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第3話 受難


「あの阿呆め、なめやがって…」
島の南端の灯台の近くで、アルベルは悪態をついた。
このゲームの主催者―ルシファー。自分達の住む宇宙を消そうとした男。
あの男は確かに倒したはずだ。なのに、何故生きている?
それどころか、自分達を集めて殺し合いをさせようなんて…復讐のつもりか?
「フン、ならもう一度地獄へ送ってやるだけだ」
好戦的で戦う事が生き甲斐であるアルベルだったが、積極的にこのゲームに乗ろうとは思わなかった。
ルシファーの言うことを素直に聞くのが我慢ならなかったのだ。
かといって、他の参加者と馴れ合う気も無い。他人がどうなろうと自分には関係ないこと。
自身の力でルシファーを倒すことができればそれで良かった。
「んで、このバックには何が入ってんだ?」
ここでアルベルはバックの中身を確認することにする。
出来れば、刀やガントレット等自分の得意とする武器が入っているといいんだが。
そんな事を考えがらバックを漁る。

「ん?何だこりゃ?」
バックから出てきたのは封筒だった。宛先は…「エレナへ」と書いてある。
それは、アーリグリフ王がシランドに住む知り合いの女性に宛てた手紙だった。
「成る程…あいつ、敵国の女に惚れてやがったのか…」
手紙にはアーリグリフ王からエレナへの気持ちが赤裸々に綴ってあった。
手紙を読み終えたアルベルは空を見上げる。少しセンチな気分になり…


「…ってふざけんじゃねえぞクソ虫がぁぁぁーっ!!」

そう怒鳴るとアルベルは手紙をビリビリに破り捨ててしまった。



【I-10/朝】
【アルベル】[MP残量:100%]
[状態:支給品に対する怒り]
[装備:無し]
[道具:荷物一式]
[行動方針:ルシファーを倒す、基本的に単独行動するつもり
[思考1:武器の調達]
[現在位置:琴ヶ崎灯台付近の海岸]
※支給品の「アーリグリフ王の手紙@SO3」は捨てました

【残り60人】




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アルベル 第20話
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