003 正義の味方


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明日は義妹とその子供が遊びに来る。
可愛い義甥っ子が何を食べたいと言っても良いように、スーパーで色々なデザートを買い込んだ。
(でも食べさせるのは義妹が許可した1個だけです)
精算を終え、デザートを袋詰めしてから一緒に買物した物の袋詰めをしていたら、何か違和感を感じた。
見ると、デザートの袋がない。
ちょうど隣の人が立ち去るところで、その人のカートの上にデザートの袋があった。
慌てて「お間違えじゃないですか?」と声をかけるも、「はぁ?」と一言残して行こうとする。
(うわ、本当に泥ママっているんだw)と思ったのは否めない。

その時はまだ少しは落ち着きが残っていたから「それ、私のです」と言えたんだけど、相手はやはり無視していた。
そうしたら、私の向かい側にいた名護さんが
「ばばぁ、何を言ってるんだ?それはこのお姉さんが買ったものだ」と言って来た。
ちなみに、私は見た目も実年齢も40目前。泥ママは30過ぎには見えない。
泥ママの勝ち誇ったような笑顔。
(こいつら、グル?)って頭の中真っ白でグルグルになった。
どうやって自分のだって証明しよう?tか、仕事でミスした時でもこんなに焦ったことはないってくらい焦ってたと思う。
でも、その名護さんが泥ママのカートを足か体で押さえて、デザートの袋を私のほうに渡してくれた。
「ありがとうございます」と受け取ったものの、頭の上には?が飛びかっている。
でももっと焦ったのは泥ママの方だったらしい。「何それ!」と名護さんに突っかかる。
名護さんはしれっとして「俺の前の人(レジの順番が?)、そのお姉さんだった。それはお姉さんが買ってた。ばばぁのじゃない」
「何でその人がお姉さんで、あたしがばばぁなの!」(内心でそこに突っ込むか、と思った)
「泥棒はばばぁで十分。恵の前だからクソをつけないだけあり難く思え」
と、私を蚊帳の外に残して怒鳴る泥ママと名護さん。

そのうちに店の人が「どうかしましたか?」とやってきたので、名護さんと私とで説明。
泥ママは「嘘だ。」とか言っていたんだけれど、私のレシートとレジ係りの人との証言もあって泥ママは事務所に連れて行かれた。
私も事務所まで行くことになったので、せめてと思って名護さんにお礼とデザートの袋を渡して「奥さんの好きなものを幾つか持って
行ってください」(最悪全部持っていかれてもいいとちょっと思っていた)と言ったら、
「お礼を貰うためにやったんじゃないから。だって俺は正義の味方だもんな~」って。
泥ママと対峙してる時も、奥さんを片手でしっかり抱いてもう片手でガードしてたし、旦那がいなかったら惚れてましたよ、多分。
最後になりましたが、泥ママが何故「ママ」だとわかったかというと、事務所で「保育園のお迎えに間に合わないじゃない!」とフジコって
いたからです。(泥ママのことはお店に任せてきましたので、どうなったかはわかりません)