プログラム設定ファイル

■場所 インストールディレクトリ\Module\System


Appcfg.ini - トレーディングツール環境設定ファイル

おもに環境設定ウィンドウで設定した表示や動作設定の情報が保存されています。


ファイル形式

Appcfg.iniはINI形式のテキストファイルです。ファイル構成は
[設定情報]
設定項目=値
となっていて、複数の設定情報を保持しています。以下は代表的な設定情報です。


[GLOBAL]

[GLOBAL]
COLOR=Default
COLOR=COLOR\Default.clr
カラー情報ファイル名。TP、CSの全体画面カラー設定ウィンドウのカラー表に相当します。TPはファイル名部分のみ(Color\ファイル名.clr)。

[GLOBAL]
IsMDI=1 ;; 0でSDI、1でMDI表示。
起動時のMDI/SDI表示切替フラグ。NSHSに実装されているMDI/SDI表示機能用です。
MEMO: CS、JEはMDI/SDI表示機能が無いはずですが、この情報を0に変更して起動するとSDIで表示する事が出来ます(→CS、JEでSDI表示を可能にする。参照)。


[FONT]

[FONT]
FF0=-12,0,0,0,400,0,0,0,128,3,2,1,50,MS Pゴシック
;;標準フォント(現在使用しているフォント)
FF1=-12,0,0,0,700,0,0,0,128,3,2,1,50,MS Pゴシック
;;標準フォントのゴシック
FF2=-13,0,0,0,400,0,0,0,128,3,2,1,50,MS Pゴシック
;;大フォント(標準フォントより1ポイント大きいフォント)
FF3=-13,0,0,0,700,0,0,0,128,3,2,1,50,MS Pゴシック
;;大フォントのゴシック
FF4=-11,0,0,0,400,0,0,0,128,3,2,1,50,MS Pゴシック
;;小フォント(標準フォントより1ポイント小さいフォント)
FF5=-11,0,0,0,700,0,0,0,128,3,2,1,50,MS Pゴシック
;;小フォントのゴシック
FF6=-11,0,0,0,400,0,0,0,129,3,2,1,50,MS Pゴシック
;;(不明。TPでは定義なし)
FF7=-11,0,0,0,700,0,0,0,129,3,2,1,50,MS Pゴシック
;;(不明。TPでは定義なし)
;;
;;■それぞれに以下の項目
FF0=-12,0,0,0,400,0,0,0,128,3,2,1,50,MS Pゴシック
-12 フォントサイズに相当する値。
400 フォントの太さ。400 普通/700 ボルド。
128,3,2,1,50 (2007/01/14追記参照)
MS Pゴシック フォント名。

全画面のフォント情報。全画面フォント設定ウィンドウの設定情報です。TPのみ同ウィンドウでフォントサイズや種類を変更できます。
現在使用されているフォント情報はFF0 です(NSHSまとめの記載は間違いです)。フォント情報は8種類用意されていますがFF0以外を変更しても影響が出ないので、どのように使用されているかは不明です。

「フォントサイズに相当する値」は計算が必要なので以下の簡易表を参照にしてください。
フォントサイズ 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24
設定する値 -5 -7 -8 -9 -11 -12 -13 -15 -16 -17 -19 -20 -21 -23 -24 -25 -27 -28 -29 -31 -32

2007/01/14追記: フォントの大きさと太さを変える分には問題ありませんが、もしもフォントの種類を変える場合は更に上記の赤文字部分の変更も必要です。これらはプログラムの情報が必要なので手作業での変更は難しいです。


各種BAR情報

[BAR]
;; メインウィンドウの各種バーの表示順序。
[MENUBAR]
;; メニューバー情報。
[TOOLBAR]
;; ツールバー情報。
[TRBAR]
;; タブバー(ウィンドウ上部のウィンドウ名称表示部分)情報。
[TICKERBAR]
;; ティッカーバー(ウィンドウ下部の株価指数/ニュース表示部分)情報。
;;
;;■それぞれに以下の項目
DOCKPOS=TOP ;; 表示位置 TOP 上部/BOTTOM 下部
Docking=1 ;; 表示切替 0 非表示/1 表示
CELL_CLR=148,113,132 ;; ティッカーバーの各表示部枠部分の色
メインウィンドウの各種バーの設定情報です。表示切替はメニューのウィンドウ-バー表示設定で行いますがNSHS、CSには[TICKERBAR]の表示切替メニューはありません。


その他

[CODE]
[ORDER]
[CAPTION]
[SCREEN]
[CODE]
[ORDER]
環境設定ウィンドウの各設定情報です。


[SNAP]
Enable = 1 ;; SNAP機能の切替。0で無効、1で有効。
Width = 8 ;; どの程度の距離になったら機能するか。
NSHSに実装されているスナップ機能(ウィンドウ同士を近づけると、ある位置で自動的に引っ付く)の設定です。Shiftキーを押しながらウィンドウをドラッグすると使えるようになります。


ツール間の互換性

互換性: ×各トレーディングツール固有。


AutoExec.lst - 起動時実行ファイル

ツール起動時に開くウィンドウを定義しています。


ファイル形式

AutoExec.lstはINI形式のテキストファイルです。ファイル構成は
[EXEC]
ウィンドウ番号=A,0
となっていて、起動時に開くウィンドウを定義しています。複数指定が可能です。
MEMO: 環境設定ウィンドウの起動時設定と同じ動作ですが、主にシステムからの連絡(TP、CSでは[9630]お知らせ画面)を表示するために利用されているようです。


ツール間の互換性

互換性: ▲ファイル形式およびデータは合致してますが、ウィンドウ番号や機能名に一部相違があるため表示されない場合があります。


その他ファイル

以下はウィンドウのデザインに関するファイル群です(各トレーディングツール固有)。
  • MainCap.INI/ChildCap.INI - ウィンドウタイトルバー設定ファイル
  • ToolSys.MNU - メニューバー定義ファイル
  • SysMenu.sif - 各メニュー項目定義ファイル
  • Default.Res/Resource.sif - リソース定義ファイル


最終更新:2007年02月26日 18:14
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