丹殻/マングローブ
学名:Bruguiera gymnorrhiza
英名:Bruguiera
別名:雄蛭木(おひるぎ)紅萼蛭木(べにがくひるぎ)
染料名:紅樹皮(こうじゅひ)丹殻(タンガラ)
分布:熱帯・亜熱帯の河口
染料データ
使用部位:樹皮・材
濃度:o.w.f50%
色素:カテコールタンニン
発色:石灰 赤茶色
アルミ 黄土色
銅 赤味の焦茶色
鉄 焦茶色
- ヒルギ科の植物は繊維が緻密な事から建築資材や良質な薪炭材に利用され樹皮はタンニンを多く含むことから染料やなめしに使われていた。
- 防腐効果がある為。古くから魚網を染めるのに使われていた。
- 良質のタンニンが多いので他の染料の堅牢度を上げる目的で使われる他、引き染めの豆汁を水に不溶性にするなどの効果があるのを草木染めで広範囲に重宝されている。
- 木綿と相性が良くアルカリに強いが酸には少し弱い
最終更新:2007年12月06日 15:17