東京都に、一人の忘れ去られた少女がいた。

「水だあああぁぁぁ!ねんがんのみずを手に入れたぞ!」
「あ、相棒!俺にももっと幼女の湧き水を飲ませてくれ!」
「ひゃあぁぁ!らめ、らめえぇぇぇ(ry」

そう、脱衣拳氏達に助けられたはずのウォーターⅠだ。
しかし彼女の薄さは半端なく、速攻ではぐれていた。
おそらくこの少女を視認できたであろうDECO……もとい、峰岸あやのは多分そんときまだ気絶中。
そもそもウォーターがはぐれるはめになったのも、二人の男が原因である。
「「みみみみみずずずずず!」」
今は亡きケンシロウも真っ青な勢いでウォーターの下半身にがっついてる妙な男……
水と出番をひたすらに求め続けるドマイナーズ、ダンと名も無きクチビル岩である。
彼らの奇襲を受けたウォーターは、そのまま建物内に監禁されていたというわけだ。
そしてそれ以降湧き水を啜られ続けているのである。
当然の如く、ウォーターの体力はとうに限界だ。
「「水!出番!水!出番!水!水!水!」」
「らめ(ry」
それでもドマイナーズは容赦無く啜り続ける。
このままウォーターは変態に殺されてしまうのか?
(あぁ……また都合よく助けがきてくれないかな…)
世の中そんなに甘くないと知りつつも、ウォーターは願った。


「「「「「「そこまでだ!」」」」」
「え、本当に助(ry」
「「誰だ!?」」


そしてなんという奇跡。なんとウォーターの願いが通じたか、部屋のドアが蹴破られた。
颯爽と現れたヒーローの正体は……

「赤き星の騎士、ルミナスナイト、ヒース!」
「白き星の武士、ルミナスサムライ、鷹丸!」
「青き星の戦士、ルミナスソルジャー、サテュロス!」
「黒き星の座頭、ルミナスブラインド、座頭ケチ!」
「茶色き星の混沌、ルミナスカオス、タケシ!」
「星の力で邪悪を砕く!超星戦隊ルミナスファイブ!」

ドォーン!

「「「……」」」

わざわざ最後のセリフとともにバックで爆発まで起こして現れた5人組に、3人は唖然とした。
主にカラー的にリーダーであろう男があまりにもノリノリだったのにドン引き状態。
しかしその様子に構わず赤と白の男が前に進んできた。

「久しいな、現・ドマイナーズよ」
「き、貴様らは俺達が殺したはずの旧・ドマイナーズ!?馬鹿な、何故生きているんだ!」
「ふっ、拙者達は主催者と憎き貴様らドマイナーズを殺すために甦ったのだ!」
「俺はこういう戦隊ものに憧れていたから臨時のアルバイトだけどな!」

拘束から解放され、再び影が薄くなったウォーターを無視して男達は睨みあった。
そう、やってきた5人組はかつてダンらドマイナーズに殺された旧ドマイナーズ+αだった。
彼らからすれば今のドマイナーズは自分達を殺した憎き敵。
ドマイナーズからしても自分達の称号を奪おうとする憎き敵。
一触即発の状況下で、クチビル岩が口を開いた。

「ふん、忘れたか旧・ドマイナーズ。貴様達は俺達に瞬殺されたんだぜ?
 せっかくまた手に入れた命、無駄にするつもりか?
 俺達と貴様達には……どう足掻いても埋まらない、絶対的なドマイナー力の差があるんだよぉ!」

圧倒的なドマイナーオーラを放って威圧するクチビル岩。
こいつだけ検索かけてもろくに情報が出てこないとこからみても、その力は本物だ。

「そうよな……確かに私達は敗れた」
「それはみとめやしょう」
「だが……それはドマイナー力のぶつかり合いだったからこそだ」
「なんだと……?」

しかし旧・ドマイナーズの面々は今度は怯まなかった。
どころか、自身ありげな顔さえしていた。

「拙者達とお主達とでは、決定的に違うものがある。
 それは行動方針。拙者達は死ぬ前から主催者の撃破を目指していた。
 対するお主達はただ出番と水を求めていただけだ」
「そう、あっしらは別に『ドマイナー』にこだわる必要はなかったんだ……」
「ただロワ初登場作でドマイナー呼ばわりされただけだからな」
「私達は純粋に、ただ主催者撃破を目指す一部隊で構わなかったのだ」
「な……何を言っている……!?」

ただならぬ雰囲気に、ダンとクチビル岩は思わず一歩さがった。
それでも、目の前の男達は言葉を続けた。

「つまり!ドマイナーズの称号などくれてやると言っている!」
「先程も言ったが、今の私達は超星戦隊ルミナスファイブ!邪悪を砕く存在!」
「受けてみよ!ドマイナーズ!我らの攻撃を!」
「貴様ら、一度はドマイナーを名のっておきながら正気か!?
 いいだろう、今度は生き返ることのないよう俺のクチビルで貴様らのハラワタ全部吸い取ってくれる!」

ドマイナーズ改め、超星戦隊となった5人と、ドマイナーズの2人はそれぞれ攻撃態勢に入る。
数では戦隊が勝るが、一度は皆殺しにした存在……ダンとクチビル岩は、そこに僅かな隙があった。
だから、強者の余裕で……先制攻撃のチャンスを相手に渡してしまう。
そして、それが命取りとなった。

「星の力など、ドマイナー力に比べればごみ屑どうぜ

「私の出典作品は既にシリーズ3作目まで出ていてまわりにおっぱいいっぱいだが何か?」
「拙者の出典作品はWiiでも遊べるし他作品でもゲスト出演させてもらっているが何か?」
「私の出典作品は世界累計でミリオンヒットしていてさらに3作目もでるらしいが何か?」
「あっしの出典作品はダンナがなんと4まで出ていてしかも番外を含めればもっとあるが何か?
 え?3?そこんとこはなかったことに」
「俺の出典作品はそもそも全世界で大人気でしかも俺自身このロワである意味愛されているが何か?」

「「う、うらやますぃぃぃぃぃぃぃぃぃぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」」

ルミナスファイブの『口撃』により、ドマイナーズの体は爆炎に包まれた。
そう、ドマイナーズだって仮にもゲームのキャラクター……
彼らだって、本当は売れて、人気者になりたかったに決まっている。
その本心を悟られまいと振舞って、必死に隠してきた彼らにとって……
旧・ドマイナーズを名乗っておきながら全員マイナーどころか『人気がある』ことを知らされるのは……
それはそれは残酷なまでに心を抉り取った。

(ちくしょう……俺だって……もっと目立って……町の人気……もの……に……)
【名も無きクチビル岩@デスクリムゾン 死亡確認】死因:悲しき現実を知った



「よし、憎きドマイナーズを倒したぞ!」
「次からが本番だ。主催者と、それに操られているという殺人者を倒すんだ」
「シレンのダンナも探したいところだな……」
「私の記憶ではまだその男の名前は呼ばれていない。早めに探すとしよう」
(すげえ……アルバイトで入ったけどこの人達についていけば俺も死なないで……

「ビッグバン、アタァァァァァック!」
「「「「なにっ!?」」」」
「お、お前人間じゃねえええぇぇぇぇぇぇ……」

勝利に酔いしれていた超星戦隊を、突如として高エネルギーの塊が襲った。
一応聖騎士、主人公、ラスボス、主人公のお供と歴戦ではあるはずの4名は辛くもこれを回避。
だが、ルミナスカオス、タケシはその非情なる運命(カオスロワ補正)に逆らえず死んでしまった。
【タケシ@カオスロワ 死亡確認】死因:ビッグバンアタック】

「タケシ!?くそっ、ファイブの一人が殺されるなんて!」
「く、く、く……危なかったぞ、まさかドマイナー力ではなく人気力で攻撃してくるとはな……」
「お、お前はドマイナーズのダン!?あの一撃を受けて、何故まだ息がある!?」

仲間の死に悲しみ、敵の生存に驚く超星戦隊。
タケシを殺したのは、紛れも無くドマイナーズのダンであった。
しかし、その纏っているオーラは全くの別物であった。そして、以前とは比べ物にならぬほど強大。
その理由とは?

「簡単なこと。私もドマイナー力の防御から人気力の防御に切り替えただけだ」
「なんだと……?そんなはずはない。一体お前のどこにそんな人気力が……」
「わからないか?ならば教えてやろう。お前たちの体にな!

 このサイヤ人の王子、ダン様に勝てると思うなよ!」
「「「「えええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」」」

まさかの中の人が某人気者の王子と同じだったからだった!

【三日目・16時50分/新惑星・東京都】


【ダン@熱砂の惑星】
【状態】スーパーサイヤ人化、ダメージ(中)
【装備】
【道具】無し
【思考】
1:目の前の4人を殺す
2:やっぱり水も集める
※ベジータの技の一部が使用可能になりました

【元・ドマイナーズの皆さん】
【ヒース@ルミナスアーク】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:主催者とその手先、ダンを倒す

【鷹丸@謎の村雨城】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:主催者とその手先、ダンを倒す

【サテュロス@黄金の太陽】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:主催者とその手先、ダンを倒す

【座頭ケチ@風来のシレン】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:主催者とその手先、ダンを倒す


「で、私は……?」

そして部屋の隅ではまた忘れ去られたウォーターが蹲っていた。

【ウォーターⅠ@VIPRPGとか】
【状態】疲労(極大) 、全裸
【装備】ウォーターⅢ@VIPRPG、鉄パイプ@サガフロンティア
【道具】支給品一式その他不明
【思考】基本:仲間と合流する。
    Ⅰ:早いところ逃げるべき?
    Ⅱ:できればダンのゴールデンボールを自分の手で砕きたい





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