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-『 その翼の名は、共和 』-





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第2バッジシステム -The Wings of Republic-


0.目次



1.解説


防空システム群の総合バックアップ機構。
レンジャー連邦に存在するオリジナルバッジシステム同様の効果を参加国全域に拡大するべく、また、芥辺境航空空港基地の管制・レーダー機能、ならびにAWACSとの連携機能をバックアップする軍事基地を中心として構築された。

スクランブル部隊の指導教官たるカール・瀧野・ドラケンを陣頭にした、実戦経験に基づく様々な改良が、オリジナルへの改良と同時に施されている。


2.システム詳細


  • ブイヤベース
解説:いろいろと間違った名前を持つ中枢基地。バッジシステムのバックアップを行うと同時に、きゃりっじAWACSを含む各国からの情報を管制、全域スクランブル発進を可能とする。詳細は秘匿事項扱い。

  • 各種セキュリティ
解説:人材系は監査に大統領府が、情報処理系は機器の開発およびプログラム構築にフィーブル藩国が携わっている。

  • 共和国防空協定
解説:調印国に第2バッジシステムへの協力を求め、代わりにその効用をもたらす軍事協定。調印によって、専用の軍事回線が敷設され、航空情報のネットワークに加わる事になる。また、レーダーサイトを備えた防空司令所の建設、ならびに専属スタッフの運用も行われる。詳細は更に後述する。


3.改良点


  • 『 ヘイムダルの眼 』『 宇宙開発センター 』との連動
解説:玄霧藩国、無名騎士藩国からの協力を得、大気圏内-外の情報共有を行っている。隙間なく監視領域をつなげ、相互の観測精度向上を狙ったものである。

  • 専用電子妖精の実装
解説:第2バッジシステムと時を同じくして開発された、レンジャー連邦製の電子妖精が、フィーブル藩国製の各種機器やプログラムと併用されている。詳細はリンク先を参照の事。(→電子妖精のページへ

  • マルチスタティック・レーダーの大規模展開
解説:ステルス戦闘機、ならびにミサイルを含む低空飛翔体への有力な対抗策として、レーダーサイト群の同期による超立体的航空地図の形成を実施した。詳細は更に後述する。

  • システム利用国へ向けたマニュアル作成、ならびにスタッフ育成制度の充実
解説:航空産業国であるレンジャー連邦の、蓄積された最新のノウハウを反映し、現地スタッフからの取材を元に、文化に合わせて各国別に作成している。


4.データ


L:第2バッジシステム = {
 t:名称 = 第2バッジシステム(技術)
 t:要点 = バックアップ,基地,隠れた
 t:周辺環境 = 密林
 t:特殊={
  *第2バッジシステムの技術カテゴリ = ,,組織技術。
  *第2バッジシステムの特殊効果 = ,,参加する藩国は編成外の航空機部隊をスクランブル発進させることができる。また、運用する航空機にコストなしでオプションを与えられる。
  *第2バッジシステムの初期AR修正 = ,,(<きゃりっじAWACS>の出ている戦場において)AR+5。
  *第2バッジシステムの対空戦闘補正 = ,,(<きゃりっじAWACS>の出ている戦場において)対空戦闘、評価+4。部隊対象能力。
 }
  t:→次のアイドレス= 移動式対空ミサイル(アイテム),ミサイル基地(施設),対空対宇宙レーダー群(施設),対空システム搭載型巡洋艦の開発(イベント)

#2010/04/30:18:50:性能開示により記述追加

  • 開発:レンジャー連邦空軍
  • 協賛:にゃんにゃん共和国terra領域、オリオンアーム大統領府


それは1つの心を羽ばたかせるための翼の名前






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各種の仕様詳細 -The Feather of Republic-



1.ブイヤベース詳細


#以下は秘匿事項の設定的な解説である。

航空管制の中核を担う基地は、密林という格好の隠蔽能力に加え、共和国宇宙軍計画という全国的プランを実行した先達たる鍋の国に建設された。軍事的な条件はもちろんのこと、メガネスキー&ヤガミスキーの集まる同士、この二国間のジョイントは自然な流れであったのかもしれない。

なお、この見解が余録である事は無論、ブイヤベースが、鍋ではなくスープである事も、言うまでもあるまい。名称の由来としては、「共和国の、空の力を集結する=いろんなものがごっちゃに集まる=鍋だ! そうだ、鍋にお邪魔をさせていただくなら鍋っぽいネーミングにしよう!」と思い立った某摂政が、基地(ベース)と引っ掛けて、間違って選定してしまったという経緯がある。海洋国でもあるレンジャー連邦から、いいダシが取れているとよいのだが。

基地施設本体は、対核シェルターによって防護された地下空間に建設された。

  • 入口は河川より船で。
    • 陸路・空路共に密林と言う立地で侵入が厳しい為、河川から直接船で基地内に入れる様になっている。
    • 入口は植物でカモフラージュされ、一見では分かりにくい仕様。
    • 戦時下・河川増水になった際は通路防壁が下ろされ、施設内への敵潜入や浸水を防ぐ。

  • 密林に偽装したアンテナ、パラボラ。
    • 上空からの発見をさける為、密林を利用した隠蔽型の地下基地を建設。
    • アンテナなどは背の高いヤシを模し、パラボラは迷彩塗装され、大型の物は基地より離れた位置に配置。

  • 基地は堅牢で快適。
    • 長期間勤務を前提に、ストレスを感じず任務を行える様、基地内設備は快適に整えられている。
    • 窓は隠蔽の関係上設置されていないが、やや基地より離れた場所に休憩専用の東屋を配置し、外気や日光に触れる配慮がされている。尚、この東屋は地下通路で繋がっており、いざと言う時の脱出路も兼ねている。
    • システムの中枢を司るコントロール室、コンピュータールームは特に厳重な管理をしており、基地に入出する職員についてはメインバッジの職員同様、政府・大統領府より選出された人員が職務についている。
    • 基地の構造は堅牢で、核シェルターと同等の構造を取っているため、戦時・災害時に強い。(戦術核による電磁衝撃波も想定済み)

  • 基地の所在地
    • 機密事項の為一部の関係者にしか知らされておらず、その所在を容易に知る事は出来ない。


2.スタッフ関連


国境を越えてterra全域で防空ネットワークを実現するべく、ブイヤベース内の職員のみならず、共和国防空協定の調印国で活動する専任スタッフもまた、大統領府からの監査を受けている。

各国特徴的な文化を備えているため、防空司令所の職業アイドレス構成は様々となるが、共通した代表的なセクションは以下の通りである。

  • 人事(人材選抜および監査)
  • 整備(施設メンテナンサー)
  • オペレート(施設内外でのスクランブル航空管制)
  • 情報処理(情報戦、システムプログラム、各種施設とのデータリンク)
  • 内務(施設および組織の維持・運営に関する事務その他)
  • 警備(スタッフおよび施設の、点検および脅威からの防衛)

このうち整備・オペレート・情報処理については、レンジャー連邦からの派遣によって補う事もある。(整備士2、オペレート可能職多数、ハッカーを職業アイドレスに保有しているためである)


3.レーダーに関する特筆事項


専用の軍事回線によって構築された、航空情報ネットワークとリンクしているレーダーサイト間の同期を取り、情報を統合する事で、アンチステルスも兼ね備えた、マルチスタティック・レーダーを形成している。

レーダー間の精密同期、探知性を補うデジタル・ビーム・ホーミングの実装、レーダーごとの送受信担当の切り替えといったシステムの複雑性と問題点を、ここでも専用に開発した電子妖精が、解決に貢献した。

また、ブイヤベースの広域レーダーサイト群にあわせ、数を揃える事で、多少の同時多発的な損害を被っても機能停止しないというセイフティーにもなっている。

共和国防空システムのうち、芥辺境航空空港基地が持つ、広域レーダー機能をバックアップしたのである。




4.連携対象


  • 施設:鍋の国(敷地の提供および運用にまつわる各種協力)
  • 空:リワマヒ国(きゃりっじAWACS)、芥辺境藩国(芥辺境藩国空港航空基地)、FEG(射出便利舎)、玄霧藩国(ヘイムダルの眼)、無名騎士藩国(宇宙開発センター)
  • セキュリティ:フィーブル藩国(情報技術)、大統領府(人事関連)



付録小説:軍事な人たち


立方体が宙を舞う。摂政達が、息を呑んだ。

「3がでましたー。
 『芥辺境藩国空港航空基地は破壊された』 アッー!」
「「「げー」」」

舞台は、共和国の防空システムを担う三ヶ国、合同机上演習の会場である。
第2バッジシステム、運用開始以後の、軍事作戦のシミュレーション中だ。

「どこか無いか!」
「バッジ2が機能バックアップ開始しましたー」
「ナイス!」

芥辺境藩国摂政、白河 輝が親指を立てた。
しかし、ダイスを握る演習官、リワマヒ国藩王・室賀兼一は、
淡々とシミュレーションを続行する。

「バッジシステム2に破壊工作員が現れました。
 しかーし。芥辺境藩国航空基地を引き継いでいるので対処は万全なのです」
「ここは、バカメ というところでしょうか」
「いやいや。こういうときは「こんなこともあろうかと!」
 空港が破壊されたときの対処法はすでにある!」」(ばーん)

リワマヒ国摂政、東 恭一郎が、にやりと笑った。
相槌をあわせる白河。

総合防空バックアップシステムというだけあり、
かつて見舞われた経験を反映してあるための、余裕である。

室賀が問う。

「具体的には?」
「芥辺境藩国航空基地の特殊を発動します。破壊工作員は『対空戦評価でないと攻撃できません』 ありますか?」
「……ない、です」
「じゃあ攻撃は通らなかった。終了」

地下に施設が隠蔽され、またレーダー機能そのものも分散されてある第2バッジシステムにとり、
通常の攻撃方法は脅威とならないのである。

だが、こんなことでは敵も諦めない。
普段自分たちが受けているゲームマスタリングをノリノリでシミュレートする室賀。

「なら、地上攻撃機で基地破壊だー!」
「だが、こんな事は想定済みだ!」(ばばーん)

ちゃーん、ちゃちゃちゃーちゃちゃー。
速攻魔法発動ならぬ特殊発動のターン。
一同の、ウォーゲーマーとしての血が、燃えていた。

「特殊発動。きゃりっじAWACSの特殊を共有できることにより、攻撃機の接近を事前に察知します」
「バッジシステム起動。邀撃機部隊、発進」
「防空回廊、連携により優位な位置からBVR戦開始」

レンジャー連邦摂政、城 華一郎が、
逐一使用された手段および対応状況をメモして蓄積していく。

時刻は既に夜更け。
いまだバックアップシステムとしての機能を、
石橋を叩くようにして確認し続ける面々であった……



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共和国防空協定 -The Promise of Republic-


共和国防空協定


バッジシステムの効用を共和国全土に広げることを目的とした軍事協定。
システムの機能を拡大する航空基地であると同時に、もしもの時はシステムの代替を兼ねる第2バッジシステムを
共和国全体で効率的・恒常的に運用するための取り決めである。

0.
本協定は、共和国テラ空域における航空戦闘及びそれに準ずる航空戦力の必要な状況に
迅速に対応し、被害を最小限に阻止することを目的として締結される。

1.
本協定に合意する藩国は、バッジシステムに参加するものとみなし、
バッジシステムを要する防空行為を行う場合においてのみ聯合状態であるものとして扱う。

2.
本協定に合意する藩国は、バッジシステム参加国として、
編成外の航空機部隊をスクランブル発進させることができる。

3.
本協定に合意する藩国は、防空上必要な場合において、
バッジシステムに参加する他国の航空機による、領空内の防空行為を許可する。

4.
本協定に合意する藩国は、軍用回線の敷設及びレーダーサイトを伴う防空司令所の設立を行い、
防空上必要な情報を授受するための備えを行う。
防空司令所は各国の環境、文化に合わせ、設立する事とする。
また、バッジシステムの開発国であるレンジャー連邦は、その設置と維持に協力する。

5.
本協定に合意する藩国は、バッジシステムを支える各国観測施設及びシステム並びに部隊に対し、
防空上必要な情報を提供する。

6.
本協定に合意する藩国は、 参加各国の意思と文化を相互に尊重しあい、
バッジシステムの存続と能力の維持に協力する。

7.
本協定は各国及び共和国大統領府の承認を得て効力を発揮する。

#各項の要約&趣旨
 0.協定の目的
 1.バッジ関連限定の聯合状態とする
 2.協定に合意すれば参加国なのでスクランブル発進できる
 3.スクランブル部隊を作れない国には他国がフォローで飛んでいけるようにする
 4.参加国は軍用回線と防空司令所を、各国の環境と文化にあわせて建設し、
   第2バッジシステム参加準備をする。レンジャー連邦はその準備と維持に協力する
 5~6.参加国は互いに第2バッジシステムの構築・維持に協力する
 7.任意参加である


承認国一覧


(国番号順)

るしにゃん王国 :承認
「防空協定を承認いたします。科学技術に乏しいですが、有事には共に和して空を脅かすものに立ち向かいたく思います。」

akiharu国 :承認
「共和国各国が共に和して空の守りを完成させる日を願っております。」

フィールド・エレメンツ・グローリー :承認
「今後とも連携できれば幸いです。お世話になります。」

海法よけ藩国 :承認
「空の守りのお世話になります。協力させていただきます。」

鍋の国 :承認
「一緒に共和国の空を守れることを嬉しく思います。宜しくお願いします、共に頑張りましょう!」

レンジャー連邦 :承認
「防空でも仲良くできると嬉しいです。共に和して自由の旗の下に栄光を。」

世界忍者国 :承認
「いつもお世話になっております。世界忍者国もご協力させていただきます。」

玄霧藩国 :承認
「感謝と共に、最大限の協力をすることを約束します。防空力の乏しい我が国ですが、宜しくお願いします。」

ナニワアームズ商藩国 :承認
「共和国の空はさらなる安全の為に。当国も出来うる限り協力させて頂きます。よろしくお願い致します。」

フィーブル藩国 :承認
「各国の空の騎士達を結ぶバッジシステムは、共和国の在り方そのものだと思います。共に和して空を守りましょう。」

キノウツン藩国 :承認
「共和国の空を、子供たちが笑顔で見上げられますよう」

紅葉国 :承認
「空が無防備な私たちにとってとてもありがたい協定になります。宜しくお願いします。」

羅幻王国 :承認
「共和国の空を共に守れる事を嬉しく思います。共に和する青き猫の旗に掛けて。」

芥辺境藩国 :承認
「共に空の平和を守っていきましょう。」

無名騎士藩国 :承認
「共和国の空を守るため、我が国も協力していきたいと思います。」

リワマヒ国 :承認
「監視体制が今後さらに進むことで、共和国の防空体制はより堅固になるものと理解しております。」

ゴロネコ藩国 :承認
「空への守りの乏しい我が国にとって、とても心強い協定です。可能な限り協力させていただきます。ありがとうございます。」

オリオンアーム共和国大統領府 :承認
「承認!(ハンコをポンと付く)」


#各国の皆様にはこちらにて承認をいただきました。ご協力ありがとうございます。



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物語的補講


空気が違う、と思った。

自分達の暮らす砂漠特有の乾燥した暑さでは無く、緑と水の濃い匂いと船上から見える景色に『ここは南国なのだ』と強い感銘を誰もが受けていた。

「密林間近で見たの初めて。」

一人の銀髪の女性が、湿度を含んだ風を借り物の南国風の衣裳に受けつつ船の後甲板デッキでそう呟き、同じ様な銀の髪を持つ幾人かの男女が、デッキから見える周りの圧倒的な緑と水が織り成すジャングルに息を飲んだ。

「ここはまだ入口ですよ! これからもう少し中に入ると木々のすき間が見えないくらいになります。」

そんな彼女らに声をかけたのは、一行の案内人を務める金髪の快活そうな南国人青年だった。

「上空からも見えるのは樹冠のみです。からみ合った蔦植物と寄生植物が、樹木のすき間を埋めていますから。」

「へえー。」

彼の説明に一同は関心し改めて周囲を見渡せば、確かに徐々に濃さをます樹木の上部は緑が密集し、その下に日中とは思えない濃い影を落としている。

そのせいなのか密林の奥は光と影の強いコントラストの重なりで、ジッと見ているのが辛く感じる程だった。

「ふむ、やはり基地を隠蔽するのは最良ですね。」

川岸を眺めていた銀の髪をポニーテイルに結った男性が、感心しきりと案内役の青年に方へとやって来た。

「ええ、レンジャー連邦さんのメインシステムをバックアップする為の施設ですから、見つかり難い良い場所を選ばせていただいていますよ、摂政様。」

青年はやってきた彼へ手を差し伸べると明るい笑顔を見せる。
ポニーテイルの男性はレンジャー連邦の摂政であり、今日はしっかり者のもう一人の摂政に留守をお願いして建設中のバッジシステム2への現地視察に訪れていたのだ。

摂政は案内役の青年と握手を交わすとこちらは柔和な笑みを見せた。

「鍋の国さんからのご協力感謝しています。バッジシステムは今や共和国防空の要、この先狙われる事もあるでしょう。」

そうして彼は自国の白砂と潅木に覆われた平らかな地を思い描いた。
鍛え抜かれた空軍スクランブル部隊と、国が誇る防空特化した航空機をもっても万が一という事もある。

これからの共和国、いやNWの空の護りを確固たるものとする為の万全、それがこの密林の中に建設されているバックアップ施設。それがバッジシステム2になるのだ。

「翼は対になってこそ、真価を持つものですからね。」

彼はそう言って視線を上げると空を見た。金髪の青年も、その場にいる者全ても共に空を見上げる。
どの国も空で繋がり、そして大切なものを護りたいという思いも繋がっている。

樹冠の様に湧く雲の中、そのすき間から宇宙の色を溶け込ませた青が見えた。





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製作スタッフ

協力
大統領府および共和国各国様
レンジャー連邦設定国民および滞在ACE
ニューワールド内・関連企業各位

テキスト
ベースアイデア:むつき・萩野・ドラケン
共和国防空協定:霰矢蝶子
テキスト各位:城 華一郎
施設詳細、物語的補講:むつき・萩野・ドラケン
付録小説:城 華一郎(元ネタ会話:室賀兼一さん、東 恭一郎さん、白河 輝さん)

イラスト
むつき・萩野・ドラケン

軍事アドバイザー
無名騎士藩国藩王・GENZ氏