Portrait of the Artist as a Young Bunny

Portrait of the Artist as a Young Bunny

監督:Chuck Jones, Phil Monroe
脚本:Chuck Jones
発表: 1980年5月21日(TV)
L/M: なし
※現行吹替え版未公開エピソード


あらすじ

 待ちに待った夏休みが始まり、はしゃいで学校から飛び出す生徒たち。バッグス・バニーもつられて巣穴から飛び出すが、もはや自分は学校と無縁だと気付いた瞬間、木に顔面を打ち付けて脳裏に子ども時代が蘇る。

 遠き少年時代。夏休みを迎えて元気一杯に森を飛び跳ねていたバッグス少年は、同じく終業式を終えたばかりのエルマー・ファッド少年と出会う。猟師に憧れてコルク銃を携えていたエルマー少年は、バッグスがウサギだと気付くと最初の獲物にしようと考えるが……。

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収録状況

 未収録

登場キャラクター


備考

1. 日本での放送

2. 作品内容
  • 米国CBSのテレビスペシャル『Bugs Bunny's Bustin' Out All Over』(1980年)用に書き下ろされた3つの短編のうちの1つ。対象視聴者層である子どもたちに向けて、バッグスとエルマーのやんちゃな少年時代が描かれる。
「Bugs Bunny's Bustin' Out All Over」放送作品
(1) Portrait of the Artist as a Young Bunny
(2) とんでいったバッグス/Spaced Out Bunny
(3) Soup or Sonic 
  • 物語中盤ではワイリー・コヨーテがゲスト出演。落下初心者のエルマーに地面に落ちる方法を教えようとする。

3. 台詞
【1】エルマーが崖から落ちるよう仕向けたバッグス。だがエルマーはそのまま空中を歩き出す。
バッグス・バニー(幼):ねえセンセ。何か間違ってない。
エルマー・ファッド(幼):オレが? なに?
バッグス・バニー(幼):重力さ。
エルマー・ファッド(幼):あぁそうか。でもまだ重力は習ってないんだ。〔歩いて対岸まで渡りきる〕

【2】回想が終わって。
バッグス・バニー:僕はもう若くなくて幸せだ。ま、きっと僕とエルマーは若くして追いかけっこをはじめた最年少記録だろうね。
??:ミッミッ!
〔バッグスの前をまだ卵のロード・ランナーとオムツ姿のコヨーテが通り過ぎる〕
ロード・ランナー(幼):ミッミッ!
バッグス・バニー:うん、そういうわけでもないみたい。
 バッグスの台詞「I'm Glad I'm Not Young Any More」は、映画『恋の手ほどき/Gigi』(1958年)に出てくる挿入歌のタイトルでもある。/ワイリー・コヨーテロード・ランナーの幼少期を描いた作品には「Little Go Beep」(2000年)がある。

4. 関連作品










最終更新:2015年07月19日 01:45