日本バスケットボール協会まとめ

◆新リーグ関連

◎「プロリーグ」ではなく「新リーグ」 2006年4月

設立準備委員会では「プロリーグ」と言っていたものを「新リーグ」と変更。
「興行権は各チームにあり、業態はプロ。改めて名乗る必要がないと判断」
財政的にはプロ化が難しいとの意見があり、配慮したらしい。
選手の契約形態も一律ではないので、企業の部活チームも出てくるだろう。


◆世界選手権関連

◎混乱のバスケ、評議員増員

 2006年度補正予算が承認されない異例の事態が続く日本バスケットボール協会が、補正予算案を再審議する22日の評議員会を前に、評議員数を56人から80人に大幅増員する決定をしたことが12日、分かった。

 同協会は3月の評議員会で、昨夏の男子世界選手権で出た約13億円の赤字の半分を負担することを盛り込んだ補正予算案を審議したが、賛成22票、反対31票で否決された。執行部の退陣を求める反対派は「採決で勝つために増員したのではないか。暴挙だ」と反発している。

 同協会は規約に当たる寄付行為で評議員は80人以内と定めており、11日の理事会で新評議員を選出した。石川武専務理事は、これまで学識経験者がいなかったことから「必要だった学識経験者を寄付行為に沿って増やした。そういう(採決で勝つ)ためではない」と反論している。

 

◎赤字折半の補正予算案を評議員会で否決2007年3月

2007年3月18日に行われた評議員会において、約13億円の赤字の折半分を負担する補正予算案が賛成22反対31で否決された。石川武専務理事は3月末までに評議員会を再度開いて、「大幅に変えられないが、よりわかりやすく説明して理解を求める」とした。
評議員会は否決の理由として、
(1)情報の風通しが悪い理事会に不信感を抱く
(2)世界選手権の検証がなされていない
(3)理事の人事を一新すれば、予算案を通せるかもしれない と意見集約をした。

 

◎13億円以上の赤字を理事会で承認2007年3月

世界選手権の組織委員会は2007年3月11日に約11億8000万円の赤字決算を承認。大会収支以外を含めると赤字総額は13億円を上回る。赤字は日本バスケットボール協会とこの選手権に関わった博報堂が折半。協会は臨時理事会で、半分の約6億5000万円を内部留保分で負担することを承認。
日本協会執行部に対する責任論が高まっているが、石川武専務理事は「責任論も出てくると思うが『よくやった』と言われるかもしれない」と話す。

 

◎世界バスケで一勝を受けて「田臥がいれば&」2006年8月

日本バスケットボール協会の強化担当、石川専務理事は「彼がいれば勝てていた。あのキャリアが必要」。
杉浦強化部長は北京五輪へ向けての田臥の代表入りの可能性に対して、
「(07年には)五輪予選があるからと言ってきたし、本人も分かりましたと言っていた」。

◎世界バスケ 代表候補22人中9人辞退 2006年4月

世界選手権に向け発表された代表候補22人のうち田臥をはじめ大量9人が合宿参加を辞退する事態。
杉浦強化部長は「辞退者は2人だけ」と明言。3時間後の練習後には広報担当者が辞退者を大量追加。

◎登録者に協力金要請も 2005年1月

財政難の可能性がある世界選手権の予算確保のため、全国の登録者から協力金を募る方針を理事会で決定。

◎協力金の賛同得られず再検討 2005年2月

臨時評議員会で全国の登録者から協力金を募る案を審議、賛同を得られず、理事会で再検討。
理事会案では小、中学生からも通常の登録料1年分相当の協力金を募ることになっていた。


◆会長選任関連


◎会長を土屋氏に 2005年6月

評議員会で、前埼玉県知事の土屋義彦氏が会長に決定。
賛成票33に対し反対票17、棄権6。評議員会では前会長の辞任理由が不明瞭なことと
土屋氏が長女の政治資金規正法違反で県知事を引責辞任しているため反対が多かった模様。

◎会長に鬼塚氏 2005年7月

臨時理事会で、アシックス会長で同協会元副会長の鬼塚喜八郎氏を選任。
6月に土屋氏が新会長に選ばれたが、評議員会で反対意見が続出したため就任を辞退。
会長選出は大幅に遅れ、評議員会では会長選考委員会の設置などを検討することを決定。


◆bjリーグ関連


◎「関与すべきではない」 2005年9月

理事会で、「bjリーグ」とは、協会会員が一切関わりを持たないよう求めていくことを決定、各都道府県協会に通達。
石川専務理事によると、協会会員の学校、実業団に対して、bjリーグからスカウトが
あっても断ったり、バスケ教室なども、会場提供や参加を断るよう、今後は要請していくとのこと。

◎連携、再統一あり得ない 2005年11月

杉浦強化部長は「bjリーグ」の「まったく邪魔するつもりはない」とのこと。
ただし連携は「あり得ない」「bjリーグの選手の日本代表選出は「協会への登録が必要で、現実的に難しい」
「個人的な趣味の範囲で応援するのはいい」


◆福岡レッドファルコンズ関連

◎JBLの福岡レッドファルコンズ・前社長が資金難で自殺未遂2005年12月

選手の給与の一部遅配など経営状態の悪化が原因か。

◎JBLの福岡レッドファルコンズ、リーグ戦終了前に解散か2005年12月

船田新社長が数千万円の債務超過と新たな収入の見通しがないことを説明。
当面は選手、スタッフらが無給、無報酬で継続することに。

◎JBLの福岡レッドファルコンズ、使途不明金 2006年1月

不明金の一部はチームの元関係者が個人的に流用した可能性。
船田社長は、損害賠償請求と業務上横領容疑などで告発する方針。

◎JBLが福岡レッドファルコンズに再建計画書の提出を要求2006年1月

JBLは、再建計画書提出を求め、リーグ後半戦が始まるまでに審査することを決めた。
時苗JBL会長は「福岡をなくしたくないのが本心」
2005年6月の参入時提出の運営計画には、スポンサー収入など架空記載が多数あったことが、
JBLの民秋史也副会長は審査は適切だったと強調。

◎JBLの福岡レッドファルコンズ、チーム解散へ2006年1月

1月19日、JBLに脱退届を提出。船田社長はJBLの蒔苗会長らに、
試合遠征費などの支援を要請したが、拒否されたため、脱退を申し出た。

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最終更新:2007年04月13日 09:41