萩原聖人

萩原 聖人(はぎわら まさと、本名同じ、1971年8月21日 - )は、日本の俳優、男性声優、雀士。所属事務所はアルファーエージェンシー。神奈川県茅ヶ崎市出身。 公称身長:175cm、血液型:不明。 愛称は「ハギー」。

幼少期(3歳)に親が離婚し、父親側に引き取られるが、小学4年生の時に父親は他界。その後は15歳まで茅ヶ崎で父方の祖父母に育てられた。そのため、母親とはほとんど一緒に暮らしたことがないという、少年時代を過ごす。

茅ヶ崎市立梅田中学校を卒業後に上京。 東京都立戸山高等学校の定時制に入学するが、僅か一週間で中退(TV番組での本人談)。その後に短期渡米し、ニューヨークで観た映画の観客の様子に感銘を受け、役者という仕事に興味を持つ。日本へ帰国後、新宿区で母親が経営するバーを手伝っていた時に、客として来ていたテレビドラマ『あぶない刑事』のキャスティングスタッフたちの目に留まり、スカウトされる。 そして1987年、『あぶない刑事』の第32話「迷路」の回にて、置き引き少年の役でデビュー。 その後も多くの作品に端役として出演していたが、1990年のテレビドラマ『はいすくーる落書2』の松岡直次郎役がきっかけで、一気に注目を集めた。

1991年に鈴木省吾、渡辺航、佐久間哲らと共に演劇集団『アーリータイムリーズ』を結成。約7年間に渡り、計6回の公演を行う。

1993年に小田急線中央林間駅で暴行事件が発生。容疑者の一人が萩原に似ていたとして訴えられた。萩原は犯行時刻には人と会っていたとアリバイを主張する反面、それを証明できる相手の名前などを相手に迷惑がかかるため一切明かさなかった。この一件により、萩原は公私に渡ってダメージを受け、ドラマなどへの出演が一時期極端に減っていた。しかしその後、原告の証言には矛盾点が多く、犯人に似ていると言いがかりを付けただけとして、訴えは棄却された。


  • 『学校』『教祖誕生』で新人賞、『マークスの山』『CURE』で助演男優賞など映画の演技賞を多数受賞し、若手演技派、実力派と呼ばれるようになる。
  • 2001年1月にシアターコクーンで行われた舞台『真情あふるる軽薄さ 2001』に出演するはずだったが、2000年12月に突発性難聴に見舞われて一時的に耳が聴こえなくなってしまった為、やむなく出演中止となったことがある。
  • 2002年2月2日に放送された真剣10代しゃべり場に「道場破り」として出演した際、過去に不良であった事を告白。「長い人生には強さが必要なときが何度かはある。俺も不良経験によって強さを身につけたと思う」などと発言した。
  • 2003年からは、『冬のソナタ』をはじめとしたペ・ヨンジュンの日本語吹き替えの仕事をきっかけに、声優としても活躍している。
  • 映画『この世の外へ-クラブ進駐軍-』でジャズバンドのボーカル兼サックス奏者役を演じ、サックスを皆でレッスンのあとカラオケボックスで一人自主練し、唇が腫れるまで猛特訓した。この映画内にてサックスと歌声も披露(サウンドトラック盤に2曲収録)。アニメ『逆境無頼カイジ』でもOP曲「未来は僕らの手の中」を「カイジwithレッどぼんチリーず」というユニット名で歌っている(サウンドトラック盤に収録)。
  • 血液型に関しては、2008年に『スタジオパークからこんにちは』へ出演した際には、「血液型実は調べたことなくて、未だに自分では知らないんですよ」と話した。
  • お笑い好きでもあり、2001年8月に放送された『明石家マンション物語』(フジテレビ系)では、バナナマンについて語っている。
  • THE BLUE HEARTSのファン。メンバーとは雑誌で対談を行ったことがあり、ボーカルの甲本ヒロトは萩原が主宰していた「アーリータイムリーズ」の公演に訪れたことがある。その後、打ち上げとして THE BLUE HEARTSが主宰する野音ライブで自身の出演作『はいすくーる落書2』(TBSテレビ)の主題歌でもあった『情熱の薔薇』や『TRAIN-TRAIN』を歌った。また、自らが声優を務めた『逆境無頼カイジ』(日本テレビ系)のオープニングテーマでもTHE BLUE HEARTSの『未来は僕等の手の中』のカバー曲を歌った。
  • アニメ好き。昔からアニメの声優をやるのが、夢だったと語っている。声優の大谷育江のファンでもあり、携帯の着信音を、大谷演じるピカチュウに設定していたこともある。
  • ガンダムに乗るのが夢(2009年7月6日放送ラジオビッグバン内にての発言)。
  • 声優の森川智之と高木渉とは、韓国ドラマ『初恋』での共演をきっかけに交友関係を結ぶようになり、2005年には森川が主宰しているトークイベントに萩原がゲストとして出演した。また、『ラジかる!!』(日本テレビ)に萩原が出演した際には、中継で高木が電話コメントをした。2007年の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)では、ゲストの芸能人の私生活を紹介するコーナーで、萩原の母親が経営する店で森川と高木と3人で一緒に飲んでいるところがVTRで紹介された。
  • 『闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才〜』『逆境無頼カイジ』『ONE OUTS -ワンナウツ-』と、日本テレビ系放送・マッドハウス制作のギャンブルアニメ3作全てで主役の声優を務めている。
  • 本人曰く「一度ハマるととことんやらなきゃ気がすまない性格」「熱しやすく、冷めやすい性格」で、一時期、ダーツやボウリングにも熱中し、プロ級の腕前を持つ。
  • 1992年しあわせの決断のドラマ内にて「パチスロで最後の一枚のコインも飲まれてしまう」というシーンを撮影中、適当におしたら777(スリーセブン)を出したことがある。周りのスタッフが「たった一枚だよ!たった一枚で!」と興奮していた。言うまでもなくNG扱いである。
  • かりんとうが好物である(モダンスイマーズ・小椋毅談)。
  • 10代の頃から雑誌のインタビューなどで麻雀、野球、プロレス好きを公言している。
  • 草野球チーム「おじゃまんじゃあズ」ではキャプテンを、「MAX」では監督兼ピッチャーを務め、俳優の仲村トオルの草野球チーム「ベイブルース」にもピッチャーとして所属していた。また、メジャーリーガーのグレッグ・マダックス投手のファンでもある。
  • プロレス団体WWEのファンである。
  • 収集癖があり、メジャーリーグやWWEプロレスのグッズ収集家である。
  • 俳優の風間杜夫とは萩原が10代の頃から約20年に渡って現在でも交流があり、映画、ドラマ、舞台、アニメの吹き替え等で何度か共演している。互いに大の麻雀好きでライバルでもあり、フジテレビ系の番組『THEわれめDEポン』では両者とも6度の最多優勝経験がある。


最終更新:2010年08月17日 16:44
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