たわごと

  • そう、なんだか気持ち悪くなっていく感覚。


    最初は良い。最初は良いのに。 -- r (2009-09-13 04:59:09)
  • マイナーからマイナーへ
    -- 名無しさん (2009-09-13 04:59:28)
  • これ、ロリコン男が悪い、みたいになってますけど、昔のドラマの「高校教師」みたいだったらすげーなーとか思ったのは僕だけですかね?(僕の情報源はmixiのニュースだけなんで、それ以外は一切情報がないです、念のため)


    「異常」に娘を「溺愛」する父、父の呪縛から逃れたいが誰にも相談できずに出会い系サイトで出会った男に縋る娘、年齢差を感じながらも娘を守る決意をした男、みたいなストーリーだったら全然見え方が違うと思うんです。

    そう考えると、「高校教師」も、ドラマの世界の中では自分の生徒に手を出して、挙句に娘の父親が交際に反対したので刺殺して逃避行したキチガイロリコン教師みたいな報道をされているのかも知れません。


    別に僕の見方が合ってるとは思いませんし、おそらく自分と歳の変わらない男が娘と付き合ってブチギレたってのが真相なんでしょうけど、

    「マスコミが伝えることが全て真実」

    なんて思いこむ思考停止状態の人達を見ると、何か事件に巻き込まれた時にマスコミの「真実」の取り上げ方や切り取り方次第で悲劇の主人公か、ゲス野郎かの見え方が決まるんだなーって、ちょっとうすら寒い気持ちになった訳で。あくまで僕らが見えているのは、情報としての

    「父親が娘の交際相手を殺した」

    という事実だけで。動機は何だとかっていうのは事実ではなく、あくまでも自分が情報から推察した「印象(=自分から見た真実)」なんですよね。注意しないと自分の中でも混同しがちですけど。


    前にも書いたかも知れませんが、外務省のラスプーチンと呼ばれて売国奴扱いされてた佐藤優氏の『国家の罠』を読むと、今度は彼や鈴木宗男が権力に執着する官僚達にハメられた風に見えたりします。

    ところがもう一歩踏み込むと、佐藤優氏の文章が非常に巧みな為に彼が巧妙に中立的な文章を書きつつ、自分の名誉回復を図ろうとしている意図も読み取れたりします(「敵」である検事を持ち上げて冷静さを強調したり)。

    要するに、常に相対化を心がける精神を維持しないと、大きな意図や力に取り込まれちゃうんじゃないかなと。この辺はマイミクのMと話したりするとすぐに理解を共有できるんですけどね。


    ちょっと傲慢な言い方になりますが、物事を相対化して分析できる人間と出会う機会が経歴や職業柄多かったりするんですが、マジョリティーはそうじゃないって事を忘れないようしないといけないなと思ったりします。たまに因果関係と相関関係の違いすら理解できてない人に出会って衝撃を受けたり。
    「常に相手が同レベル以上での理解を共有できる」という幻想は、自分の身を滅ぼしかねないと思ったりします(別に自分が頭が良いと言うのではなく、自分より頭が良い人間に出会う機会に恵まれているって意味です)。
    -- アンファンテリブルさんのmixiより (2009-09-13 05:43:36)
名前:
コメント:
最終更新:2009年09月13日 05:43