001 クルマ泥棒


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両親を早くに亡くしバイオリン修復の仕事を実家でしていたので、実家住まいだった
バイクは持っていたが雨の時とか辛いのでS2000を買った
大体300万くらいで走行距離も少な目の程度のいい中古車を見つけ、ローンを組んで買った
もう嬉しくて嬉しくて、ほぼ毎日のように静香ちゃんを乗せて短距離ドライブをしていた
ある日曜日の朝、ものすごい音で叩き起こされ、何事かと思い、パジャマのまま外に出ると、
自分の愛車が名護さん家のガレージに突っ込んでいた
数秒思考が停止したが、自分の車だということに気づくと、「うおわあああああああああああああ!」と叫んでいた
慌てて運転席に駆け寄ると、中にいたのは、近所に住む手癖の悪いと評判のAママ
自分の愛車が盗まれそうになって事故ったという問題の他に、もう一つ問題があった
それは、突っ込んだ先が名護さんの家のガレージ
斜向かいのお宅は、簡単に言うと753さん
でも、普段はものすごい優しくて、753とは全く思えないくらい人当たりのいい人
自分より年上ではあるが、時には相談にものってくれた兄的存在
「名護さん!大変です!」と玄関で叫ぶと「
どした!?渡君!?なんださっきのでかい音!?」と同じくパジャマ姿で出てきた
ガレージの参上を見るやいなや、「これはひどい。なんでこんなことに!?渡君!突っ込んだのか!?」
「いやいやボクじゃないです!近所の泥ママにボクの愛車盗まれそうになって!で、運転しきれなくて突っ込んだんだと思う!」
と状況説明
その間、さすがに野次馬がぞろぞろと出てくる
その後、泥ママは病院に運ばれ、全治3ヶ月の診断を受けたそうな

気の毒だが自業自得
おまけに突っ込んだガレージには、パワードイクサーが・・・
ボクの車も名護さんのパワードイクサーも、前の部分がほぼ全損
双方の車は仲良く廃車に
自分で努力し働いて、毎日心を込めてバイオリンを修復して稼いだお金で買った愛車を廃車にされ、
今まで生きていた中で一番の落ち込みを見せた
そんな自分を見て、名護さんは「何も心配するな。全て私に任せなさい。」と言い、手続きやら何やら全てをやってくれた
後で警察にどうやって車を盗んだのかを聞くと、静香ちゃんのの招きにより家に来る→自分の車のキーを盗って、鍵を複製→その後、忘れ物をしたといい再度家に上がり、鍵を元に戻すという方法だったそうな
名護さんに全てを任せてから、3週間位経ったある日、名護さんが家にやってきた
何やら風呂敷を持って来ていて、開けなさいと言われ、開けると、その中には札束が入っていた
その額は7桁後半で、自分の愛車の値段の倍以上の金額が入っていた
名護さん曰く「私がバウンティハンターで稼いだ金だ。これで新しいクルマを買いなさい。」とな
え?あ・・・うん・・・あれ?名護さんの車の分は?あれ相当高いんじゃ・・・と聞いてみた
「いや。あれは青空の会のものだから。嶋さんが補償交渉をしてくれてる。ちょうどパワーアップしたかったからちょうど良かった。」と笑っていた