフリーズはやっぱりある。
  • CPUもしゃがみKだけで勝ててしまう。
  • 鳴り物入りで追加されたオリジナルキャラ「葉花萌」もいろいろアレな性能。
    • ボイスが「月読」で投げ並みのダメージを誇る「星読」や全然対空になっていない「燕飛」など変な性能の必殺技。
    • ボイスも真サムのチャムチャムでお馴染みの元女優・千葉麗子なのだが、真サム同様棒読みになっている。
      • ちなみに続編では「燕飛」や「星読」等の必殺技はマトモな性能となっている。
  • アドバンスセットとして限定GBAとのセットも同時発売なのだが肝心の本編の出来がアレなので例によってGBAのおまけと言われる始末。
  • 発売元のマーベラスエンターテイメントの行動が非常に香ばしい。
    • バグ情報・非難の書き込みの山。さらに社員が一般人を装ってKOFのファンサイトで宣伝を行っていたのではないかという情報も。
    • しかし、証拠隠滅のために掲示板を閉鎖&リニューアル。
    • ただ、SNKが倒産直後で混乱状態 *1 だったことと、GBAなのでソースを泣く泣く削ってバグだらけになった可能性が高いので仕方ないかもしれないが…。
    • ちなみに本作の開発下請けを担当したアートゥーンは主に3D系アクションゲームを手がけていた開発メーカーであり、それまで2D格闘ゲームを手がけた経験は全く無かった。
      • 一応誤解を招かないように言うが、アートゥーン開発の他のアクションゲーム等はまともな出来である(ブリンクス・ザ・タイムスイーパー、ヨッシーの万有引力、ブルードラゴン等)。要は「全く格ゲー開発のノウハウのない会社に何故KOFを任せてしまったのか」という、メーカー選択を誤った形。
      • 同社にとっても黒歴史なのか、当時のアートゥーン公式サイトの開発作品紹介の欄には本作だけが存在しなかった(ちなみに同社は現在AQIに統合されたため、AQI作品紹介の欄ではブリンクス以前の発売ソフトである本作は元から掲載対象外)。
  • とは言え元のKOF2000のバランスを崩した元凶のストライカージョーはダウンした相手にヒットしなくなっており、そこは評価したい。…が。

その後

尚、続編の『ザ・キングオブファイターズEX2 HOWLING BLOOD』は、発売元は同じだが製作元がサン・テックに交代し、旧SNK社員もスタッフに加わった。
容量の都合故か微妙な難点やバグなどがあるものの、こちらはやりこみ要素などもあり遊べる良作として評価されている。さらにストライカーばオーダー時の次キャラが自動的にストライカーになるという変更点があり2000や2001ほど理不尽な強さは無い。ボスもギースではなくキチンとオリジナルボスが作られている。
だが、六年後にマーベラスはPSPでまた原作レイプ移植を仕出かし新たな悲劇を生みだした。この時の発言からして全く反省していないようだ。