短 「おっはよー!!」 男 「おお。おはよう」 女 「おはよ〜♪」 眼 「二人とも早いわね」 短 「あれ? 友は? まだ来てないの?」 眼 「そういえばそうね。アイツ、海とか好きそうなのに」 男 「朝、連絡あった。先に行って場所取りしてくれてるそうだ」 女 「友君、気が利くよね〜」 短 「うわ〜気合入ってるなぁ〜」 眼 「よっぽど楽しみだったのね。小学生みたいに、『夜眠れなかった』とか言うんじゃないかしらw」 三人 「あ〜。あるあるあるあるw」 =========================================================== 友 「うぉぉい!! こっちこっちー!!」 ブンブンブンブン 短 「あんなに手ぇ振って……」 眼 「大声で……」 男 「恥ずかしいったらないな……」 女 「友く〜ん♪」 フリフリ =========================================================== 友 「いやぁ。待ってたぜ〜。あんまり遅いから来ないかと思っちゃったぜ」 眼 「私たちは時間通りの電車で来たわよ」 短 「アンタが早すぎるのよ!!」 ベチッ 友 「あいたぁ!! なんだよ!! 場所取りは重要だぞ!?」 男 「確かに。海にも、海の家にも、近過ぎず遠過ぎず。いい場所かもな」 女 「パラソルもあるよ〜♪」 友 「だろ? だろ? いやぁ、早く来た甲斐があったぜ〜。俺、楽しみで昨日は全然眠れなかったよ〜♪」 四人 「プッ……クスクス」 友 「ん? どした?」 男 「いや、なんでもないw」 =========================================================== 眼 「じゃ、私たち着替えてくるわ」 短 「いってらっしゃ〜い」 女 「あれ〜? 短ちゃん泳がないの〜?」 短 「私? 私はね……」 ガバッ!! 三人 「!!!」 短 「じゃ〜ん!!」 男 「下に……着てるのか……」 女 「びっくりしたぁ〜」 眼 「短も相当楽しみにしてたのね……」 短 「えへへ」 友 「あれ? 普通じゃね?」 男 「男子は普通かもしれんが……女子はわからん」 短 「私はいっつもこうだな〜。時間もったいないし」 女 「私もそうすれば良かったな〜」 眼 「そうね……私もそうすればよかったかも。共同の更衣室ってなんか不安なのよね……」 女 「うん〜……」 短 「そうそう。なんか最近物騒だしね〜」 友 「オマエ覗くやつなんていn  ゴキィ!! 友 「ヘブラッ!!」 男 「うん。それは友が悪いわ」 眼 「自業自得ね」 女 「むこうまで飛んだね〜」 短 「お 前 は そ こ で 乾 い て ゆ け」 =========================================================== 女 「ただいま〜♪」 眼 「おまたせ」 男 「浮き輪。膨らませておいたよ」 女 「ありがと〜♪」 友 「よっしゃぁ!! 世界の泳ぎを見せてやるぜ!!」 短 「は? アンタは荷物番でしょ?」 眼 「場所取りまでしたんだから。最後まで責任もってね♪」 友 「そんな……男〜……」 男 「スマン……」 友 「!! 女ちゃ〜ん……」 女 「ごめんね〜友く〜ん……」 男 「途中で交代してやるから……」 友 「……orz」 =========================================================== 女 「はぁ〜……気持ちいいね〜」 プカプカ 男 「だなぁ〜……」 ユラユラ 女 「……」 プカプカ 男 「天気良くて良かったなぁ」 ユラユラ 女 「……」 プカプカ 男 「海なんて久しぶりだなぁ〜……」 ユラユラ 女 「……」 プカプカ 男 「……女?」 女 「スー……スー……」 プカプカ 男 「寝たか……」 女 「スー……スー……」 プカプカ 男 「……」 女 「スー……スー……」 プカプカ 男 「……あーダメダメ。ったく……しょうがねぇなぁ……(/////」 女 「スー……スー……」 プカプカ =========================================================== 短 「それっ!!」 バシッ 眼 「きゃぁ」 短 「へっへ〜」 眼 「んもー。アンタじゃないんだから手加減しなさいよね」 短 「ごめんごめん」 眼 「ふぅ……あっちはいいわねぇ。夏だってのにさらに暑くなっちゃうわ」 短 「みせつけてくれるよね〜。まったく……」 眼 「……ジーッ」 短 「ん? 何?」 眼 「いや、別に。私、ちょっと泳いでくるわ」 短 「あ、そう? じゃ……私はちょっと休んでよっかな〜……」 眼 「フフッ……じゃあね」 =========================================================== 友 「ちっくしょ〜……みんなだけで楽しみやがって……ブツブツ」 短 「おい。ちゃんと荷物番やってるか?」 友 「お? 交代か!?」 短 「ほい。飲み物買ってきてやったぞ」 友 「おお?」 短 「やっぱ海はいいねぇ〜」 友 「交代じゃないの?」 短 「まだ私は満足に楽しんでないからね〜。休憩しにきただけ〜」 友 「休憩してる間だけでも交代してくれよ」 短 「いやだね〜」 友 「いや、俺は行くね。だって、海が呼んでるんだもの!!」 短 「ちょ、まっ  ガシッ ズルッ 友&短 「!!!!!!!!!」 友 「おま!! 何すn 短 「ぎゃあぁぁぁ!!」  ドゴンッ!! =========================================================== 男 「……友……半ケツ出して何やってんだ……」 友 「うぐう……」 短 「はぁ……はぁ……(/////」 男 「まさか……お前、短ちゃんを……」 友 「!!! 違う!! 断じて違うぞ!!」 男 「本当か?」 友 「なっ!! なんで俺が短なんか!!」 短 「!!!…………(涙」 ダダダッ 男 「ちょ、短ちゃん!! ……友、本当に本当か? 場合によっちゃお前を」 友 「勘弁してくれ……」 男 「まぁ、話を聞こうか。女が寝ちゃって見てなきゃいけないし」 友 「うぐ〜……」 =========================================================== 眼 「あーお腹空いた」 男 「うまそうな弁当だなぁ」 女 「へへ〜♪ がんばって作ったんだよ〜♪」 友 「あ〜。食い物見たら、朝から何も食べてないの思い出した……」 眼 「そんなに楽しみにしてたの……」 友 「そりゃ〜なんつったって海だからな!!」 眼 「じゃ、荷物番交代してあげるわ。私、ちょっと疲れちゃった」 友 「おお!! やっと泳げる!!」 女 「友君良かったね〜」 短 「……」 男 『……短ちゃん』 ボソッ 短 「……?」 男 『友から聞いたよ。なんか、変なこと言ってごめんな?』 短 『ん。いいよ。私も何も言わずに行っちゃったし。ごめんね。友にも嫌な思いさせちゃって……』 男 『いや、あいつは大丈夫だよ。バカだからもう気にしてないw』 短 『そうみたいw 気にしてた私の方がバカみたいw』 眼 「??? あんたたち、何コソコソやってんの?」 短 「いや、別に〜」 男 「うん。なんでもない」 眼 「そう? ならいいけど……」 男 「よし!! 食うか!!」 友 「この後の為に体力つけるぜ!!」 皆 「いただきま〜す!!」 =========================================================== 男 「忘れモンないか〜?」 眼&短 「大丈夫みた〜い」 男 「友……聞いていいものか迷うが……大丈夫か?」 友 「なら……聞くな……」 ガチャガチャ 男 「そうだな。スマン。荷物持ち、頼む」 友 「クソッ……俺は奴隷か……」 ガチャンガチャン 男 「スマン。また女が『荷物状態』に……」 女 「Zzz......」 友 「くぅ〜……同じ荷物でもこの違いはなんなんだ……(涙」 ガチャンガチャン 眼 「ほらほら。行くわよ」 短 「早くしないと日が暮れるよ〜?w」 友 「手ブラならなんか持て!! コノヤロウ!!」 眼 「久しぶりにたっぷり運動したから疲れちゃって……」 短 「ほら、私たちカヨワイじゃない?」 友 「何がカヨワイだよ……(涙」 短 「それ歩け。やれ歩けw」 友 「チックショーーー!! 海なんて……海なんて……大好きだーーー!!」 眼 「なによそれwww」 短 「バカみたいwww」 男 「なんだかんだんで楽しんだんだなwww」 女 「Zzz......♪」 ※おわり ※無駄に長くてスマン