ドキュメントルート
読み:どきゅめんとるーと
英語:document root
別名:仮想ルートディレクトリ
サーバ内の実際のルートが知られてしまうとセキュリティ上よくないので実際のルートは隠されweb上では仮想ルートで公開されます。
web上ではそのルートが基点となり、各ファイルの場所はそこからの
相対パスで表される。
実際のドキュメントルートはサーバ上の
Apacheでは
デフォルトで
htdocs?などにおいてある。
webサーバはサーバ内の構造すべてにアクセス出来てはセキュリティ上の問題があるため、サーバー上の仮想ルート以下をwebのデータとして公開できるものとし、それ以下に公開用の
ファイルなどを置き一般のクライアントからはそれ以上のサーバのリソースに手をつけられないようにしている。
例えば、Windowsでサーバを立てた場合、サーバを公開するにあたりC:\Program FilesやC:\Windowsなどの内容が不特定多数に見られると非常に危険なので、サーバとして公開する場合にはC:\apache\htdocs\をドキュメントルートと定めておけばそれ以下のファイルしか公開されない。
Web上でドメイン名がexample.comなら実際のコンピュータのルートC:\Apache\htdocs\index.htmlのファイルが
http://example.com/index.htmlとして公開され、それ以上のフォルダやファイルを見られないようにします。
現実にたとえるならば、お店を開店する場合、お客がバックヤードなど建物すべての場所に入れる訳ではないようにお客専用のスペースを確保することで安全な運営をするのです。
2012年05月29日
最終更新:2012年05月29日 13:43