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運命。


ナギは…世界に一匹しかいない貴重なポケモン、ミュウ。
その珍しさ故に、狙われる確率も高い。
──だからミュウは進化した。我が身は自分で守るしかない──
全ての技を覚え、使えるようになった。
回避能力。こうげき、ぼうぎょ、すばやさなど…能力を全て高めた。
そして…人間との意志の疎通を可能とした。。
その絶大なる能力を持った「ミュウ」を知った人間たちは、自らの手でコピーを作った。
欲深きものに作られしポケモン……ミュウツー。
ミュウツーは暴れた。自己中心的な思いで生まれた自分。そんな自分が悔しかった、醜かった。自分の存在を表したかったのだ。。
その怒りをミュウは静めた ──眠りにつくが良い。そうすれば、何も感じずに安らげる── と。
その後、ミュウツーはある洞窟で眠りについた。ただ、静かに安らぎたいと願って。
そしてミュウは「すべてのはじまり」に戻った。我が力が二度と悪用されぬようにと……
時は流れ、ミュウ…いや、ナギは今ここにいる。 アイナとの運命に導かれて。

突然、アイナの蒼い宝玉が光りだした。すると、まるで共鳴するようにナギも淡い光を出し始めた。
「どうしたの…?」 ナギのつぶっていた目がゆっくりと開き…聞きなれない言葉を発した。
『時は来た。今こそ我が力を解放する。時道を変えるためにも………』
 ピカ──────ッ!
目が痛くなるほどの眩い光が、テント全体を昼のような明るさに変えた。
『覚悟せよ───。』
声が聞こえたとき、ナギはもう隣にいなかった。消えてしまった……!
「ケケッ。メガヤンマ、シャドーダイブだ!」 …だが、メガヤンマは動かない。
そもそも「シャドーダイブ」とは、周りの影(闇)に隠れ一気に突っ込む、という技である。
つまり、影がなければ使えない───今、ステージには影は一つもない。
アイナの宝玉が光り輝いているのだ。
『………弱い。』 ナギの声がしたかと思うと、メガヤンマがいきなり倒れた。
ナギがやったのであろう。。 それにしても速い。速すぎる…。
  これがナギ本来の力・・・・
「くーっ。次はゲンガー!」  「ゲーーッ」
じーっとこっちを見つめてくるナギ……アイナの命令を待っているようだ。
ナギのタイプはエスパー。その技を使えば、威力は1,5倍だ。 ……サイコキネシス!
『ガキイィィン』  ゲンガーは固まってしまった。いや、固めているのだ。
 シュッ。  力を弱めさせると、ゲンガーはよろめいた。
「10まんボルト!!」
ナギが覚えた最初の技。強力な電撃がゲンガーを襲う。
  ドオォォン
…簡単に倒してしまった。だが、ナギの小さな体のどこからこんなパワーが……?
姿はいつもと変わらない。でも、目つきと…オーラが違った。
いつもはマイペースでふわふわと優しいオーラを出していた。
だが今のナギは違う。氷のような冷たい視線に加え、刺々しいオーラを漂わせている。。
      ───これが本当にナギなのか?───
自分の目をも疑うほどの変化だった。…それにさっきから何も喋らない。
「フフフ…このポケモンを出すことになるとはね。行け、僕の最強のしもべ。ヨノワール!」
巨大な胴体に一つ目…ゴーストタイプの恐ろしさがつまったポケモンだ。
『………倒す。』
と、一言いうとナギはまた消えた。 光よりも速いのではないだろうか……?