skate.School


skate.Schoolとは、skateシリーズ初心者のために基本操作をレクチャーしてくれるチュートリアルのことだ。

フランク先生のムービー終了後(Aボタンでスキップ可能)、以下のメッセージが表示される。
Would you like to stay here and learn the
basics with Coach Frank?
ここに残ってフランク先生から基本テクニックを学びますか?

skateについて何もわからない人は素直にYesを選択しよう。
Noを選択すると、skate.Schoolをスキップしてすぐにキャリアモードが開始される。
もしNoを選んだ場合でも、キャリアモード開始後にチャレンジマップから受講できるようになっている。



初級編

Riding On 4 Wheels
  • Own it :
    • Cross the finish line
      ゴールに辿り着く
    • Skate through the gates
      途中のゲートを通過する
skate.School最初の授業は基本中の基本、デッキに乗るところから始まる。


Yボタンでデッキに乗り、XボタンおよびAボタンで前進する。
この前進動作をプッシュと呼び、プッシュ3回で自力による最高速度に達する。3回以上は押してもムダだ。
坂道を下ると自力以上の加速を得られることを実感するだろう。
カーブするときは左スティックの左右、ブレーキをかけたいときはBボタンを押す。

  • Tips
    フランク先生から様々な指示が出るが、とりあえずゴールに辿り着けばOK。
    極端な話、デッキに乗らなくてもいいしゲートをひとつもくぐらなくてもクリアできる。

    グラブ(LTもしくはRT)することで低い姿勢を保つことができる。
    重心を低くすれば、減速しないでもカーブを高速で通過することができる。
    ブレーキボタンはこの先もよほどのことがない限りは使わないだろう。

Ollie Timing
  • Own it :
    • Do a couple Ollies 0/2
      オーリーをキメろ(2回)
    • Gaps required 0/3
      ギャップをキメろ(3回)
    • Cross the finish line
      ゴールに辿り着く
スケードボードにおけるジャンプ、すべての基本となるオーリーの授業だ。

画面右に表示される指示のとおりに右スティックを操作してオーリーを出してみよう。
右スティックを下に入れて溜め(プレイヤーが軽くしゃがむ)、素早く上に入れればオーリーが出るはずだ。

オーリーを2回成功させたら指示にしたがって前方に進み、進路上にある矢印の場所でオーリー。
全9箇所ある矢印のうち、3箇所でオーリーに成功するとゴールの資格が得られる。


School内のコースにはオーリーの目安として水色と黄色のペイントが塗られている。
水色のエリアにはいったら右スティックを下に押しっぱなしにして…


黄色のエリアで上に入力するとおおむね理想どおりのオーリーを出せるだろう(Hardcoreモードを除く)。

ちなみにこの授業で指定されているような、路面以外の部分をオーリーで飛び越えることを
スケートボード用語で「ギャップ」という呼び方をする。
今回の場合は芝生の上を通過するギャップなので「グラスギャップ」と呼ばれる。

Flipping Wood
  • Own it :
    • Do a Pop Shuvit
      ポップショービットをキメろ
    • Do a Frontside Pop Shuvit
      FSポップショービットをキメろ
    • Do a Kickflip
      キックフリップをキメろ
    • Do a Heelflip
      ヒールフリップをキメろ
    • Do a Nollie
      ノーリーをキメろ
オーリーからさらに一歩進んだジャンプ、フリップを覚える授業だ。


画面右に表示される指示のとおりに右スティックを操作すると各種フリップを出すことができる。
格闘ゲームのコマンド入力のようなものなので、見たまんま入力すれば出せるだろう。
5番目の課題はオーリーとは上下反対のノーリー。入力が上下逆になる点に注目しよう。

  • Tips
    オーリーとフリップの明確な違いは、デッキの裏表が入れ替わるように回転するかどうかという点。
    ショービットのように、面が同じまま横回転するものもフリップには含まれない。
    キャリアモードの課題で「フリップをキメろ」と指示がある場合、フリップの条件に含まれないものを
    出してしまうとクリアとならない場合が多いので記憶の片隅に置いておこう。

Grinding
  • Own it :
    • Do at least 3 grinds 0/3
      グラインドをキメろ(3回)
    • Cross the finish line
      ゴールに辿り着く
より得点の高いシーケンスを構築する上で必須となる、グラインドの授業。


レールやエッジなどに向かってオーリーやフリップで飛び、上に乗るイメージで着地してみよう。
全8箇所ある矢印の場所のうち、3箇所でグラインドに成功するとゴールの資格が得られる。
グラインドを途中でやめたいときはXボタンかAボタンを押すか、オーリーやフリップで外側に向かって飛ぼう。

Hardcore以外のレベルなら大雑把に飛んでも吸い込み補正がかかるので成功率は高くなる。

  • Tips
    スケートボードの台車の部分で滑る場合はグラインド、板の部分で滑る場合はスライドと呼ぶ。
    今回の課題ではスライドでもクリアとなるが、キャリアモードなどでスライドと指定されている場合は
    グラインドをキメてもクリアにならない場合があるので注意しよう。
    ちなみにグラインドやスライドは距離の長さと速度で得点が変化する。

Sessioning
  • Own it : Session the ramp 0/3
    ランプで飛んで奥に着地しろ(3回)
今回はスケートボードの技術ではなく便利な機能、セッションマーカーの授業だ。


LBボタンを押して画面左上にメニューが表示されるのを確認したら、十字キーの下を押してマーカーをセット(Place Marker)。
マーカーがセットされるのを確認したら、前方に見える矢印の地点で大きなオーリーをキメよう。
着地したら、LBボタンを押したまま十字キーの上を押そう(Go To Marker)。スタート地点に戻っているはずだ。

セッションマーカーとはつまり、セットした位置にいつでも瞬時に戻れる機能のことだ。

同じことをもう2回繰り返せばクリア。マーカーは今後も頻繁に使うことになるので使い方をしっかり覚えておくこと。
むしろこの授業では、大きなオーリーをキメることの方が難しいかもしれない。
オーリーは直前までの溜めた時間で高さが、進入速度で飛距離が変わることを覚えておこう。

  • Tips
    セッションマーカーをセットしておくと失敗してもすぐに再開できる。効率の良い場所にセットしよう。
    制限時間のあるチャレンジでは大きな救いとなるはずだ。

最初に受けられるトレーニングはここで終了。この先の課題は後々追加されるようになっている。
Yesを選択すればキャリアモードの課題に、Noを選択するとSchool内に残ってコースを見学していくことができる。
コースに残って復習してもよいが、ここでは課題は追加されないので気が済んだらキャリアモードを始めよう。


中級編

2 Wheeling It
  • Own it :
    • Do a push
      プッシュして前進しろ
    • Manual for 2 seconds
      2秒間マニュアルしろ
    • Nose Manual for 2 seconds
      2秒間ノーズマニュアルしろ
    • Manual and Flip-Out
      マニュアルtoフリップをキメろ
ここからは中級編だ。中級編最初の課題はマニュアル、いわゆるウイリー走行をスケートボードでキメることになる。

右スティックをゆっくり下に倒していくと、あるポイントでマニュアルに変化する。
素早く入力するとフリップの溜め状態(しゃがみ)になってしまうので、じわじわと下に倒していこう。
右スティックの角度を指先で覚えるのが大事だ。

最後はマニュアル状態からのフリップ、マニュアルtoフリップをキメてクリアだ。
マニュアル中はいつもよりは弱いものの右スティックは下に入力されており、フリップの溜めはできている状態にある。
つまり、マニュアルからいつも通りフリップのコマンドを入力すればいいだけだ。


画面上にマニュアルメーターを表示すれば、キャリアモード中でもマニュアルの練習ができる。
マニュアルメーターのオンオフはポーズメニューの Career > Learn > Manual Meter でおこなう。


メーターがグリーンに点灯すればマニュアルが成功している状態。この入力加減を覚えよう。


マニュアルtoフリップの応用として、マニュアルtoオーリーtoマニュアルの例を掲載しておく。

このシークエンスの重要なポイントはマニュアルで着地するところにある。
マニュアルtoオーリー後、空中にいる一瞬でマニュアルの入力を完成させておかなければならない。
着地の勢いでノーズ側のウィールが地面に着いてしまったら失敗だ。

右スティックの入力加減をマスターしていなければできない、skateシリーズ必須のテクニックである。
今後必要になる場面が必ず出てくるのでここで練習しておこう。

Air Tricks
  • Own it : Air Tricks on the Ramp 0/5
    ランプでエアトリックをキメろ(5回)
空中でキメるド派手なトリック、エアのやり方を勉強しよう。

まずはスタート地点にセッションマーカーをセット。
とりあえずは何も考えずに大きなオーリーをキメよう。フランク先生の超能力によって空中で一時停止される。
あとは先生の指示にしたがって順番に入力していけばエアのルールがわかるはずだ。
途中表示される「Release all controller buttons」は「すべてのボタンを離せ」という意味。


グラブしてから右スティックを入力するか、右スティックを入力してからグラブするかでトリックが異なる点に注目。
レイトフリップは空中でフリップ入力。エアのように高く飛ばなくても、普通のフリップに足すこともできる。

Advanced Grinds
  • Own it : Grind the Rail
    レールでグラインドしろ
グラインドの授業も中級編。グラインドの直前に右スティックで姿勢を変えて着地しよう。

グラインドしようとすると空中で一時停止させられるので、あとは先生の指示にしたがって右スティックを入力すればいい。
計4回のうち2回目は5-0(ファイブオー)、3回目はBoard(ボード)、4回目はLip(リップ)をキメることになる。

  • Tips
    ボードとリップは一見同じトリックに見えるが、チャレンジの判定などでは厳密に判断されることを覚えておこう。

Pumping Transition
  • Own it :
    • Pump the Quarterpipe Transition 0/4
      クォーターパイプでパンプしろ(4回)
    • Pump each perimeter object 0/5
      周囲にあるオブジェクトの間でパンプしろ(5回)
ハーフパイプなど立体的な地形で重要となるテクニック、パンプを覚えよう。


コース内のクォーターパイプに向かって直進し、地面が水色になっている部分でLTかRTを半押しして黄色い部分で離そう。
ヒザの屈伸を利用した重心移動による加速をパンプと呼ぶ。プッシュよりもさらに鋭い加速を得ることができる。
パンプのコツをつかんだら水色のラインに沿ってコースを周りつつ、適所でパンプをキメていこう。プッシュは封印だ。


上級編

Underflips
  • Own it : Do an Underflip 0/3
    アンダーフリップをキメろ(3回)
ここからは上級編に突入だ。skate3で新たに追加されたトリックのひとつ、アンダーフリップの授業を受けてみよう。

入力はほかのフリップと同じようなものだが、多少クセがあるので難しく感じる人もいるだろう。
右スティックをピンボールの玉を跳ね返らせるような感じで3方向に入力する。
通常のキックフリップに操作をひとつ加えるイメージで素早く正確に!

Darkslides
  • Own it : Darkslide a rail 0/3
    ダークスライドをキメろ(3回)
skate3で追加されたもうひとつのトリックが、ダークキャッチとダークスライド。

この授業ではダークスライドの操作を学ぶことになる。
RBボタンを押しながらフリップを入力するとデッキが上下逆さになる。これがダークキャッチの状態だ。
その状態でレールの上に着地すればダークスライドとなる。

ダークキャッチのまま地上に降りることはできないので、デッキを元に戻す必要がある。
ダークキャッチの状態で空中にいる場合は、再度RBボタンを押すことでダークキャッチをキャンセルできる。
ダークスライド後にレールから降りるときはオーリーやフリップを入れれば元の状態に戻る。

  • Tips
    ダークキャッチはアンダーフリップ以外のほぼすべてのフリップで可能。
    ダークキャッチはレイトフリップでキャンセルすることもできる。


最終更新:2013年06月01日 16:44