カード総数800枚
OCG、原作新ルールを下敷きにした「スーパーエキスパートルール」を採用。ゲーム性が大幅に変化
さらにPSソフト「封印されし記憶」から多数の要素をフィードバック
ゲームボーイカラー専用ソフトになった為、グラフィックはかなり綺麗に
生贄召喚
すべてのモンスターカードにレベルが設定され、レベルの高いモンスターは召喚に生贄が必要となった。
モンスターのレベルは情報画面では星の数で表されており、★5-6なら1体、★7以上なら2体の生贄が召喚時に必要となる。
すでに場に出ているモンスターカードに対して「いけにえ」コマンドを実行することで生贄に捧げることができる。生贄にされたモンスターは墓地に送られる。
強力なモンスターを召喚しにくくなったことにより、★4つ以下の生贄なしで出せるモンスターの重要性が高まった。
また用語の混同を避けるためか、前作におけるレベルがコストに変更された。
コンストラクション
デュエルごとに1個もらえるカードパーツを組み合わせることで、オリジナルのモンスターカードを作成する本作のみのモード。
コンストラクションカードは上半身と下半身、2つのパーツで構成されているが、上下に分割された1タイプと、中と外に分割された2タイプの2種類が存在し、異なるタイプの上半身と下半身を組み合わせる事はできない。
コンストラクション画面では、十字ボタン左右で上半身、上下で下半身を選択。スタートボタン+セレクトボタンでタイプを切り替える。持っているパーツには★マークがつくので、それを目印に組み合わせを吟味する。納得する組み合わせができたらAボタンでカードが完成。かばん画面から完成したカードを選べば、カードをパーツに分解することもできる。
コンストラクションカードに効果モンスターは存在せず、対応強化魔法は巨大化のみ。フィールド魔法の影響は受ける。
有用な組み合わせは
コンストラクションの項目を参照。
3枚制限、制限カード
今作より、デッキに入れられる同じカードの枚数は3枚までとなった。
さらにデッキに1枚しか入れられない「制限カード」ルールも追加された。
なお、後半のCPUはこの制限カードを無視してデッキを組んでいる。
制限カードの一覧
エクゾディアパーツ各種 |
巨大化 |
ブラック・ホール |
洗脳―ブレイン・コントロール |
サンダー・ボルト |
心変わり |
光の護封剣 |
強欲な壺 |
デュエリストレベル、デッキキャパシティ
前作に引き続き導入。詳しくは
GB版オリジナルルール参照
前作と同じく、デッキキャパシティの初期値は400、デュエリストレベルの初期値は15
最大値はキャパシティ9999、レベル255。これも前作と同様
デッキキャパシティの上げかた
方法 |
上昇値 |
キャンペーンモードで対戦 |
+5 |
トレードをする |
+2 |
通信対戦で勝つ |
+20 |
通信対戦で負ける |
+10 |
レベル計算式
前作と比べてレベルが上がりやすいように変更されている。
(現在のデッキキャパシティ-400)÷3+15 ※端数切捨て
デッキキャパシティが3増えるたびにレベルが1上がる。
CPU戦だけで最大レベルの255に達するためには144回デュエルする必要がある。
モンスターカードのコスト計算式にも変更がある。
(攻撃力÷100)+(守備力÷100)-(必要な生贄の数×10) ※端数切捨て
効果の有無はコスト計算に影響していない。
下級モンスターのコストは前作と同一だが、生贄が必要な上級モンスターは
ステータスの合計値が同じ下級モンスターに比べてコストが低くなっている。
前作と同様、エクゾディアパーツは一律でコストが+50されている。
パスワード
遊戯王OCGシリーズのカード左下に印刷された8桁の数字を入力することで、ゲーム内にそのカードが追加される
当時発売されていなかったカードにも内部的にパスワードが存在している模様
パスワードで入手できるカードは1種類につき1枚まで。一部のカードは入手不可
今作ではデッキキャパシティの減少がなくなった為、1枚までなら楽に手に入れられる
召喚魔族
詳しくは
GB版オリジナルルール参照
本作から優劣関係が存在しない神魔族が追加された。神魔族モンスターは儀式モンスターのみ
手札使用のルール
本作より1ターンに1枚しかドローできなくなった。魔法カードの多いデッキでは手札切れに注意。
ターン開始時に手札が既に5枚揃っていると、カードはドローできない
効果モンスター
本作より特殊な効果を持ったモンスターカードが登場した。前作までに登場しているモンスターにも効果が追加されたカードがある。
効果を使うためには伏せ状態でなければならない。モンスターカードは伏せ状態で場に出て、戦闘を行うか攻撃表示でターンを終えると表になってしまう。よって召喚した直後に効果を使うのが一般的。
条件が揃っていれば「こうか」コマンドで発動することができ、効果を使った後は表側攻撃表示になる。攻撃や生贄に捧げる事はできない。
融合モンスター
本作より、融合したモンスターはそのターン攻撃できない制限が追加された。
また、手札のモンスター同士を融合させる手札融合ができるようになった。
素材が倒される危険は減ったものの、通常召喚扱いになるため
高レベルの融合モンスターを誕生させた場合は生贄が必要。
儀式魔法
本作より、儀式カードが仕様変更された。
- 儀式カードは使用しても消滅しない
- 一部を除き、キーモンスター1体+生贄2体という形式に(生贄はどのモンスターでもよい)
- 降臨するモンスターの召喚魔族が神魔族に変更
- 儀式モンスターを入手し、デッキに入れることが可能に
通信対戦
通信ケーブルを利用して通信対戦を行うことが可能。前作との対戦はできない。
本作から負けてもカードを奪われることはなくなった。
勝者にはCPU戦と同じように、杏子からカードを1枚もらう事ができる。
最終更新:2023年08月09日 11:54