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テレビ番組

大竹まことのただいま!PCランド

かつてテレビ東京系列で毎週火曜夕方に放送されていたPCエンジン情報番組。1989年4月放送開始。
主な番組の構造としては、番組キャストが様々な企画に挑戦するバラエティパートとPCエンジン関連の紹介などを行うゲーム情報パートの二つに分けられる。
しかし、ゲームと無関係なバラエティに時間を大きく割いており肝心のゲーム部分のコーナーがほとんどおまけレベルであった。そういった内容だった為かゲームのアピールをして欲しかったスポンサー側にとっては大変不評だったらしく、1992年3月に惜しまれつつも打ち切り終了となった。
番組そのものの人気は当時の同時間帯のTV番組の中でも大分健闘していた方で、番組黄金期には全国視聴率10%超えが当たり前だった事がある程。
当時のTV視聴者からは「PCエンジンは全く知らないがこの番組の存在は記憶に残っている」という者も少なくなく、ゲーム番組としては微妙でバラエティ番組としては非常に優秀という複雑な評価を得ていた。
本番組終了後にもいくつかのPCエンジン系番組が放送されたが、番組内容が微妙だった事とPCエンジン自体の勢いに陰りが見えはじめていた事もあり、どれも短命に終わっている。

ゲーム王国

テレビ東京で放送されていたゲーム紹介番組。1994年4月~1999年9月に放送。元々は「ファミッ子大作戦」(1986年5月~1988年3月)から始まり「ファミッ子大集合」(1988年4月~1991年3月)→「Theゲームパワー」(1991年4月~1994年3月)からゲーム王国になり、以後も「ゲームEX」(1999年10月~2003年9月)→「GAME JOCKEY」(2003年10月~2005年6月)→「GAME JOCKEY2」(2005年7月~2007年6月、本作のみBSジャパンで放送)まで続いた。
司会は江戸屋子猫(後の四代目猫八)と林家いっ平(後の二代目三平)である。
紹介されるゲームはマイナーな企業から出たものが多く、SFC全盛期の任天堂や『ドラゴンクエスト』のエニックス、『ファイナルファンタジー』のスクウェアなどは全く触れられていなかった*1。その中で登場したゲームもメジャー級ではなく玄人好みのマイナー系であった。
番組終盤には『SD飛龍の拳』などを使った視聴者による対戦が行われていたが賞品が勝てば当時普及しきっていたSFC本体→PCエンジンDuo→プレイディア。負ければ使ったソフトというかなり微妙なセレクトだった。また視聴者プレゼントにダイヤモンドネックレスなど対象年齢を誤った賞品が多かった。

スーパーマリオクラブ

テレビ東京で毎週木曜夕方に放送されていた任天堂1社提供の番組。司会は俳優の渡辺徹と歌手の本田理沙であったが、その後女性司会者は加藤紀子→須藤温子→こずえ鈴と交代、番組名も「スーパーマリオクラブ」(1990年10月~1993年9月)→「スーパーマリオスタジアム」(1993年10月~1996年6月)→「64マリオスタジアム」(1996年7月~2000年9月)→「マリオスクール」(2000年10月~2001年3月)と変わっていった。

爆笑問題、海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)、バカルディ(現・さまぁ~ず)など当時売り出し中のお笑いコンビを始めとする芸能人が多数ゲスト出演しており、「マリオスクール」時代には、まだ子役であった声優の平野綾が「マリオバディ」(マリオスクールに通う生徒)の1人「アヤ」として出演していた。 また、現在はニコニコ動画の「ニコニコチャンネルGTV」のMCで、「大竹まことのただいま!PCランド」のレギュラーであった渡辺浩弐が「スーパーマリオクラブ」から「64マリオスタジアム」までコメンテーター兼スタッフで参加。同じく「ニコニコチャンネルGTV」に出演しているジャンクハンター吉田が、「ドンキー吉田」の名でマリオスクール時代に出演していた。

番組開始当時はファミリーコンピュータ後期であったが、勢いがまだ続いていたこともありファミコン関係の宣伝も少なくなかった。その後スーパーファミコンとゲームボーイが発売されてからはそれらの内容を多く占めるようになり、今までのゲームになかったSFCの新しいゲーム表現がテレビに流れ心躍らせた子供は数知れない。特に勝ち抜き王者決定戦やゲストコーナーでは「ドクターマリオ」「スーパーマリオカート」「ドンキーコング」のプレイ実況で見た当時の視聴者の子供たちが感化し、ソフトを親にねだったり、買った者も少なくないだろう。それだけ宣伝効果があり、任天堂一強時代を象徴する番組と言える。

最後の「マリオスクール」は半年間という異例の早さで終了(それまでは約3年は続いていた)。この終了の背景は長年視聴者の間で謎とされていたが、ジャンクハンター吉田本人の証言によって視聴率低下による打ち切りであったことが明らかにされた。(ソース
当時は64末期であり、既にプレイステーションが主導になっていた時代である。番組もその当時のWHF(ワールドホビーフェア)もGCが登場するまでネタ切れ感が半端ないぐらいヤバかったのでぶっちゃけ謎も何もないのだが(扱えるのが『ミッキーのレーシングチャレンジUSA』ぐらいしかないという冗談じゃ済まないネタ切れ状態、しかもそれすら旬を過ぎていたわけで、当然視聴率も落ちる)。

その後、2010年のクリスマスに突然の復活。司会はもちろん渡辺・加藤コンビでアリキリなどの常連芸人も出演。平野綾もビテオレターで出演し、SFC・64時代から進化したWiiのゲームで対戦した。

伝説のクソゲー大決戦

2008年11月9日にmondo21で放送された、タイトル通りクソゲーを紹介する単発番組。その後、2009年11月~2010年4月に「新・伝説のクソゲー大決戦」としてレギュラー放送された。
自称ゲーマー芸人達が二組登場し、クソゲーを紹介しその回のクソゲーチャンピオンを決定すると言う内容。
しかし肝心の芸人達が若手という言い訳が出来ないほどトークが下手で、随所で挟むギャグも寒い場合が多い。
更に、肝心の紹介クソゲーも『シャドウゲイト』『10ヤードファイト』『レリクス 暗黒要塞』『アスピック』と一貫性が全く無い。
クソゲーと分類されないようなゲームにも難癖つけて紹介し、その寒々しいトークで強引に笑わせようとしている。
とは言うものの、からすべりしたその雰囲気はこの番組に限らずmondo21の番組全てに言える事なので、知らない人が見て「このゲームはクソゲーなのか」と言う誤解を受ける心配は無い。
視聴者は「クソゲーや微妙、鬱ゲーをmondo21が紹介したらどうなるのか」と言う観点で見ている。

東京エンカウント

有料アニメチャンネルAT-Xで2010年5月から3ヶ月おきに放送されていた番組。声優の杉田智和と中村悠一がMCを勤める。
番組内容は二人がゲストと一緒に1つのテレビでゲームをするというシンプルなもので、マンションの一室で非常に淡々と進行していく。
しかし、あくまでもゲームをするだけであって、クリアしようという気はまったくなく、とりあえず触って遊ぶという、ゲーム紹介要素が強い。
最大の特徴は二人とゲストの声優暴露トークと、かなりのマニアックな内容の会話。
会話内容は歴代『キングオブファイターズ』『ゾンビリベンジ』『くにおくん』シリーズや『レフトフォーデッド』と幅広く、視聴者に一定のゲーム知識を求める。
なお、二人の会話内容はかなりはっちゃけており、杉田智和と中村悠一にある種のアイドル的幻想を持っている場合は、それが悉く打ち砕かれる。
2013年2月に一旦放送終了。同年12月に単発特番『大東京エンカウント』を放送した後2014年5月に『東京エンカウント弐』として復活し、現在も続いている。


映像

超クソゲー(DVD)

2009年に発売された、クソゲーを紹介するというコンセプトのDVD。
出演者は杏野はるなとそのマネージャー、スピードワゴンの小沢一敬、井戸田潤の2人の計4人。紹介ソフトは『スクーン』『エスパ冒険隊』『パンツァーフロントB型』『激突!四駆バトル』『バトル昆虫伝』『バイオ戦士DAN インクリーザーとの戦い』の計6本である。
しかし、メーカーに配慮しているためかはっきりとした文句はなく、プレイは1面クリアだけだったり戦車を数台壊して終わりなどのお粗末なものである。
唯一エンディングまで攻略したエスパ冒険隊は最初スピードワゴンが少しやって1度クリアしたことのある杏野がレベルMAXのパスワードを使って進めるだけである。
トーク内容はだらだらと喋っているだけで編集もほとんどなし。特にスピードワゴンは両名とも明らかに投げやりで、ゲーム自体に興味なさげ。特典映像の「杏野はるなが見せるエンディング!」では杏野は声すら出てこず、単にエンディングを流すだけである。
肝心のソフトのチョイス自体おかしく、そもそも一般的に「クソゲー」扱いされていないソフトまで混じっている。統一性もなく、このDVDにおいて「クソゲー」とは何を指しているのか不明。
テレビゲームを題材としたいちDVDとしても酷い出来で、Amazonレビューなどでは「このDVD自体がクソ」と言われている始末である。

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最終更新:2021年12月28日 17:37

*1 実は『聖剣3』を紹介したことがあったりするが。