#新記述
L:蝶子 = {
t:名称 = 蝶子(ACE)
t:要点 = 蝶子,弱い子,がんばる子
t:周辺環境 = レンジャー連邦
t:評価 = 全能力18
t:特殊 = {
*蝶子のACEカテゴリ = ,,,{逗留ACE,PLACE}。
*蝶子のみなし職業 = ,,,{<舞踏子>,<魔術的舞踏子>,<強い舞踏子>}。
*蝶子の特殊能力 = ,,,うるうるすることで<ヤガミ>を一瞬凍らせることができる。凍っている間は<ヤガミ>は<ヤガミ>を対象とした一切の攻撃を無効化する。
}
t:→次のアイドレス = 花嫁蝶子(ACE),ヤガミ(ACE),貧乏シール(マジックアイテム),レンジャー(職業)
}
#旧記述
L:蝶子 = {
t:名称 = 蝶子(ACE)
t:要点 = 蝶子,弱い子,がんばる子
t:周辺環境 = レンジャー連邦
t:評価 = 全能力18
t:特殊 = {
*蝶子のACEカテゴリ = 逗留ACE,PLACEとして扱う。
*蝶子のみなし職業 = 舞踏子,魔術的舞踏子,強い舞踏子としてみなす。
*蝶子はうるうるすることでヤガミを一瞬凍らせることができ、凍っている間はヤガミはヤガミを対象とした一切の攻撃を無効化する。
}
t:→次のアイドレス = 花嫁蝶子(ACE),ヤガミ(ACE),貧乏シール(マジックアイテム),レンジャー(職業)
}
世にオレンジ伯と呼ばれる君主がいる。
ニューワールド北部、宝珠と母なる大河でしられる地。その背を貫く霊峰を雲の向こうにみる島に、その国はある。
和と正義を旗印とするにゃんにゃん共和国唯一の連邦藩国、レンジャー連邦。
その第7代の太守こそ、『オレンジ伯』蝶子である。
レンジャー連邦では、歴代の藩王や偉大な政治家・軍人に対する尊敬の念が国民に自然と根付いている。
統一を成し遂げた初代藩王や、中興の祖と言われる3代王。また、文化咲き乱れた4代王の治世をささえた名摂政などは様々な異名によって奉られ、現在も国民と身近な存在となっている。
パーソナルカラー「オレンジ」をとって呼ばれる現藩王も、例にもれず国民に格別な親しみを持たれる君主である。
ここで街の声を聞いてみた
【レンジャー連邦100人に聞きました♪】
Qあなたは蝶子藩王のことをどう思いますか。
A、マジ守ってあげたい(27歳男性)。
A、孫の嫁に(72歳女性)。
A、いや、むしろわしのよm(75歳男性。3m先にふっとぶ)。
A、藩王ファッションが街で流行です!!(19歳女性)。
A、あめをあげたいのーあとぼくのめがねもー(5歳男性)。
国民からの支持はグンバツであるようだ。
また連邦民たちは、嘘偽りなく、全員が胸を張ってこう言う。
「うちの殿様は日ほ・・・ニューワールド一だー。」「んだんだ。」
隣国の宰相の言を待つまでもなく、国民達は知っている。
エースでもない。謎追いでもない。国を作るまで全く無名。今も結構、無名。隅っこが好き。柱の影も好き。メガネが絡むと若干、うん、若干痛い。遠いどこかで人が死んだだけで泣いてしまう。
そんな子が藩王であると知っている。だから、偉大であると知っているのだ。
(文責:青海正輝)
*蝶子
(絵:萩野むつき)
*弱い子
(絵:豊国 ミロ)
*頑張る子
(絵:浅葱空)
(絵:蝶子)
それは、愛の生んだ一つのかいきげんしょう奇跡。
(文書量が膨大になるため、ページ分割の上リンクにて処理しております。ご容赦ください。)
転3:遊佐 呉、騒ぎに乗じて匿名掲示板よりのラブレターを提出
転4:楠瀬藍、間の悪いことに争奪戦騒ぎの最中に手紙を発見され勝手に提出される
/*/
私は星になる
/*/
愛を謡う蝶が居た
傷付いた心を笑顔で隠し
空を見て瞬く星に羽を延ばし、あがいてあがいてあがいて来た
そんな一匹の蝶が
ひらひらひらと舞うしか無かった
星に近づくにはそれしか無かった
最弱と謳われ
滅びを常に傍らに携えながら
それでもなお天を目指す
蝶には夢があったのだ
/*/
「…は?」
あまりにも奇妙な双樹と豊国の発表に、首を傾げる一同。
政庁会議室、ホワイトボード前の机に並ぶぽかん顔。
お互い顔を見合わせながらもクエスチョンマークが飛び交っている。
「えーと…すまない。もう一度言ってくれるか?」
こめかみを押さえた冴木が机上に並べられた写真の一枚を見ながら言う。
「はい。いいですよ」
双樹が資料を配りながら頷く。
「それが、最近発見されたもう一人の蝶子さんです」
更なる沈黙。
「なんですか?その天国…」
沈黙。
視線が冴木に集中する。
げふんげふんとわざとらしく咳をして赤面する冴木。
「…じゃなくて異常事態は」
「それが…よくわからないんですよね」
ぽりぽりと頭を書きながら顔をしかめる双樹。
「ウィングオブテイタニアの調査中にちらほらと…ねー」
楽しげに豊国。
ひらひらと資料を振りながらホワイトボードに何かを書き込んでいる。
双子
ダブル
ドッペル
同一存在
専用アイドレス
「念のため聞くけど、蝶子さん心当たりある?」
「いえ…私にもさっぱり」
ふぬぬーと首を傾げる蝶子。
「だーよねー」
双子の部分にバツ印を付ける豊国。
「なんなんですかね…本当に」
会議はこれといった情報もでないまま収束していった。
/*/
新世界でただ一つ、連邦を謡う国の王
蝶子
その名の通りの王だった
脆く、儚く
ひらひらひらと戦場という空を舞い
なにより皆に愛されていた
誰よりも皆を愛していた
愛の為に身を削るように舞い、
敬われるを嫌い、共に在ることをのぞんだ。
それが…彼女を喚んだのかも知れない。
強くありたいと望んだその心が、もう一人の彼女を。
(文責:双樹真)