1947年3月9日公開 - Looney Tuens - ダフィー・ダック&ヨセミテ・サム
スタッフ
Director: I. Freleng
Story: Michael Maltese, Tedd Pierce
あらすじ
豪雪に閉ざされた山小屋。
食料は底を尽き、苛立った2人の男たちは取っ組み合いの喧嘩をはじめる。
そのとき、扉にノックの音が響き、レシピブックの訪問販売員の
ダフィー・ダックが現われた。
飢えた男達はまさに鴨葱とばかり、ダフィーを捕まえて調理しようと追いかけっこをはじめる。
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登場キャラクター
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ギャグ
空腹のあまり錯乱したサムは、仲間(サムの色違い)の足が鶏もも肉に見えてにじり寄る。
だがそんなサムの姿も、仲間からはサンドイッチに見えているのだった。
チャップリンの『黄金狂時代/The Gold Rush』(1925年)を思わせるギャグ。
ダフィーは屋根裏にあった飛び跳ねるカモの人形を使って遭難者の目を欺こうとする。
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備考
- ヨセミテ・サムが2度目の登場。珍しくダフィー・ダックの引き立て役を演じている。
- クラシック短編でサムがバッグス・バニーシリーズ以外に登場したのは、本作と「Honey's Money」(1962年)の2作品のみ。
- サムがバッグスとダフィーの2人と共演した作品には、「これも人生?/This Is a Life?」(1955年)と「スターはつらいよ/A Star Is Bored」(1956年)がある。
- クラシック短編で唯一、サムがトレードマークの黒覆面をしていない。
この時点で覆面は列車強盗という役柄に付随する衣装という認識だったと思われる。
- 山小屋に貼られていたカレンダーは1895年のもの。
(1846年に起きたドナー隊遭難事件への迂遠な仄めかし?)
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最終更新:2016年03月12日 20:54